大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、米株高や円安を好感した買いに急反発したものの、引けにかけて上げ幅を縮小する頭の重い展開…個人資金は超低位株や新興市場の軽量級銘柄へ
 10月22日、ドラギECB総裁は、12月会合での追加緩和のアドバルーンを打ち上げました。この後、市場は勝手に緩和の内容や規模を膨らませ、「ユーロ売り・欧州株買い」のポジションを構築。シカゴIMM通貨先物市場の対ドルユーロ売り残高は、約6万枚から12月初めには18万枚超えと約3倍に増加していました。結果がどうであれ、いったんはポジションが手仕舞われるのは事前に予想できたことです。また、今回の雇用統計にしても、来週開催のFOMCでメンバーに利上げを決断させるものとして重要視されていましたので、イベントドリブン型のヘッジファンドが事前にポジションを構築していたはず…。結果、それぞれのイベント終了後にポジションが巻き戻されたことが、先週の乱高下につながったようです。

 ただ、米国株が前週末水準を上回る切り返しをしたものの、円安の追い風を受けながらCME日経平均先物の戻りは1万9710円どまり…。11月27日の終値1万9883円に届かず、反発力の弱さが目立ちました。何かが頭を押さえている感じですね。今日の、日本株も、CMEの終値にさや寄せする格好で勢いよく上げ、CME終値と同値の1万9710円(前週末比206円高)で寄り付いたものの、上値を追う動きはなく、薄商いの中じりじりと上げ幅を縮める展開に…。前引け近くに中国株が上昇したことを受けて買われ、この日の高値1万9811円(同307円高)をつける場面がありました。しかし、後場に入ると主力株中心に売り物が増え、次第に上げ幅を縮小していました。主力株の上値の重さを嫌気し、個人などの短期資金は、新興市場や小型の超低位株に向かい値上がり10傑中4銘柄が200円台以下でした。

 結局、日経平均は193円67銭高(0.99%)の1万9698円15銭、TOPIXは11.19ポイント高(0.71%)の1585.21ポイントと、ともに反発。出来高は、前週末比3.9億株減の16億5760万株、売買代金は5400億円減の1兆8918億円と、今年2番目の閑散商い。騰落状況は、値上がり1275、値下がり486。VI指数は、2.25ポイント下げ19.75ポイントと、8月中旬以来の20ポイント割れ。変動率の低下から、中長期投資家が入りやすい環境が整ってきました。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、前週末と変わらず。日経平均RSIは47%→58%に、TOPIXは46%→58%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が-0.4%→+0.5%、TOPIXは、-0.51%→+0.1%と、ともに25日線上を回復。上昇中の25日線を下支えとする強調相場に復帰。騰落レシオは、113%→117%に拡大。かさ上げ的な動きが続いています。

 明日は、7月~9月GDPの改定値が発表されますし、週末にはメジャーSQも控えている…。乱高下した欧米市場の動きも見てみたいし…。大手投資家は、動かない理由を探すのに一生懸命ですね。彼らが扱うのは流動性がある主力株ですが、先週開かれたOPEC総会での減産合意はならず、げにゅ価格の一段の下落が予想されるようになりました。収入が減る一方で、中東はイスラム過激派との紛争で、財政状況が急速に悪化。対外資産の換金を迫られており、ここで買っても、果たして儲かるのか…。おまけに、中国の元切り下げショック時に、大量に売り込んだ玉は、買い戻されておらず、どこかで売りし明けの種になるかもしれない…と、動かない理由は尽きません。直近レポートで売り玉を抱える欧州系証券の手口が重要…としましたが、今日は、日経平均とTOPIX型の売り玉(合わせて1万枚)を3月限にロールオーバーする作業をしていました。レポート直近号では、儒金面からみる年末年始相場の動きを予想しましたが、果たして数字が示す通りの動きになるかどうか。

 まあ、しばらくは、大手投資家が入ってこれない軽量級銘柄の波乗り相場が続きそう。しかし、その中でも、安倍政権が課題として挙げる政策テーマ関連が着実に値を伸ばしています。値ごろ感や値動きだけで買うのもいいですが、これからの日本企業の変化を支える技術やサービスを持った企業が水準を切り上げている点に注目したいところ。米国ではすでに公道での無人自動運転車の試験走行が始まっていますが、この技術の核心は人工知能(AI)。できるだけ長期間の公道走行をして、様々なケースを体験させ人工知能に学習させることが重要なようです。

 日本では、なんでも自分の前にひれ伏させたい官僚が、前例がないとして、なかなか、自由にさせないようですが、こんなことをしていると自動運転車で大きく出遅れてしまうことになります。まあ、愚痴を言っても仕方がありませんが、現在の日本では、大学発のベンチャーなどが新技術やアイデアのビジネス化を目指して動いているほか、大手企業にも、ようやく、自前主義を捨て、ベンチャーと提携し、新分野に進出する動きも増え始めています。大手企業の資金力とベンチャーの開発力が結びついたとき、事業化は加速度的に進むはずです。今の日本は、この変革の入り口にたっているのは間違いないところでしょう。銘柄選別の発想を変えてかからないと、これからの投資にはついていけなくなるかもしれませんね。
 今日は、人材派遣のテンプホールディングス、インバウンド関連の乃村工藝社、中小企業経営支援の福井コンピュータホールディングスが年初来高値を更新していました。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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