大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、冴えない製造業指標を受け下落幅を拡大したものの、予想を上回る自動車販売や雇用統計発表前のポジション調整から買われ、高安まちまちで終了
 おはようございます。 昨日は昼から急用で奈良市内まで出かけ、書き込みができませんでした。ご容赦!
 昨日の日本株は、大幅続伸。2日がかりで29日の下落分を埋めました。欧米株高にくわえ、この日発表の日銀短観で設備投資が堅調だったことを評価。中国の自動車取得税引き下げや中国製造業PMIの底堅い動きなどを受け、自動車株や機械株が上昇。また、自民党有力議員や元日銀副総裁の追加緩和への前向きな発言から、週明けの日銀会合での緩和期待も高まり、海外先物筋が日銀トレードを実施。不動産やその他金融など関連株が上昇するなどしたことが、指数の押し上げに寄与しています。
 またぞろ、日銀トレードが始まったようですが、10月は月末にも会合を控えているほか、日銀短観でも内需は堅調に推移しており、来週の会合での追加緩和を期待するのはやや無理があるか…。直近レポートでもイベントドリブン型ヘッジファンドの動きと指数の関連を示しましたが、結果が裏目に出た場合、ポジション解消が下落のきっかけになることも多く、日銀トレードの規模によっては警戒も必要。ただ、これまでにも書いていますように、先週の底割れ危機、今週と、下押し懸念があった時に安倍首相のタイムリーな口先介入が入っており、投機筋としても売り仕掛けがしづらい状況に…。
 日経平均、TOPIXのRSIの上昇、25日線マイナスかい離の縮小、騰落レシオの90%超えなど、上向きのトレンドが強まっており、短期的な強調相場を期待したいところ…。25日線付近(1万8057円)付近がポイントに。

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6272ドル01セント     -12ドル69セント(0.08%)
 NASDAQ総合指数      4627.08ポイント        +6.92ポイント(0.15%)
 S&P500            1923.82ポイント        +3.79ポイント(0.20%)
 CME日経平均先物      1万7630円           -60円
 10年物国債金利        2.04%              -0.02%
 ニューヨーク原油        44.74ドル            -0.35ドル
 GOLD              1113.70ドル           -1.50ドル
 ドルインデックス         96.14              -0.14    


 昨日の米国株は、中國の景気指標が堅調だったことを好感。前日までの強い流れを引き継ぎ買いが先行。続伸してスタートしました。売られ過ぎ感のあった医薬関連などに買いが入り、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値1万6348ドル(前日比64ドル高)をつけています。しかし、ISM製造業景況指数(9月)が、予想、前月水準を下回ると景気の先行き警戒感が台頭。益出しを急ぐ動きが強まり、昼ごろにはこの日の安値1万6073ドル(同211ドル安)をつけるなど、荒っぽい動きに…。昼過ぎ、予想を上回る新車販売台数や建設支出が発表されると関連株を買いなおす動きが強まり、下落幅を縮小。今晩発表される雇用統計を前にしたポジション調整の動きもあり、結局、ニューヨークダウは小幅反落、S&P500とNASDAQ総合指数は、小幅続伸して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1544、値下がり1609(NASDAQ市場は、1196-1623)。VIX指数は、8%下げ22.55ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。バイオ株の見直しからファイザーが1.37%、建設支出の伸びを受けたホームデポが1.3%、それぞれ上昇。グーグルとの特許訴訟が終わったマイクロソフトが0.8%上昇。一方、世界景気減速懸念からキャタピラが1.5%下落。通信関連のベライゾンが1.3%、シスコシステムズが1.2%それぞれ下落。ただ、採用銘柄で大きく変動したものはなく、指数は小動き。業種別は、素材、医薬品、バイオテクノロジー、自動車、ヘルスケア、家具などが上昇。公益事業、半導体・同製造装置、通信、アルミなどが下落。

 NYダウは、3日ぶりに反落。一時上昇したものの、25日線を意識して売られています。週足は2週連続し下ひげをつけており、8月24日安値に対する2番底を意識する動きが出ていますが、2番底確認には9月17日の戻り高値の更新が必要…。短期的には、主力3指数とも9月26日の長大陰線を抜け出せずにいることから、まずは、この下落圧力から脱することが先決…。

 米国株は高安まちまち。円は、弱い米国の製造業指標を受けドルが売られ、対ドルは119円80銭台に強含み、対ユーロは134円10銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、米株安につられ売られたものの、米株の下落幅縮小とともに値を戻し、大証先物終値比60円安の1万7630円で帰ってきました。レンジは、1万7390円~1万7855円(立会時間中は、1万7440円~1万7655円)。出来高は、4000枚減の5万8382枚。本日の日本株は、米雇用統計先物の発表を控え、模様眺め気分が強まりそうです。ただ、週明け7日に日銀会合結果発表を控え、日銀トレードが行なわれる可能性もあり、予想外に強い展開になる可能性も…。昨日もかいたように、週足一目均衡表の「雲」上辺を回復して終わるかどうかが焦点…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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