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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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先物筋も迷う現在の相場…
 17日火曜日の日経平均は6円安の1万4348円37銭と小反落したものの、TOPIXは0.29ポイント高の1401.98と、小幅続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは104、RSIは57、25日線かい離はプラス1.6%でした。日経平均は小安かったのですが、値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回っており、中小型株や新興市場の好業績銘柄中心に、結構しっかりした展開が続いています。ただ、相場のサイクルが短く、「ちょちょっ」と、つついてはさっと逃げるヒットアンドウエー相場ですから、高いところをいってしまうと、次の出番まで待たされる…ということになります。休んでいるところ、休んでいるところを狙うのが正解ですね。


★原油相場は連日の乱高下…最後のあがきか、それとも一段高…?
 それにしても、原油相場の動きは「すさまじい」の一語に尽きます。昨日は北海油田の火災の噂が流れて、瞬間的に140ドル寸前までいきましたが、引けにかけては134ドル台まで、5ドル下落しています。このところ、立会い中には7ドル程度の乱高下はザラにありますね。典型的な高値波乱の商状で、そのうち下に落ちるんではないかと思いますが、これでは、先物筋もどちらに仕掛けていいか分かりませんね。為替だってEUの記録的な物価上昇で7月の利上げは間違いない、として、ユーロが買いなおされたものの、以前のようにドルが急落しないようになっています。

★先物筋の間でも対立しだした相場観
 いろんな点で、何かが変わっています。だから、先物筋の相場観がそれぞれ異なり、取るポジションも異なるから、以前のように破壊力が無い…。それだけ、外部環境の変化が消化難になっているんでしょう。このブログでは、日経平均の採用銘柄やTOPIXの売買に絡むような企業は、「背後霊」がついているようなものだから、業績が良かろうが悪かろうが関係ない…。サヤや債券先物との絡みでどうにでも変わる…だから、指数売買と関係のない中小型株を攻めなさいといい続けてきました。ようやく、日の目を浴びてきましたね。

★基本は回転商い…割安株の休憩中を」狙え
 ただ、どうしても個人資金が中心ですし、いつ相場環境が激変するか分かりませんから、回転が速くなります。まさに「究極のリスク回避法」である、その日のうちに決着をつけて明日にポジションを持ち越さない…ことを地で行っているような感じです。実際、WTI原油の相場をみていると、明日の相場はどうなるか分かりませんから、こんなやり方もやむをえないのでしょう。しばらくは、こんな感じの相場が続きそうですから、「ヒットアンドウエー」戦法で行かざるを得ません。

 このコーナーで皆さんにも紹介していた大氣社が今日新値をとり、PERが11倍台のソランも休み明けで動いてきました。ともに、直近のレポートで再度手がけてみては…と注目した株ですが、予想通りのうごきになり、感謝…。一方で、原子力関連の穴株として注目した宇徳が、投げ商いにあい、高値から100円押しを達成しました。13週線が近づいてきましたので、500円飛び台まで振られるつもりなら、面白くなってきました。休んでいるところを買って順番待ち…吹いたら売る…。しばらくはこれで行きましょう。

★IT業界に新たな新興国需要…?
 さて、昨日のニューヨーク市場ですが、原油価格が乱高下したものの、結局安く終わったことから、インフレ懸念が弱まった、としてNASDAQのハイテク銘柄が切り返していました。以前から、原油価格が下がればハイテク株…と行ってきましたが、最近のチャートを見ると、ダウとNASDAQでは、相場の強さが違ってきました。ドル安効果から、輸出が絶好調に推移しているほか、新興国でも「原材料価格の高騰に対する仕入れの見直し」や「SCM(サプライチェーンマネジメント)の強化」が始まっており、ハードだけでなくソフト面の受注も増加しているといいます。

 新興国の需要といえば、建設機械、工作機械などが思い浮かびますが、すでに、ITの導入による企業の近代化も始まっている、といいます。NASDAQ市場にはこの種のIT事業を手がける企業も多くあります。中国でも、将来の元切り上げを予想して、労働集約産業では生産の海外移転が始まっています。そうなると、SCMを含め、IT化による国際的な生産体制の構築を進めるところもでてきます。この分野では、どうしても米国がナンバーワン…。この面からメリットを受ける企業もでてくるはずです。

★まず疑うことからはじめよう
 また、原油生産に関しても、これだけ価格が上昇してくると、もっと石油収入がほしくなるのは、当たり前の話し。口では、増産の必要はない、などといっても、ちゃっかりと、世界の掘削リグメーカーのところには大量の注文が入っている…といいます。また、ブラジルもリオデジャネイロ沖で発見した大深度油田の掘削に向けて、関連機器の調達に動き出した、という話もききます。また、価格の低迷で採算が合わなくなり放置されていた油田も界面活性剤や水の注入で自噴力を上げるような対策も始まっているはずです。足りない、足りない、と大騒ぎしても、いつの間にか供給が需要を上回っているのが原油…。オイルショックがおきたとき、欧米中心のローマ報告は、後30年で原油は枯渇する…と良い、世界中がそれを信じました。30年過ぎた今、世界から石油は消えたのでしょうか…?

★温暖化の原因は他にもあるといいますよ…
 いま進んでいる、地球温暖化にしても温室効果ガスとして二酸化炭素が槍玉にあがり、CO2排出権取引といわれるものが始まっています。2兆円という市場規模だそうですが、この主導権を握ったところに落ちてくる「お金」はべらボーなものになります。米国のゴア元副大統領も一枚かんでいるといます。しかし、冷静な学者にいわせると、最近の天候異変の原因は太陽黒点の増加しゅきにはいっていることや、地軸のぶれが大きくなっていることからみて、地球内部のマントルの流れが変化していることなどが原因だ、といい、地球はむしろこれから、ミニ氷河期に入っていく、と指摘しています。

 
 太陽黒点の増加のピークは2011年といいますが、ローマ報告と同様に今から30年後、彼らがいうように地球の温暖化は破滅的な状況になっているのでしょうか…。欧米人の文化は狩猟文化です。自分たちが生きるためには、何をしてでも食料を取らなければなりません。そのために、獲物の修正を分析しつくして、罠を仕掛け、確実にしとめようとします。農耕を基礎とするアジア文化とは根本的に異なるのです。「派出権取引」により、インドや中国などは成長への大きなタガをはめられ、今後成長のための税金を払わねばなりません。ややこしい、取引を考え出した欧米人のふところには大きな資金が転がり込んできます。

★オイルショックの時世界の皆がだまされたこと…
 私の考えが間違っていればいいのですが、オイルショックのときの「大ウソ」を実際に体験したものとして、今回の「排出権取引」には一抹の危惧を抱いています。欧米の文化が「罠」にあることは、日本のバブル崩壊が欧米資本によって演出されたかもしれない…という、後々の分析にもあります。アジアの文化は農耕文化。皆が協力しないと作物は育ちません。「人の良さ」が特色でもあります。過去の歴史をみると、アジア人が何度欧米人の罠にはめられて苦渋をなめさせられたか…。

 なんでこんな話になってしまったんでしょう。そうそう。原油の需給からおかしくなってしまいました。ただ、皆さんにも自覚してもらいたいのは、米国中心の世界観が大きく変わりだし、次のリーダーシップを取ろうと、いろんな勢力が動き出しています。排出権取引の話もその一環…。少々大げさな話かもしれませんが、今からの株式市場を考える場合、大きな世界観・歴史観をもってみないと分からないことが多くあります。これまでの延長線で物事を考えることほど怖いものはありません。

 とにかく、あさって19日が変化日…。気づかない間に日経平均週足のRSIは危険信号の80%に近づいています。明日からは、もっと真剣に相場のことをかんがえてみましょうか…。


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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