大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、雇用統計結果のマイナスサプライズを受け反落スタートも、原油価格の上げや売られ過ぎ銘柄への買戻しから、主力3指数とも急伸して終了
 おはようございます。 寝る前に見た雇用統計結果と市場の反応と、朝起きてみた市場の結果は、まさにサプライズ…。
 昨日発表の米9月雇用統計結果は、ネガティブサプライズを市場にもたらしました。非農業部門就業者数は、予想(+20.3万人)を大幅に下回る14.2万人増。アノマリー通り増額修正されるとみた8月の数字は、17.3万人増から13.6万人増に下方修正。さらに7月分も+24.5万人から、+22.3万人に下方修正されています。これで、2か月連続でFRBが目安とする月平均20万人の増加を2か月連続して下回ることになります。また、FRBが注目する労働参加率は、前月から0.2ポイント低下し、62.4%と1977円以降最低水準に落ち込んできました。また、将来のインフレ要因として注目する平均時給は前月から0.01ドル低下し、25.09ドルに下がっています。前年比では+2.2%を維持しているものの、週平均労働時間は、前月から0.1時間減の34.5時間に減少。今後、平均時給に低下圧力がかかる可能性もでています。
 ネガティブサプライズになった今回の結果を受け、短期金融市場では、利上げ時期の確率を10月10%、12月33%、来年1月41%、同3月は56%と予想。来年3月まで利上げはできないのではないかとみる投資家が半数を超えています。市場の反応は、久しぶりに心躍るものになりました。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ      1万6427ドル37セント      +200ドル36セント(1.23%)
 NASDAQ総合指数    4707.78ポイント         +80.69ポイント(1.74%)
 S&P500           1951.36ポイント         +27.54ポイント(1.43%)
 CME日経平均先物    1万7870円            +200円
 10年物国債金利      1.9890%             -0.0530%
 ニューヨーク原油      45.54ドル             +0.80ドル
 GOLD            1136.30ドル            +22.60ドル
 ドルインデックス      95.92                -0.18   


 昨日の米国株は、朝方発表された9月雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回るなど、冴えない結果に失望した売りが増加。景気先行きへの懸念が高まり、全面安商状でスタート。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万6013ドル(前日比259ドル安)をつけていました。ただ、統計内容を見ると、時給や週労働時間などが前月から減少。インフレ圧力が後退してることから利上げ懸念が後退したことを好感。米国内の稼働リグ数の急減を映し原油価格が上げに転じると、資源エネルギー株が上昇。指数が上げに転じると次第に押し目買いが広がり、上げ幅を拡大。引けにかけてはポジション調整の買戻しの動きも強まり、ニューヨークダウは高値引けしています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2369、値下がり807(NASDAQ市場は、1954-899)。VIX指数は7.1%下げ20.94ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(ベライゾン -0.28%、JPモルガン -0.28%)。寄り付き段階では、採用30種のすべてが下落。原油価格の上げを受け、シェブロンが4.1%、エクソンが2.46%、キャタピラが2.03%上げるなど、資源関連が指数の上げをリード。バイオ関連の見直しからファイザーが3.9%、ヘルスケアのユナイテッドヘルスも1.9%、それぞれ上昇。ドル安を好感し、マイクロソフト(+2.15%)、3M(+1.7%)、デュポン(+1.8%)など多国籍企業の上げも目立ちました。業種別は、エネルギー、素材、ギャンブル、非鉄、金鉱山などが上昇。銀行、各種金融、空運、人材派遣などが下落。

 NYダウは大幅反発。週間でもプラスで終わりました。この日は30日のNYダウのMACD買いシグナル発信に続き、S&P500が買いシグナルを発信。いずれも短期的な強気に転換しています。NASDAQ総合指数は、MACD-62、シグナルライン-55と、まだ買いシグナルを出していませんが、週明けにも買いサインを出してくるかもしれません。この日最大の注目ポイントは、これまでの例にならい8月の非農業部門就業者数が大幅に増額修正されるとみていた投資家が多かったこと…。しかし蓋を開けてみると数字は7月、8月ともに減額修正。期待は見事に裏切られ、投げで始まっています。この動きが大きなポイント。詳しくは明日発信のレポートで解説します。もしかしたら、ずっと主張してきたことが正しかったかもしれませんよ。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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