大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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中国市場の波乱を嫌気したほか、MSCI指数採用銘柄入れ変えに伴う売買や月末のポジション調整から指数は続落…かさ上げ的な動きが強まり出遅れ株は堅調
 2万円大台を前に足踏みを続ける日本株ですが、先週に入りMACDが強気、弱気のシグナルを日替わりで出すような動きをしていましたが、木曜日に売り信号を出した後は売り信号が継続した形になっています。日経平均、TOPIXと指数の短期テクニカル指標が過熱サインを出していることは先週も書きましたが、先週24日(火曜日)に、日経平均サイコロが10勝2敗(81%)、RSIが83%と、いずれも過熱ゾーンでピークを打ったあとは、低下に転じており、上げのモメンタムは低下に向かっていました。今日は、月末商いということで、ポジション調整や益出しなど政策的な動きがあったほか、グローバルな株価指数MSCIの採用銘柄の入れ替えに伴う売買などポジション調整の動きから全体のボリュームは増加していましたが、先週に続き、週明けから中国の大手証券3社が不正取引で調査を受けたと伝わり、中国本土市場が一時急落。これに足を引っ張られる格好で日本株もつれ安。結局、日経平均は続落し、3本新値は陰転。短期の弱気相場入りしています。まあ、直近レポートでも今週は主力については要注意…としておきましたが、今週のイベントを考えると、無理はできないということでしょうか。

 今日は、週末の米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は、週末の大証先物終値を30円上回る1万9890円で帰ってきていましたので、堅調な始まりが予想されましたが、寄り付きからポジション調整売りが増加。日経平均は前週末終値を26円下回る1万9857円と、反落してスタート。円が弱含んでいたことから自動車株や電気、機械などが買われ、前週末引け値付近まで戻す場面がありました。ただ、中国株が下落したことを受け、後場から先物売りが先行。裁定解消売りや主力株の売りが出て指数は下落。日経平均は後場寄り後まもなく、この日の安値1万9707円(前週末比136円安)をつける場面もありました。中國市場が下げ幅を縮めると、さらに売り込む動きはなく、引けにかけ小動きに推移していました。

 結局、日経平均は136円47銭安(0.69%)の1万9747円47銭、TOPIXは14.20ポイント安(0.89%)の1580.25ポイントと、ともに続落して終了。出来高は前週末比約6億株増の24億6693万株、売買代金は9160億円増の2兆9090億円にともに増加。騰落状況は、値上がり892、値下がり916。VI指数は0.82ポイント上げ21.65ポイントに上昇。なかなか先行き不安を払しょくしてくれません。業種別は、倉庫・運輸、機械、電気機器の3業種が上昇。保険、海運、医薬品、食料、電気・ガスなど内需系業種を上位に30業種が下落。

 今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)、TOPIXは6勝6敗(50%)に、ともに低下。日経平均RSIは、70%→54%、TOPIXは、63%→45%に、ともに低下。TOPIXは底値ゾーンの40%割れに近づいてきました。25日線かい離は、日経平均が、+2.6%→+1.7%、TOPIXは+1.4%→+0.35%に低下。TOPIX先行で整理が進んでいます。一方、全体の物色の広がりを見る騰落レシオは、122%→125%に上昇。主力を中心にした先行グループが一服すする一方、出遅れ銘柄に資金が向かい、かさ上げ的な動きが続いている…という構図。資本金別では大型株が1.16%と大きく下げる一方、小型株指数は0.29%上昇。このところ想定してきた流れになっています。

 テクニカル指標を見ると、指数の調整は思ったより早いスピードで進んでいるようです。明日から名実ともに12月相場入りし、全般的なかさ上げ相場への期待が高まりますが、今週は12月3日にECB理事会という大きなイベントを控えています。前回の理事会開催後の会見で、12月の緩和実施をドラギ総裁は言い切っており、投機筋などはドル安、欧州株高へ向けたポジションを作っています(レポート直近号参照)。よほど大きなサプライズでもない限り、緩和決定後には大規模のポジション解消が行なわれる可能性が高まります。また、ドルインデックスも今年3月以来の100ポイント台に乗せているだけに、ドル安に振れやすくなっていることも懸念材料…。

 まあ、ECB理事会の結果を受けた日本株の相場は4日になりますが、それまでは主力は動きづらく、出遅れや材料株の回転商いが続くことになるんでしょう。週末の米雇用統計もありますが、今回に関しては3日のECB理事会が最大イベントになるんでしょうね。シカゴIMM通貨先物市場で、対ドルのユーロ売りがどれくらい増えているか確認しておいたらいいでしょう。これが一斉に巻き戻されたら…。円だって、短期間に売り残が増えています。まずは、何があってもいいように、しっかりした成長性のあるものを持っておくこと…。ただ、日米とも長期に持ち合った需給の壁に突き当たって抑え込まれましたが、ここでいったんお辞儀すると、壁を突破しやすくなることも忘れてはいけません。年内最後の買い場が接近。今日は、レオン自動機、福井コンピュータサービスが新値更新。自動運転関連も堅調。おかしな売り崩しにあった銘柄、先週につづき、今日も60万株の商いとなり、週末から150万株の大商い。買い戻しが入ったのかもしれませんね。過去最高益更新の可能性がある株なのに、全く、無茶してくれます。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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