大仏さんの「株やぶにらみ」
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週明けの米国株は、実質クリスマス休暇入りで参加者が減少する中、先週末の下落に対するバーゲンハンティングの動きから、3日ぶりに反発して終了
 おはようございます。 今日は24節気の「冬至」。一年中で日照時間が最少の日となります。気学の世界では、冬至を起点に24節季を数えたこともあります。日本でも農作業が終わり、本格的な冬を迎えるため、一陽来復を願う「冬至祭」を祝うところもあります。一般では、「冬至から、畳の目だけ陽が伸びる…」と言われ、この日から一日2分ずつ昼の時間が伸びていくことになります。24節季の中でも立春と並ぶ大きな変化日ですが、相場の方への影響は果たして…。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7251ドル62セント      +123ドル07セント(0.72%)
 NASDAQ総合指数      4968.92ポイント         +45.84ポイント(0.93%)
 S&P500            2021.15ポイント         +15.60ポイント(0.78%)
 CME日経平均先物      1万8850円            +10円
 10年物国債金利        2.1970%             -0.0020%
 ニューヨーク原油        34.74ドル             +0.01ドル ←一時、33.98ドル
 GOLD              1080.60ドル            +15.60ドル
 ドルインデックス        98.46                -0.23  


 週明けの米国株は、原油価格が安値を更新したことを嫌気し欧州株が軟調に推移したものの、前週末、テクニカルな要因から大幅安したことを受け、バーゲンハントの動きが強まり買いが先行。反発してスタートしました。節税のための損出しで売られていたアップルが買い戻されるなど、最近下落した銘柄を中心に押し目買いが入り、ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値1万7272ドル(前週末比144ドル高)をつける場面もありました。しかし、買い一巡後、原油価格が2009年2月以来の34ドル割れしたことが伝わると、エネルギー関連から売られだし、次第に上げ幅を縮小。昼前には、前週末比12ドル高まで落ち込みました。その後、冴えない製造業指数を受けドルが軟化。これを受け原油価格が持ち直すとともに再び上昇に転換したものの、今度は、連銀関係者の利上げに関するタカ派発言を受け上げ幅を縮めるなど、方向感のない動きをしたあと、引けにかけ買いなおされ、主力3指数とも3日ぶりに反発して終わりました。実質クリスマス休暇入りし、市場参加者が減少しており、相場が振れやすくなっていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2058、値下がり1077(NASDAQ市場は、1799-1121)。VIX指数は、2.0ポイント下げ18.70ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。JPモルガンが1.77%上昇、ファイザーが1.47%、シスコシステムズが1.39%、それぞれ上昇。アップルもバーゲンハンティングの一環で買われ、1.23%上昇するなど、13銘柄が1%超えの上げになったものの、突出して買われたものはありませんでした。スターウォーズは記録的な興行収入を挙げましたが、系列ケーブルテレビ会社への懸念からウォルト・ディズニーが1.05%下落したのが目立ったほか、原油価格の波乱を受け、シェブロンが0.63%下落。業種別は、半導体・同製造装置、食品、生活必需品小売、空運などが上昇。メディア、公益事業、エネルギー、宅配サービスなどが下落。

 NYダウは、3日ぶりに反発。11月初旬の戻り高値を起点にする緩やかな下落バンド内の動き。先週末の下落で、75日線に到達していますが、この日も同移動平均線への接近から押し目買いが増加しており、投資家が、75日線を下値として意識していることがわかります。NASDAQ総合指数、S&P500とも状況は同じ。当面、下落バンドの上限を目指す動きが出てきそう。ただ、NASDAQ総合指数は、12月に11月初旬の高値を上回っており、今後、他の指数とは異なった動きに変化する可能性も…。

 米国株は反発。円は、冴えない景気指標を受けドルがユーロに大して売られた流れを受け、対ドルは、一時120円台に上昇したあと121円10銭台と、前週末と同水準で終了。対ユーロは132円20銭台に下落。CME日経平均は、円の上昇や米株の乱高下を受け、洗い値動きになったものの、大証先物を10円上回る1万8850円で帰ってきました。レンジは1万8615円~1万8950円(立会時間中は1万8690円~1万8910円)。出来高は3万6153枚と、前週末の3分の1に減少。本日の日本株は、底堅い展開が予想されるものの、円が強含みに推移していることや、昨晩も書いたように海外先物筋の動きが強まっており、彼らの出方によっては昨日同様、波乱含みの展開になることも…。次第に餅代稼ぎ的なうごきとなり、個別株重視の指数離れ相場になりそうです。年末を控え、企業の統合や事業再編絡みの材料が出てきやすくなっていることも、株価刺激材料に。インバウンド関連、子育て支援、AI関連など政策テーマに沿った銘柄の個別物色…。日本M&Aセンターなど中小企業支援関連、介護から医薬品情報提供に事業を拡大しているエス・エム・エス…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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