大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



昨日の米国株は、FRB関係者の年内利上げ示唆発言が重なったことや、原油価格が続落したことを嫌気して売られ、主力3指数とも大幅続落して終了
 おはようございます。 昨晩は決算結果のデータ作りを始めたため、書き込みができませんでした。悪しからず…。

 昨日の日経平均は7日続伸、TOPIXは反落して終わりました。日経平均サイコロは10勝2敗と変わらずでしたが、TOPIXは7勝5敗に低下。指数間のかい離が目立ってきました。NT倍率を見ると10月19日の12.12倍から、10日には12.37倍に拡大。予想通り日経平均優位の展開になっています。以前から今回の相場は、中国ショック時に日本株を弱気しすぎた海外投機筋が一発逆転を狙って日本株を売ったものの、その後、欧米の金融政策が変化。円高を前提にした投資方針に狂いが生じ、梯子を外された状態になっていることから、この買戻しが指数を押し上げる…としてきました。特に、中国ショック以降、日経平均型に売りが集中。2兆円を超える売りがたまっていたことから、この買戻しから日経平均主導の上げになる、とみてきましたが、想定通りの展開に…。

 昨日発表の投資主体別売買動向で、日経平均先物は、ラージ、ミニを合わせ1525億円の買い越し。10月第4週以降3週連続の買い越しで総計は3346億円になりました。今週に入っても買戻しは進んでいるはずですが、それでもまだ1兆5000億円以上の売り玉が残っているのではないでしょうか。ただし、この大半は、8月11日の中国元切り下げショックから、8月下旬までに売られたもので、売値は高く、慌てて買い戻す必要は無いものと思われます。このところ、頭打ち感が強まっていましたが、9月第二週以降に売り込み、損失を抱えていた筋の買戻しが一巡したのかもしれません。この辺のことは、今日の日経証券面でも解説してあります(いまさらですが…)ので読めばわかるでしょう。昨日、朝の書き込みでも主力株は一巡し、小型や新興市場に物色が移動するかもしれないと、しましたが、やはり、休んでいたものが動き始めています。今日は米国株が波乱していますが、日本株の場合は、まだ売込み玉が残っており、この買戻しが支えとなり、深押しは無いのかもしれませんね。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7448ドル07セント       -254ドル15セント(1.44%)
 NASDAQ総合指数       5005.08ポイント          -61.94ポイント(1.22%)
 S&P500             2045.97ポイント          -29.03ポイント(1.40%) 
 CME日経平均先物       1万9450円             -230円
 10年物国債金利         2.3190%               -0.0190%
 ニューヨーク原油         41.75ドル              -1.18ドル
 GOLD               1081.00ドル             -3.90ドル
 ドルインデックス          98.12                -0.33


 昨日の米国株は、FRB関係者の年内利上げ発言が相次いだことを嫌気し、警戒的な売りが増加。大幅続落して終わっています。朝方発表された新規失業保険申請件数は、やや予想を上回ったものの、強弱の分かれ目になる30万件を36周連続で下回り、雇用が堅調に推移していることを示唆。また、セントルイス連銀やリッチモンド連銀、ニューヨーク連銀の各総裁が、「金融政策の正常化を始める環境が近い…」など、年内利上げ方針を示唆する発言をしたことから、警戒的な売りを出す投資家が増加。終日、だらだらと下げる展開になりました。また、原油在庫が予想を大幅に上回ったことが嫌気され原油価格が下落。エネルギー株が売られたことも指数を下押ししています。結局、主力3指数とも反発らしい動きも見せず、続落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり605、値下がり2564(NASDAQ市場は、646-2211)。VIX指数は、14.4%上げ18.37ポイントに上昇。先行きを警戒する動きが強まりました。

 ダウ30種は、値上がり2(ユナイテッドテクノロジーズ +0.98%、シスコシステムズ +0.04%)、値下がり28。エネルギー価格の下落を受けキャタピラが4.5%、シェブロンが2.5%、エクソンが2.7%、それぞれ下落。景気の先行き懸念から、GSが2.34%、JPモルガンが2%、それぞれ下落。採用銘柄中24銘柄が1%超えの下落となり指数を押し下げ。業種別は、すべてが下落。エネルギー、非鉄、家電などの下落が大きかったようです。

 NYダウは続落。1万8000ドルの壁を前に伸び悩む動きがありましたが、2日前に日足MACDが売りシグナルを出すなど、弱含む動きが出ていたことから、想定された下落でもあります。すでに、市場は年内利上げを織り込みながら動いており、昨日の連銀関係者の年内利上げ示唆発言は、現実悪的なもの…。すでに織り込み済みになっている以上、下げに対し過剰に懸念する必要はなさそう。昨日のニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は188、NASDAQ市場は156と増加傾向にあり、年末をにらんだ節税対策の損出しの動きが前倒しで始まっている可能性も…。年内最後の買い場を提供してくれるかも…。

 米国株は続落。利上げ懸念が強まったことから一旦はドル買い分を益出しする動きがでて、ドルは主要通貨に対し下落。円の対ドル相場は122円60銭台に小幅上昇。対ユーロは132円60銭台に下落。CME日経平均先物は、米株安に加え、今日のオプションSQを意識した売りなどから、大証先物終値を230円下回る1万9450円で帰ってきました。レンジは1万9435円~1万9730円。出来高は1万5580枚増の4万8053枚。本日の日本株は、CME終値にさや寄せする先物売りから反落してスタートしそう。昨日まで日経平均3本新値は連続して9本の陽線をたてており、反落警戒が出るところ。陰転値は1万9642円74銭ですが、週末であることを考えると、陰転して終わることもありそうです。ただ、前段でも書いているように、まだ多額の先物売りが残っており、短期的には、買戻しのためのウリ仕掛けから下落幅が拡大する局面も…。米国株の先高方向に変化はなく、好業績にも関わらず、売り込まれた銘柄の押し目買いのチャンスに…。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ