大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、原油の安値更新にくわえ、中国元、米ジャンク債への懸念が投資家の弱気を誘い、全面安。主力3指数とも急反落して終了
 おはようございます。 寒暖の差が激しいせいか、家内の風邪が一向に治りません。今日もブログを書き終えたら、病院に付き添いになりそうです。来週のFOMCを控え、なんだか金融市場も騒々しくなってきました。いよいよ、現実悪との戦いです。体調を整えて、今年最後のチャンスに備えなければ…。

 昨日は、先物、オプションの決済にかかるメジャーSQでしたが、注目された売買動向は、指数採用銘柄1銘柄当たり7万株の売り越しだったようで、下落しての始まりになりました。寄り付きの売り一巡後は、1万9000大台が維持されたことへの安心感から、押し目買いが増加。杏林製薬の海外製薬大手との提携など、このところ好材料が続く医薬品関連や円安を好感した外需株などが買われ、次第に上げ幅を拡大。前引け近くに、日経平均はこの日の高値1万9282円(前日比237円高)をつける場面もありました。ただ、中国で複合企業の経営トップが消息不明になったことを嫌気し、株価が下落したことや、週明けに控える大きなイベントを意識し、引けにかけては、次第に上げ幅を縮小する展開に…。

 日経平均は、183円93銭高(0.97%)の1万92390円48銭、TOPIXは、9.16ポイント高(0.59%)の1549.51ポイントと、ともに4日ぶりに反発。出来高は、24億0521万株、売買代金は、3兆0659億円と、ともに前日から増加したものの、売買代金のうち1兆1000億円がSQに伴うもとの試算され、実質は2兆円割れの薄商い。騰落状況は、値上がり1260、値下がり547。VI指数は1.66ポイント安の21.05ポイントと高止まり。

 この日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(41%)、TOPIXは6勝6敗(50%)にそれぞれ上昇。日経平均RSIは、30%→35%に、TOPIXは31%→33%に小幅上昇。25日線かい離率は、日経平均が-3.2%→-2.2%、TOPIXは、-2.83%→-2.24%に、それぞれマイナスかい離が縮小。他の短期テクニカル指標も、ほぼ売られ過ぎを暗示する水準まで低下しており、買い場を探す局面に…。騰落レシオは102%で横ばい。

 再び外部要因が混乱してきましたが、ECBの事前の緩和告知や利上げの確立が高まった米FOMCに向け、「円・ユーロ売り、ドル買い」のポジションが積みあがっていたことや、原油価格がチャート上の安値付近に接近し、投機筋が反発を想定したポジションが巻き戻されていることが、波乱の要因になっているようです。以前から、CTAの機関店とみられる欧州系証券が売りポジションを増やしていることを懸念材料としてきましたが、週明けは一時的に売り仕掛けが強まる可能性もありそうです。ただ、波乱が強まった場合、日銀の追加緩和期待も強まることが下値を支えそう。日本株の場合、9月安値に対する2番底を確認していないことがネックに…。 

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          1万7265ドル21セント      -309ドル54セント(1.76%)
 NASDAQ総合指数        4933.47ポイント         -111.70ポイント(2.21%)
 S&P500              2012.37ポイント         -39.86ポイント(1.94%)
 CME日経平均先物        1万8680円            -530円
 10年物国債金利          2.1390%             -0.10%
 ニューヨーク原油          35.62ドル             -1.14ドル
 GOLD                1075.70ドル            +3.70ドル
 ドルインデックス          97.63                -0.30  


 週末の米国株は、原油の安値更新にくわえ、中国の新しい通貨指標の採用から元安容認するとの思惑が台頭。さらに、以前から懸念されていたジャンク債市場でファンド清算の動きが出たことも嫌気され、急反落して終了しました。週明けに11年ぶりの利上げの可能性があるFOMCを控え市場が神経質になるなか、中国の通貨政策への対応が8月の元切り下げショックを思い出させ、欧州株が全面安。この流れを受け、売りが先行したほか、原油価格が、供給超過が来年後半まで続くとの観測や、暖冬による需要減予想から35ドル台に下落したことも嫌気され、終日売られる展開に…。ニューヨークダウは、引け近くに、この日の安値1万7230ドル(前日比344ドル安)をつけていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり405、値下がり2789(NASDAQ市場は、480-2414)。VIX指数は、5.11ポイント上げ24.39ポイントに上昇。11月中旬調整時の水準を上回ってきました。

 ダウ30種は、採用30社のすべてが下落。大型合併人気で買われたデュポンが5.5%下落したほか、原油安を嫌気し、シェブロンが3.2%下落。ジャンク債市場への懸念からGSが3%、JPモルガンが2.3%、それぞれ下落。業種に関係なく売られ、採用銘柄中10銘柄が2%超えの下落となり、指数を押し下げました。
 主力3指数とも反落。中国元安やジャンク債への懸念が新たな悪材料となり、全面安。来週のFOMCを控え買い向かう動きが無かったことが下落幅の拡大につながりました。NYダウは、上昇中の13週線、NASDAQ総合指数は、週足一目均衡表の「雲」上辺で、それぞれ下げ止まっているものの、S&P500は、11月16日安値を下回っており、指数間の動きが異なっています。週はじめにも書いたように、NASDAQ総合指数の週足サイコロが10週2敗と警戒ゾーンに入るなど、中期的な過熱感が出ていましたので、このでの調整は想定されたもの…。ニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は368と過去の調整時と比べると少なく、まだ下値不安は残ります。引き続き、日柄整理が継続か…。

 米株は反落。円は、米金利低下や中國の元安容認思惑から安全資産として買われ、対ドルは120円90銭台に上昇。対ユーロは132円90銭台と小幅高。CME日経平均先物は、欧米株安を受け大証先物終値を530円下回って帰ってきました。レンジは、1万8585円~1万9260円。出来高は、前日比2万2000枚増の7万7779枚。週明けの日本株は、軟調な展開になりそうです。今後の見通しなど、詳しくは明日発信のレポートで分析してみます。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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