大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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新年初商いの米国株は、中国株急落、イラン、サウジアラビア対立による地政学要因、米景気指標の悪化が絡み合った売りに、主力3指数とも昨年から3日続落して終了
 おはようございます。 新年早々、あわただしい動きが続いています。イスラム教スンニー派の盟主サウジアラビアがイランと国交断絶したことで、バーレンやスーダン、UAEなど他のスンニー派諸国も追随する動きをしています。これまでも両国との対立関係は続いており、サウジの隣国イエメンでは政府軍を支援するサウジと反政府軍を支援するイランとの間の代理戦争も行なわれています。両国の経済関係も薄く、実際どの程度の効果があるかは疑問です。サウジもこの辺りは心得ており、国内にあるイスラム教の聖地巡礼については認め、対立がエスカレートしない配慮はしています。まあ、宗教対立ですから数年で済むような問題ではなく世紀のスパンで考える必要がある事象…。対立がエスカレートし、イランがホルムズ海峡を閉鎖デモすれば問題は別ですが…。このケースでは、イランを後押しするロシアとサウジを支援する米国との代理戦争になる可能性もありますが、今はそこまで考える必要は無いのではないでしょうか。それにしても、「申、酉騒ぐ」とはいうものの、気が変わるのは2月4日の「立春」から…。ちょっと早すぎるような気もしますが。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7148ドル94セント     -276ドル09セント(1.58%)
 NASDAQ総合指数       4903.09ポイント        -104.32ポイント(2.08%)
 S&P500             2012.66ポイント        -31.28ポイント(1.53%)
 CME日経平均先物       1万8285円           -95円
 10年物国債金利         2.2450%            -0.0240%
 ニューヨーク原油         36.76ドル            -0.28ドル
 GOLD               1075.20ドル           +15.00
 ドルインデックス         98.84ポイント          +0.13         


 新年初商いとなった昨日の米国株は、中国株式市場で売りが増え導入されたばかりのサーキットブレーカーが発動され売買が停止されたことを嫌気し、アジア、欧州株が急落した流れを受け、売りが先行。年末から、3日続落してのスタートになりました。この日発表されたISM製造業景況指数が前月水準、予想をともに下回り2009年6月以来の水準に落ち込んだことも、米景気への先行き懸念を高め、売りが増加。寄り後まもなくニューヨークダウは、この日の安値1万6957ドル(前週末比474ドル安)を付けていました。その後は、1万7000ドルの大台を割り込んだことによるテクニカルな買いや原油価格が下落に転じ、地政学要因が後退したことも好感され、買い戻す動きが増加。引けにかかては下落幅を縮める展開に…。結局、主力3指数とも3日続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1005、値下がり2163(NASDAQ市場は、676-2227)。VIX指数は13.7%上げ20.70ポイントに上昇。先行き懸念が高まってきました。

 ダウ30種は、値上がり3、値下がり27。ウォルマートが0.26%、アップルが0.09%、キャタピラが0.04%、それぞれ、かろうじてプラスを維持。一方、デュポンが5.3%下落。JPモルガンが3.65%、AMEXが2.83%、トラベラーズが2.55%下落。金融関連の下げが目立ちました。全体で10銘柄が2%超えの下落になり、指数の足を引っ張っています。業種別は、石炭、鉱山、金山、パイプライン運営などが上昇。地政学要因の上昇から非鉄が上げていました。一方、中國や米景気への懸念から銀行、小売り、住宅建設、空運などが下落。

 主力3指数とも3日続落。これまで下値支持ラインとされた75日線を割り込んだほか、12月14日安値も切り、下落トレンドを続けています。ただ、主力3指数とも日足一目均衡表の雲下辺に到達。このゾーンから押し目を買う動きが強まり、下ひげを残しておわっています。NYダウは昨年11月3日の高値を起点にする下落バンドを描いていますが、昨日はこの下限に到達しており、バンド上辺を目指す動きもありそう。

 米国株は下落。円は、リスク回避の動きもあり、対ドルで119円30銭台に、対ユーロは129円20銭台にそれぞれ急伸。CME日経平均先物は、大証先物を95円下回る1万8285円と、比較的しっかりで、かえってきました。レンジは1万8085円~1万8945円。出来高は、7万枚を超え、年末の商いから5倍近くに増加しています。本日の日本株も、中国株、為替水準を見ながらの神経質な動きになりそうです。昨日の中国株の下落については、今週末、大株主の株売りが解禁されることやIPOの増加による市場の流動性低下を懸念するなど需給面を気にしたもので、政策的な対応で状況が変わりやすくなっています。相場環境の悪化に加え、日本株の場合、海外投機筋の先物売りポジションがあり、昨日に続き、本日も売り仕掛けの動きを懸念する必要がありそうです。昨晩のCME日経平均先物レンジ下限の1万8085円が売り崩しのめどとして意識されそう。裁定解消売りが絡んでくるだけに、下値目標を立てにくいのが難点。解消売りを吸収できる逆張り投資家の市場回帰がポイントになりそう。引き続き、政策テーマ株の押し目買い方針。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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