大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの米国株は、OPEC総会の減産不調を受けた原油価格の下げからエネルギー関連が売られ、主力3指数とも反落して終了
 おはようございます。
 中国のネット販売の会社が、日本の製品を販売するサイトを日本企業と提携して立ち上げるといいます。日本製品の品質の高さや安全性が中国の消費者に受け入れられたようです。日本国内から配送されたものしか信用しないという、厳しい現実もあるようですが、日本のメーカーも信用を失墜しないよう、最大限の努力を払い続ける必要があります。思い出すのが、「奈良もの」ということばです。行政などは奈良を代表するような商品に使っているようですが、本来は、安物のバッタ物の代名詞。語源をたどると、古来、奈良は質の高い刀剣を生み出す産地として有名でした。その品質を評価して、日本中から多くの注文が舞いこみましたが、これを消化するために、だんだん、粗製乱造となり、最後には信用を失墜。その結果生まれた粗悪品の代名詞が「奈良もの」だった、といいます。中国からの爆買いを受け日本企業でも生産を拡大するかどうか迷っている企業も増えているといいますが、ネットの取り扱いが増えてくると、増産に踏み出すところも出てくるかもしれません。でも、一つ間違えると、「奈良もの」ならぬ「日本もの」に落ち込むリスクもあることを忘れてはいけません。日本製品が評価されているのは、企業側の論理から「消費者重視」に経営のかじを切り替えたことによります。この姿勢を忘れないように頑張ってもらいたいものです。中国関連が懸念されていますが、消費関連では受注を伸ばしている企業が多いことも、注目しておきたい。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7730ドル51セント      -117ドル12セント(0.66%)
 NASDAQ総合指数     5101.81ポイント         -40.46ポイント(0.79%)
 S&P500           2077.07ポイント         -14.62ポイント(0.70%)
 CME日経平均先物     1万9735円            -15円
 10年物国債金利       2.2250%             -0.05%
 ニューヨーク原油       37.65ドル             -2.32ドル
 GOLD             1075.20ドル            -8.90ドル
 ドルインデックス        98.74               +0.44             


 週明けの米国株は、先週末、ドラギECB総裁がニューヨーク講演で追加緩和に含みを持たせた発言をしたことを好感し欧州株が上昇したものの、OPEC総会で減産合意ができなかったことへの失望から原油価格が下落。エネルギー株が売られたことから反落スタートになりました。前週末、強い雇用統計結果を受け利上げ確率が上昇。不透明感が払しょくされたとして、2%を超える上げになっていたことから、売りが出やすかったところに、原油価格の下げが追い打ちをかけ、原油価格の下げに追随する格好で下落幅を拡大。原油下げにより価格下落圧力が強まる素材メーカーにも売りが拡大。昼前にはこの日の安値1万7639ドル(前週末比208ドル安)をつけていました。ただ、好調な年末商戦を受け先高観は強く、テクニカルな節値付近で下げ渋ると、次第に買いが有力となり引けにかけ下落幅を縮める展開に…。結局、主力3指数とも反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり642、値下がり2528(NASDAQ市場は、684-2209)。VIX指数は、1.03ポイント上げ15.84ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。ネット販売の好調が伝えられたウォルマートが1.41%上昇。ヤフー買収思惑からベライゾンが0.77%上昇。家庭用品のP&Gが0.69%、J&Jが0.36%それぞれ上昇。一方、金融危機時以来の安値に下落した原油価格を受け、シェブロンが2.71%、エクソンが2.61%、キャタピラが2.31%、それぞれ下落。また、株価の波乱を受け指数寄与度最大のGSが2.37%下落したことも指数を押し下げました。このほか、ユナイテッドヘルスが1.55%、JPモルガンが1.3%、VISAが1%下落するなどヘルスケア、金融関連も冴えませんでした。業種別は、公益事業、生活必需品小売、家庭用品、空運などが上昇。エネルギー、素材、貴金属、石油周辺さ^-ビスなどが下落。

 NYダウは反落。週末の急反発で、前週末水準を回復。再び、1万8000ドル付近の需給の壁に挑戦する位置まで戻してきました。昨日は、一時大幅に下落する場面があったものの、25日線付近で下げ渋ると押し目買いが入りだすなど、底堅い動きをしていたことが注目されます。昨日のニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は335に達しており、年末の運用成果のかさ上げを意識した銘柄の入れ替えが始まっているようです。今後、今年パフォーマンスが良かった銘柄が、一段と買い上げられる動きにつながりそう。引き続き、需給の壁の消化相場に…。

 米国株は、反落。円は、米利上げ確度の高まりを受けドルが上昇。対ドルは123円30銭台に下落。対ユーロは、ドラギECB総裁発言を受け133円70銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を15円下回る1万9735円で帰ってきました。レンジは、1万9625円~1万9825円。出来高は、前週末を1万9000枚下回る5万3224枚。本日の日本株は、より前に発表されるGDP改定値にもよりますが、CME終値にさや寄せして始まった後は膠着した展開になりそうです。週末のメジャーSQを控え、3月限りへのロールオーバーなどの作業が進められており、大きな材料が出ない限り、相場は動きにくそう。引き続き、新興市場や低位小型材料株などが日替わりで買われる展開に…。後発薬使用の拡大を受けたエムスリー、叩き屋の買戻しが入っている山一電機…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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