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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国の投資家は、金融機関の破綻を意識して動いている…?
 25日水曜日の日経平均は19円64銭安の1万3829円92銭と続落、TOPIXは3.11ポイント安の1346.08と小反落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは88、RSIは38、25日線かい離はマイナス2%でした。出来高概算は19億8000万株、売買代金は2兆1700億円と、やや盛り返しました。騰落レシオもRSIももう少し落ちると強気になれるんですが、落ちそうで落ちないのが困りますね。週足の指数が買いゾーンに入っていれば、強気で対処するのですが、RSIは70%台ですし、サイコロも10勝2敗をつけたあとの調整過程ですから、手放しで強気になれないところが悩ましいところです。

★米国株は金融株の買戻しで何とかなったが、今晩は…?
 さて、ニューヨークですが、一時は100ドル以上下げていたので、ひやひやしてみていたのですが、何とか、引けにかけては戻しつじつまだけは合わせてくれました。やはり、2000年ごろに形成したテーブルの下値支持力はかなり強いようです。ただ、昨日ニューヨークが戻したのは、金融株に空売りの買戻しが入ったもので、全体が戻したわけではないようです。FOMCでは、利上げは見送られるものと思いますが、声明文で何が出てくるか分かりませんので、とりあえず買い戻しておこうということのようです。

 とにかく、今の米国株にはとんでもない量の空売り残があるといますが、その半分が金融株を売ったものだといいます。モノライン、住宅金融会社、投資銀行、証券会社など今の金融機関には何が起こっても不思議ではありませんから、とにかく、空を売ってヘッジしておこうということのようです。自動車など金融部門を持つところもかなり売り込まれているようです。なんだか、3月中旬のころと良く似ていますね。このときには、ベアスターンズの経営破たんは間違いない、としていろんなところが売りをやったようですが、FRBの英断でみんな担ぎ上げられています。市場の噂では、GEのように決算発表は増益を予定していたのに、3月中旬の変化で一気に大幅な損失を計上することになったといいます。

★FRBの声明文に注目だが、中身がない時の株価の反応は…
 ただ、3月中旬のように劇的な変化を起こすような政策対応を今の金融当局が持っているかというと、ちょっと疑問です。証券化商品の損失の拡大、M&A融資や不動産融資の不良債権化など当時と比べると損失のパターンが変わってきているため、今できる「ウルトラシー」としては、公的資金の投入など、一部の限られた手段しかありません。今晩の、声明文では、インフレ対策に重点をおいた論調になるのでしょうが、果たしてどこまで踏み込んだ表現になるのか…。ちょっと判断が難しくなっています。

★日本株も米国にらみで大きく動けず
 とにかく、今晩の米国株の反応を見るしかないと思います。日本株のほうも、先物筋が債券先物とのあいだの裁定取引をやったり、前場に売った先物を、後場には買い戻し、それが裁定買いを誘い日経平均が戻す…という、無機質な相場が終日続きました。ただ、主力株は先物筋に引っ掻き回されてさえない動きですが、相変わらず小物は目先張りの個人投資家の買いに値を飛ばしています。ただ、昨日あたりから、物色にも手詰まり感が出てきたようですね。テーマ関連も物色一巡感がでていますし、今日当たりは、手がかり材料もないままに腕力で持ち上げたという感じのものも出てきました。こうなると、相場の持続性に疑問符が着きますね。

 一方で、中小型の好業績割安株が引き続き物色されています。株式レポートで継続追跡している大氣社が新値をとりましたし、ソランも新値に接近してきました。また、前号と直近号で注目したコード番号8000番台も戻り高値をとってきています。いずれも、今期も増益基調にある割安株。先物に振り回されることなく、順調に値を伸ばしてきています。目先的には、怪我のないように、引かされても挽回できる銘柄に資金を置いておくのがベストでしょう。

 近いうちに、チャート解説でNYダウをやろうと思いますが、1万1000ドルを中心に3年間かかって形成したテーブルを下に突き破るには、ものすごい悪材料が必要です。3月中旬には、1929年の大恐慌を意識して売っても突破することができなかったテーブルですから、支持力を信頼してもいいのではないでしょうかね…。とにかく、今の金融情勢、国際情勢、商品市況など、どれをとっても何が起きても不思議ではないという意識でかかることが大事です。

 今日は、あまり書くことがなかったのですが、米国の投資家は金融機関がつぶれることを前提に動いていることははっきりしています。相当の悪材料を米国株は織り込んでいるわけですから、ここは反対に賭けるほうが勝率が高いような気がするんですが…
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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