大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、12月利上げを示唆したイエレンFRB議長講演や、原油価格の40ドル割れを嫌気した売りに、主力3指数とも反落して終了
 おはようございます。
 旅館などの再建のエキスパート、星野リゾートが、日本政策投資銀行と共同で経営難の旅館やホテルを再生するファンドを立ち上げる…と発表しました。インバウンド需要が増加する中、どう対処していいかわからない旅館なども多く、強力な支えになりそうです。奈良の旅館は長い間修学旅行など団体客だけを相手に商売してきましたが、個客に対する対応がおざなりになり、リピート客を獲得できないのが難点でした。記者時代に取材したことですが、日ごろ従業員を抱えず、修学旅行シーズンだけ派遣社員などで対応するところも多くあり、シーズン以外は館内の照明も消え開店休業の店も多くありました。当然、設備投資もしませんから建物も傷んできますし、結果、お客さんがますます遠のき、歴史のある旅館が、駐車場やマンションに変わっていった例を多く見てきました。でも、中には、奈良の文化財が見えるところに露天風呂を創ったり、他県の経営者と顧客名簿を交換したりして誘客を図るなど、積極的な経営で泊り客やリピーターを増やしている経営者もいます。幾ら観光客が増えても、宿泊受け入れするところがやる気がないでは、リピーターは増えません。ある経営者が、「旅館業は、パチンコ業と同じ装置産業。常に、目新しさをお客さんに提供しなかったら見放される…」といわれていたことを思い出します。でも、大仏商法に慣れ親しみ、経営努力を怠ってきた奈良の旅館で、果たして何件が支援を受け、立ち直る可能性を持っているのでしょうか…。厳しい言い方で、、ごめんなさい。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7729ドル68セント     -158ドル67セント(0.89%)
 NASDAQ総合指数      5123.22ポイント        -33.09ポイント(0.64%)
 S&P500            2079.51ポイント        -23.12ポイント(1.10%)
 CME日経平均先物      1万9870円           -80円
 10年物国債金利        2.1780%            +0.0230%
 ニューヨーク原油        39.94ドル            -1.91ドル ←8月26日以来の40ドル割れ
 GOLD              1053.80ドル           -9.70ドル
 ドルインデックス        99.99               +0.14 


 昨日の米国株は、今晩のECB理事会での緩和期待から欧州株が堅調に推移した流れを受け、前日引け値付近での堅調な始まりになりました。朝方発表の(雇用統計の先行指標である)ADP全米雇用報告で民間雇用者数が予想を大はばに上回ったことから、利上げ警戒が強まり売りが増加。ただ、ECB緩和期待から押し目買い意欲も強く、昼過ぎまで小幅なマイナス圏で推移。この日行われるイエレンFRB議長のワシントンでの講演結果を見たいというムードも強く、午後からは売り、買い、ともに手控えられ膠着感を強めた展開に…。

 ただ、「10月のFOMC以降に入手した経済・金融情報は、労働市場の改善が続くというFRBの見通しと整合している…」との内容が伝わると、12月利上げ観測が強まり売りが増加。ドル高や原油在庫の増加を嫌気して原油価格が40ドル割れすると、エネルギー株が急落。全般的に売り急ぐ動きとなり、引けにかけ下落幅を拡大。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の安値1万7708ドル(前日比180ドル安)する場面もありました。結局、主力3指数とも反落。前日の上げ分をほぼ失う格好になりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり710、値下がり2466(NASDAQ市場は、960-1904)。VIX指数は、8.45%上げ15.91ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり1(ユナイテッドヘルス +1.62%)、値下がり29。原油価格の40ドル割れを嫌気し、シェブロンが2.4%、エクソンが2.86%、それぞれ下落。指数の下げをリードしました。このほか大型買収のファイザーが2.14%下落するなど、業種に関係なく幅広く売られ、1%超え下落した銘柄数は12社に達し、指数の足を引っ張っています。業種別は、原油価格の下落を好感した空運が上昇、ギャンブル、通信などが上昇。一方、非鉄、貴金属、エネルギー、石油周辺サービスなどが下落。

 NYダウは反落。このところ書いていますように、9か月近くもみ合った1万8000ドル付近の需給の壁を前に戻り売りの消化に苦戦しています。ドル高、原油安が、エネルギー企業、多国籍企業の多いニューヨークダウの伸びを抑えている側面もあり、当面は、NASDAQ市場の伸びに期待したいところ…。週足一目均衡表を見ると、NYダウは、雲上辺で頭を抑えられる一方、NASDAQ総合指数は、雲上辺を下値支持として意識して動いており、明確な強さの違いが見られます。昨日は、イエレンFRB議長が、より強く12月利上げの可能性を示唆しましたが、主力3指数とも下落したものの、高値の持ち合い圏にとどまっており、相場的にはほぼ織り込み済みになっているとみてもよさそうです。今晩の上下両院協議会の同議長証言で、利上げがより明確になれば、相場的に見切り発車する可能性も…。

 米国株は、反落。円は、米利上げ観測の高まりから対ドルは123円20銭台に、対ユーロは130円80銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円下回る1万9870円で帰ってきました。レンジは、1万9795円~20005円。出来高は、5000枚減の3万1325枚と、模様眺めの商いに…。本日の日本株は、底堅い動きになりそうです。米株安はあるものの、為替が円安方向に動いており、外需株の見直しもありそう。携帯電話の高機能化から電子部品各社の来年見通しに強気が増えていることも支えに…。引き続き、指数は先物次第の展開ですが、レポートでも指摘した欧州系証券の不穏な動きがあり、この動きが焦点に。米国同様、2万円大台での長期持合いのしこり玉ほぐしの段階で、しばらくは指数より個別株重視の流れに。短期筋の回転が速まっており、政策テーマに乗った銘柄を休んでいるときに買うのがベスト。焦らなくても、この相場の先行きは明るい。インバウンド関連の乃村工藝社、自動運転関連の太平洋工業…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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