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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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原油の動きよりインドなど新興国の動きに注意したほうが良いよ…
 週明け9日の日経平均は308円06銭安の1万4181円38銭、TOPIXは30.57ポイント安の1397.54と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは110、RSIは50、25日線かい離はプラス0.6%でした。出来高概算は19億3000万株、売買高は約2兆円でした。
 まあ、先週末の原油価格の急騰、ニューヨーク株の急落には驚いたが、為替が落ち着いているし、朝から外人さんも買いこしているしで、とりあえず様子を見ておこうということのようでした。狼狽する動きがありませんでしたので、日本株の基調はずいぶん変わった、と見て良いようですね。


 さて、土曜日はブログを書いたものかどうか迷いましたが、とりあえず顧客優先で株式レポートに注力させてもらいました。もともと、昨年11月22日安値接近場面を相場の転換点と考えていましたので、購読会員の方は違和感は無いと思います。ニューヨークダウおよび日経平均の下値めどや個別銘柄の対処法、押し目買いのめどなどは、詳しく分析して書いておきましたので、直近号を読んでおいてください。

★ビッグサプライズだったが、真相は…? 
週末のニューヨークの動きが特殊要因によるものであることは、皆さんも相場の解説等を通じて理解しておられると思います。ただ、米国の雇用統計で失業率が上昇することは事前予想でも分かっていたはずです。新規の労働者が増えたことが、失業率を上昇させたようですが、20数年ぶりの上昇率になった、ということが市場にとって「サプライズ」な材料になったようです。
 
 それよりも、ニューヨークダウを急落に追い込んだのはやはり原油価格の上昇でしょう。私自身ももしかしたら100ドルくらいまで下落するかな…とみていましたので、正直ショックでした。実際、最近の取引には不透明なところが多く、米国商品先物取引委員会(CFTC)も監督を強化するし、消費国側も在庫などの把握を蜜にやることを決めています。投機を封じようという動きが強まっていたため、CFTCの大口投機家の買いポジションは5月中旬の7万枚超の買い越しから月末には2万6000枚程度まで急減していました。

 当然、価格も下落していますが、そうなると一段安を見込む投資家は売りポジションを取ってきます。在庫の増加など先安感が強まっていましたから、売り残も相当つみあがっていたはずです。そこに、失業率の上昇やECBの利上げ方針からドルが安くなりはじめたばかりでなく、死神「格付け会社」があちこちの金融機関やモノラインを格下げしまくり、金融不安が再燃。ドルが売られた結果、原油が買われ、安易な売りをしていた連中が買戻しを迫られたのが、急騰の要因だ、ということでしょう。どうも、最近は、流れに沿って安易な動きをすると、必ず反対方向にもっていかれるという傾向があるようです。

★VISTA売りがインドに波及…?原油はそれでも上がるの…?
 とにかく、相手にしているのは、自分らの投機の所為で人が飢え死にしても関係ないと言い切る人種…。そんなのが落とし穴やら、熊バサミなど罠を仕掛けているところに好き好んで入っていくことはありません。ちゃんと、ファンダメンタルを押さえて株価を追っていけば、怪我はすくなうなると思います。原油価格についてですが、VISTA諸国の現状については先週も書きました。その際、BRIC’sのなかでインドが怖いと書きました。今日、インドの金融当局はインドルピーの防衛のために買い介入を行いました。資本が国内から出て行くのを阻止することと、投機筋の売りたたきを防ぐ狙いのようですが、投機筋と正面きって戦うだけの手持ちドルがありません。

 そうなると、国内の金利を引き上げて資金が逃げないようにしなければなりません。もちろん、景気にとってはマイナスです。成長期待が強いといわれてきた、VISTA、インドが景気後退の危機にさらされています。当然、原油需要は減少するはずですが、それでも価格は上がるのでしょうか…。原油と同様に景気との関係が深い、銅や鉛、亜鉛など非鉄市況は急落しています。明らかに、原油は「ばばつかみ」の段階に入っています。将来的に、VISTAなどが成長してくることは間違いないことでしょうが、ここしばらくは、国際収支の悪化で痛めつけられそうです。 しばらくは新興国の動きから目を離さないようにしないといけません。

★意外とショックに強かった日本株
 さて、原油がらみの話が長くなりすぎました。日本株については、世界の国がインフレを怖がっているのに、日本では、「脱デフレ」ということで、むしろ歓迎するようなムードがあります。海外からの買いが入っているのも、日本経済が「脱デフレ」からいよいよ、経済が正常化して離陸をはじめるという期待があるものと思われます。意外と、底堅い背景にはこのあたりがありそうです。ただ、問題は米国です。週末の波乱のうらには、大手のファンドが資金返済を迫られ反対売買をした、という話もありますので、米国の金融界の動きは十分注意してみておかねばなりません。米国預金保険公社の総裁が「大手行のなかにも破綻する懸念があるところがある」と発言しています。すでに犯人探しみたいなことがはじまっているようですが、米国の金融危機は総論から各論に移っており、突然、破綻なんてことが無いとはいえません。

 当面の相場については、レポートとの関係があり、まだ今日はかけませんが、以前から言っているように、理想的な買い場は13週線に近づいたところ…。株価が横ばいになって13週線の上昇を待つか、株価の方から13週線を迎えに行くか…。どちらにしても、株価が出直るなら、まずは割安に放置されているものの水準訂正から…

 今日は、何か焦点ボケみたいなことを書いてごめんなさいね。 


 
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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