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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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市場は「何か」を懸念している…?
 24日火曜日の日経平均は7円91銭安の1万3849円56銭と小幅続落したものの、TOPIXは1.26ポイント高の1349.19と反発して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは83、RSIは37、25日線かい離はマイナス1.8%でした。米国でのFOMC開催や住宅関連の重要な指数「ケースシラー指数」の発表を控えて、身動きできず出来高概算は16億2000万株、売買代金は1兆7300億円と、ともに急減して終わっています。

★何を暗示する…昨晩の「十字足」
 なにか、動きがとれないままに、株価だけがずるずる下がっているような気がします。底なし沼ならもがけばもがくだけ深間にはまっていきますから、この辺の見極めが大事ですね。さて、ニューヨークダウは小幅安だったものの、ほぼ「十字線」で終わっています。あまり、気持ちの良い線ではありません。頼みのNASDAQ市場は、原油価格の上昇でインフレ懸念が強まり、続落して終わっています。WTIは一時は安かったんですが、ナイジェリアで、ゲリラが石油関連施設を攻撃した…ということで、上昇してしまいました。現地の様子はまったく分かりませんので、報道を信じるしかありませんが、現地のゲリラは武器や資金を渡せばなんでもする…ということのようですから、原油価格を上昇させたい筋が裏で演出していると、かんぐりたくもなります。

★原油上げに対する与太話
 市場で流れている噂では、サブプライムローンで損失を抱えた米国金融資本が、証券化商品と同じような仕組みの原油を組み込んだ商品を作り、損失を取り返そうとしている…そのために、価格をさげたくないブッシュ政権は原油の規制強化に反対している、という話もまことしやかに流されています。世界の経済成長率が下方修正されても、米国や欧州の景気が減速しても、上がり続ける原油価格に不自然さを感じている人は多いと思います。おそらく、当たらずとも遠からずの噂だと思いますが、もし、ここで原油価格が急落するようなことになれば、「サブプライムローン」のような危機が増幅してくる可能性もあります。なにか、世界の経済は「ボトルネック」に入ってしまったようなかんじです。

★中国、米国で始まった小さな変化… 
ただ、先ごろのG8会議で何か決められたのかも知れませんが、あちこちでばたばたした動きが出始めました。中国では、投機資金の流入を監視するため、短期の債務状況をチェックすることを決め、地方政府に通達を出しています。また、米国では、格付け依存の金融システムを改善するための規制案が動き始め、MMFなど比較的安全な資産について、投資にあたり資金運用者の判断を重視し、格付け会社の格付けを不要にすることを決めたようです。

 先週行われたムーディーズのアンバック、MBIAの格下げ、FGICコープとキャピタルインシュアランスのジャンク級への格下げは、今後、それらのモノラインから保証を受けている債券や証券化商品の格下げにつながってきますから、格下げの範囲は数千社の単位まで及ぶ可能性があります。証券取引委員会を中心に、格付け会社依存からの脱却が始まったのは、あまりにも影響が大きくなりすぎたためでしょう。ただ、現実問題として、与信を客観的に判断するには、依然として格付け機関とモノラインの存在で図るしかありませんから、まだしばらくは、格付け機関によるサドマゾショーが展開されることになるんでしょう。

★北朝鮮問題の解決で、現実味を帯びてきたイラン問題
 ただ、心配なこともあります。イスラエルが米国を巻き込んでイラン攻撃をやりたいことは、何度か書きましたが、今度は、EUがイランの域内資産を凍結すると公表しました。米国は「ドル防衛」の立場がありますから、だんまりを決め込んでいますが、EUの今後の出かたでは、イスラム諸国がユーロを売ってくることもあるかもしれません。核開発問題で、イランから譲歩を引き出すための方策だと思いますが、北朝鮮の制裁解除を傍から見ていてもおかしいくらいに焦ってやっていますので、「次はイラン」と市場が考えても不思議ではありません。来年1月の政権交代までブッシュ大統領の任期はまだたっぷりあります。

 北朝鮮に頭を下げさせてまず手柄ひとつ…。次に、イランに核開発を断念させて二つ目の手柄…としたいところでしょうが、ここに手をつけたら中東は火の海となり、イスラエルは姿を消し、米国は中東から追い出されることになりかねません。その、保険が、米国領土沿岸の原油採掘解禁だとしたら…。そして、原油価格の上げの仕上げが中東戦争だとしたら…。何をやっても下がらない原油価格の説明がつくような気がしますが、いかがなものでしょう。荒唐無稽な話につき合わして申し訳ありません。ただ、ことほど、今の状況は変化がおきたら小さなものではすまないということでもあります。

 余計な雑音を除き、チャートだけから判断していくと、13日のチャート解説で説明したようになるのですが、雑音がだんだん大きくなってきているような感じがするだけに、こんな馬鹿な話を書くことになってしまいました。とにかく、国際政治のパワーゲームの加熱、米国金融システムの矛盾拡大など材料が大きすぎて方向感が読めない以上、「休むも相場…」か…?
 全てが、米国次第。昨日のニューヨークダウの十字足は果たして何を意味するか…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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