大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、日銀のサプライズ緩和や円安の流れを好感し、幅広く買われ大幅続伸して終了
 先月21日の日経平均1万6000円大台割れは、ECBドラギ総裁の、3月追加緩和示唆で、免れました。今回は、日銀会合を控え、海外投機筋は、国債発行額の3分の1も買占め、さらに買い増しするには限界があるとして、追加緩和は無いものとして円買いを進めていいました。FOMC、日銀会合という重要イベントを控えてるというのに、先週26日現在のシカゴIMM通貨先物市場の円買い越し枚数は、5万枚超え(19日現在比1万3000枚増)。買いの枚数も9万2600枚と大きく積み上がっていました。日銀は完全に投機筋からなめられていた…ということですね。当然、投機筋の円買いの裏には株先物売りがありますから、投機筋の思惑通り、日銀が何もしなかったら、円高、株安が進行していた可能性が強かったのではないでしょうか。

 以前から、今回の市場の波乱は、ここ2年繰り返されてきた年末、年始の波乱と同じもので、たまたま不透明要因が重なったことを、針小棒大に誇張。経済音痴のマスコミを巻き込んで、大掛かりな売り仕掛けがなされた…としてきました。昨年8月の中国元切り下げショック以来の、海外投資家の日経平均先物売りだけを集計してきましたが、1月18日までの週で累計売り越し額は2兆4000億円超え…。また、昨年12月に入り、円買いが徐々に増加していたことから、年始は波乱するかもしれないと、みてきましたが、やはり、円高とともに売り攻勢を強めてきました。まあ、往年の仕手筋と同じようなやり方で、相場を崩しておき、投資家が弱気になって先物を売ってくると、それに買戻しをぶつけて行くということで、ポジションを減らしていきます。もちろん、日経を含めたマスコミ各紙やワイドショーまで騒いで恐怖心を煽り立ててくれますから、まさに仕手筋の思う壺…。ちなみに、日経平均が1万6000円大台を割れそうになった1月18日~22日の売買は、2244億円の買い越し。実質、昨年12月初め以来のまとまった買い越しで、これが下値を支えた、という見方もできます。皮肉なものですね。

 原油価格の下落で、産油国の政府系ファンドが日本株を売りまくっているような話もありました。確かに、財政赤字の穴埋めのため一部売ったようですが、先週、大手外資系証券がまとめた資料では、昨年12月以降、海外投資家は3.7兆円の日本株を売ったものの、その84%が先物。また、産油国の政府系ファンドの売りとして名前が出やすい欧州やその他地域を、見ると、同期間に買い越しになっており、市場で大騒ぎしているような現物売りは観測されなかった…ということです。また、中國株が下落すると日本株が売られる…という流れがありましたが、同証券によるとTOPIX採用企業の売り上げに占める中国の売り上げ比率は5%そこそこ…ということです。まあ、完全に踊らされていた…ということでしょうか。まさに、今回の日銀のマイナス金利の採用は、投機筋に市場の主役が誰かということを思い知らせたということでしょう。先週末の市場の急変で大きく傷ついた投機筋も出たのではないでしょうか。当面は、この買戻しがどこまで続くか…ですね。

 週明けの日本株は、先週末の米株高やCME高を受け、これにさや寄せする先物買いに大幅続伸してスタート。昨年の反発過程でもみ合った1万8000円付近のゾーンで足踏みしたものの、個人投資家の新興市場や小型株への短期狙いの買いにも支えられ、続伸して終わりました。日経平均は、346円93銭高(1.98%)の1万7865円23銭、TOPIXは30.60ポイント高(2.14%)の1462.67ポイントで終了。出来高は、前週末比6.2億株減の35億248万株、売買代金は5800億円減の2兆8519億円と、ともに減少。先週末の買戻しの規模が大きかったことを想像させます。騰落状況は、値上がり1617、値下がり286。VI指数は2.79ポイント下げ28.93ポイントに低下。マイナス金利がデメリットの銀行、保険などが売られ、メリットの不動産、その他金融、証券などが上昇。この日も、日銀サプライズ緩和が尾を引いた格好。

 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、6勝6敗(50%)に上昇。RSIは、日経平均が48%→56%に、TOPIXは48%→57%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が-0.9%→+1.2%、TOPIXは-0.02%→+1.7%となり、ともに25日線を回復。騰落レシオは、72%→77%に拡大。上げのモメンタムが強まっていますが、特にTOPIXの上げ圧力が強いようです。相場は順調に戻しています。当面の戻りめどは直近レポートで示した通りですが、やはり、予想したように為替の動きが鈍いようです。まあ、相場は戻していますが、今は、決算発表の真っ最中。「叩き屋」が横行しており、ちょっとでも弱みを見せる割高株があると、徹底的に売りたたかれます。これから、決算発表が本格化するわけですから、「藪から棒」が飛び出して、ケガしないようにブレーキだけは、いつでもかけられるようにしといたほうがいいですね。中小企業支援関連の日本M&Aセンターが新値を更新してきましたね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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