大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、ECBサプライズや景気の堅調ぶりを示す景気指標、予想を上回る企業業績の続出などを好感。3日ぶりに急反発して終了
 おはようございます。
 昨日開催のECB理事会は事前予想通り、政策据え置きで終わりました。しかし、その後の記者会見で、久しぶりにドラギマジックが炸裂。市場は大慌ての展開になりました。物価上昇圧力の弱まりからデフレへの対策を急いだのでしょうが、本音は、これから品格化するフォルクスワーゲン不正の景気への影響に備えることが狙いなのではないでしょうか。理事会のメンバーの一部からは、昨日の会合で緩和を実施すべし…との発言もあったようですが、12月開催で緩和スキームを再検討することに決まったようです。今回会合での市場の期待感が強かっただけに、市場に配慮。期待感を持続させるうまいやり方です。さすが、市場のことを熟知したGS出身の議長だけあります。日本も月末に日銀会合を控えていますが、こちらのほうは、先行して開催される米国FOMCの結果次第の側面があります。今日から日銀トレードが強まりそうですが、黒田総裁にドラギ総裁のようなグッドジョブができるかどうか…。今回の市場との対話は、かなり難しそうですよ。大丈夫ですか…。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7489ドル16セント      +320ドル55セント(1.87%)
 NASDAQ総合指数      4920.05ポイント         +79.93ポイント(1.65%)
 S&P500            2052.51ポイント         +33.57ポイント(1.66%)
 CME日経平均先物      1万8865円            +415円
 10年物国債金利        2.03%               -0.00%
 ニューヨーク原油        45.38ドル             +0.18ドル
 GOLD              1166.10ドル            -1.00ドル
 ドルインデックス        96.38                +1.33


 昨日の米国株は、ECBが12月にも追加緩和を再検討する方針を示し欧州株が全面高になった流れを引き継ぎ、買いが先行。タカよりしてスタートしました。この日発表された新規失業保険申請件数、中古住宅販売がいずれも好調なものだったことに加え、1年ぶりに売上高が増加したマクドナルドや、一段の悪化が懸念されたキャタピラの業績が前回利益警告の範囲内にとどまった安心感から買われるなど、企業業績への安心感から、終日買われる展開に…。ニューヨークダウは引け近くには、この日の高値1万7505ドル(前日比337ドル高)をつけています。また、引け後に発表された、アルファベット(GOOGLE)やアマゾン、マイクロソフトなど主要ハイテク企業の決算は、いずれも予想を大はばに上回り、アフターマーケットでも買われ、今晩の相場に期待をつなぐ格好になっています。結局、主要3指数とも大幅反発。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2358、値下がり819(NASDAQ市場は、1800-1023)。VIX指数は2.25ポイント下げ14.45ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。世界既存店売り上げが1年ぶりに増加に転じたマクドナルドが8.1%高と急伸。予想を上回る業績を受けスリーエムが4.1%、前日好調な決算を発表していたボーイングが3.6%、業績悪化が想定内に収まったキャタピラが2.84%、それぞれ上昇。全体で16銘柄が2%超えの上げとなり、指数をけん引。一方で、ユナイテッドヘルス(-3.64%)、AMEX(-5.24%)の下落が目立ちました。業種別は、半導体・同製造装置、鉄鋼、コンピュータサービス、汎用化学品などが上昇。ヘルスケア、住宅建設、パイプライン運営などが下落。

 NYダウは3日ぶりに反発。主力企業の業績が予想を上回ったことを受け、このところ上値抵抗線になっていた100日線を上回ってきました。先日来、今回の戻りの急所は8月中旬の週足長大陰線の寄り付き付近(1万7472ドル)付近…としてきましたが、本日これを達成しています。今回の市場波乱前の水準に到達したことで、目標達成感も出やすいところ…。市場の安定への復帰は、FRBの利上げへの懸念につながりやすく、ここからは、予想外の業績に伸びと利上げ懸念の綱引きになりそう。引き続き、NASDAQ総合指数の伸びが鈍くなっており、全般はグロース株→バリュー株への流れを強めているようです。

 米国株は急反発。円は、ECBの追加緩和思惑から、ドルが急伸。対ドルは120円70銭台に下落。対ユーロは133円80銭台に急伸。CME日経平均先物は、大証先物終値を415円上回る1万8865円で帰ってきました。レンジは、1万8375円~1万8885円。出来高は、8000枚増の5万8336枚。思ったほど商いは伸びておらず、買戻しが主だったのでしょうか。本日の日本株は、ECBサプライズを受け好調な相場が期待されます。市場には売り物がたまりこんでおり、今日は、買戻しやオプション弱気ポジションのヘッジなどから指数の大幅高が予想されます。とにかく、9月9日の戻り高値(1万8771円)を更新し、底打ちを確定することと、週末控えでもあり、来週につなげる終わり方ができるかがポイント。ECBの追加緩和方針を受け、月末の日銀緩和を意識した日銀トレードも強まりそう。銀行、証券、保険、リースなど…。郵政3社IPOの環境づくりのNTT、スマートカーのSONY…。やはり、年末・年始高への助走は始まっていたみたいですね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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