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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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市場の挑戦を受け始めた米国
 
 ニューヨーク ダウが急落してきました。信用不安の再燃や米国財政事情の悪化、ドルが当面の戻りめどを達成したこと(昨日分参照)などから、ドルが売られたことが原油上昇の引き金となり、株価がうられています。米国政府は、信用不安対策の低金利持続、ドル安対策としての金利引き上げ…のハザマで板ばさみになりつつあります。また、これまで、クレジットクランチで共同歩調をとってきた、EUとの足並みも乱れ始めており、1987年のブラックマンデー前の状況とよく似てきました。学習効果がありますので、再発はしないと思いますが、震源地の米国大手証券の決算発表を控え、市場はかなり神経質になっているようです。

 このところ、新興国を含め、利上げを実施するところが増加。利上げ競争みたいな動きも出始めました。世界の株式市場が動揺しているのは、金利上昇への恐怖に他なりません。以前からかいてきましたように、現在の世界的な株式の調整は、長期の金利の動きが「低下→上昇」に向かったために、起きている軋みであり、米国の信用不安もこの変化を無視したために起きた…という認識が必要です。ここからは、長期的な視点で株価を見ていく姿勢が必要です。

 それでも、目先の「痛み」がきついのは投資家みんなに共通です。今後の、動きなど力の無い私などには予想もつきませんが、直近のレポートで掲載したニューヨークダウの見通しについて、掲載してみます。以下はその全文です。

NYdau30.gif


★ニューヨーク株の下値めどは…?
 ニューヨーク株については、これまでテクニカル面から分析し、1万3000ドル台での上値圧迫、ボックス相場の下限割れから、3番底模索の可能性があることなどを解説してきました。先週の200ドルを越える上昇で、一時期はボックス相場の下限に復帰したのですが、週末の急落で、全てを帳消しにしています。今週の、相場環境がどのように変化するかはわかりませんが、今の状況で予想できる下値を算定してみたいと思います。
 まず、下値支持線Aの存在です。今年、1月と3月の急落を支えたラインですから、信頼性は非常に高いものと思われます。当面このラインを第一の下値めどとすると、1万2000ドル前後がポイントになりそうです。
 次が、昨年5月高値1万1642ドルの急所。高値から延長したラインは、今年1月23日のザラ場安値1万1530ドルを支えただけに信頼性は高くなっています。このラインまで、下がると少々厳しくなりますが、場合によっては一番底を形成する可能性もあります。できるだけ、支持線Aで下げ止まってほしいものです。
 別のテクニカル面でも算定してみましょう。一番底からの戻りは1万2757ドルまででしたが、この後の2番底までの下落幅は約1030ドル。これを今回の戻り高値1万3136ドルから引くと、1万2100ドルが出てきます。計算上はほぼ、支持線Aに対応するものがでてきます。
 先週の引け値1万2209ドルからみると、あまり余裕がないようですが、とりあえず、支持線Aのある1万2000ドル前後を想定してみてはどうでしょうか。
 ただ、ドル売りや原油価格の上昇が続いた場合、一段の下落が予想されますが、その場合の下値めどはどの程度になるのでしょうか。長期足をみると、2000年のITバブル崩壊前後に長期持合を形成した1万1000ドル付近は下値の岩盤と考えることができます。この岩盤を切るには相当な下げエネルギーが必要になりますので、下値支えの信頼性はかなり高いものと思われます。また、エネルギー面から、上下の目標値を探るやり方があります。上げ相場のときに下げのエネルギーが蓄積されるとし、この解消点が下げのめどになるとするものです。チャート内に図示しましたように、1万1300ドル付近に下げエネルギーの解消点がありますが、この水準はITバブル崩壊時に形成したテーブルに対応しています。1929年の「大恐慌」クラスの激震がくれば話は別ですが、当面は、1万ドル~1万1300ドル付近で形成したテーブルの下値支持力を信頼しておけばいいのではないでしょうか。
 いずれにしても、「ドル高」「原油安」「債券安」の相場環境に復帰できるかどうかがカギ。今週は、12日に発表される小売売上高などファンダメンタル面から目が離せなくなりそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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