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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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下げの中身をしっかりと知ろう…
 週末27日の日経平均は277円96銭安の1万3544円36銭、TOPIXは24.11ポイント安の1320.68と、ともに大幅続落して終わりました。日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは82、RSIは34、25日線かい離まマイナス4%…。出来高概算は19億6000万株、売買代金は2兆2759億円でした。指数的にはサイコロと25日線かい離が買いゾーンにはいってきました。できたらRSIの20%台、騰落レシオの60%台がほしいところです。ほぼ、全面安商状でしたが、売買単価の上昇に見られるように、値嵩優良株に投信や年金など実需の買いが入ったようで、なんとか1万3500円台をキープして終わりました。

★またまた出てきた…ゴールドマンのレポート
 さて、昨日も米国市場の悪材料をずらずら並べておきましたが、その分かりきった材料で米国株は急落しています。ゴールドマンザックスのアナリストが、シティグループやGMを売り推奨した、とつたえられたほか、クライスラーの経営破たん説、リビアの原油減産説などが次々と出てきています。クライスラーは、正式に破綻説を否定…。GMもゴールドマンザックスのレポートを否定し、十分な流動性を確保している…と、コメントしています。

 どうも最近ゴールドマンの動きがおかしい。原油価格が下げそうになると、馬鹿みたいな原油価格上昇説を出してきたり、株価が底割れの可能性が強まってくると、今回のようなレポートを出してくる…。大体、シティがおかしくなっているのは市場みんなが知っていること、GMが金融部門だけでなく、本業でも大型車にこだわった経営で失敗していることも、周知の事実。また、株価が、ここ数十年来の安値圏にあるのに、ここから売り推奨をする、ということは、倒産を前提にしているとしか考えられません。だから、その分影響力が大きくなる…。自分たちが拠って立つ市場を大事にしようという意識はないのでしょうか。「政商」と異名をとるだけに、裏に何かあるとかんぐりたくもなります。

★今の米国は「売名」の絶好のチャンス

 米国のアナリストは、売名意欲が強いので、いろんなことを大げさに言うケースが多くあります。ただ、自分の身も大事ですから、ある程度方向や結果が見えた段階で、大げさな言い方をし、ちょっとでも正しかったら鬼の首を取ったみたいに言い、自分の名前を売り込むことをします。今回のことも、多分この類のことでしょう。昔、ある投資顧問会社に席をおいていたころ、米国の著名な金のアナリストという人を招いて講演会を開催したことがありますが、なにしろ中身は自分の自慢話と自分の売り込みばかり…。来場者の話を聞いたら、講師の名前しか印象に残っていないとのことでした。

 日本のマスコミは、米国の事情は知りませんから、悪い話がでてくると飛びつくように記事にする…本当に、マスコミ関係者というのはサディスティックな人ばかり…。読者が楽しくなるような記事を書くのは最低の記者ですから…。だから、今の相場の流れでも、毎日目にすることを額面どおり受け取って悲観的になっていると、大きな間違いを犯すかもしれません。ニュースで必要なのは記者の感想や考えかたではなく、起きた事実だけ。判断は自分でやれば良いことです。

★3月危機とは事情が違う。現実悪売りは相場の末期
 悪い、悪い…と伝えられていますが、FRBは手をこまねいて、シティやリーマン、メリルリンチ、AIGをつぶすのでしょうか。FRBの決意は、3月中旬のベアスターンズ救済で十分証明されているはずです。今週のレポートで会員さんいは案内しましたが、今日の朝も書きましたように、相場はいろんな形で材料を織り込んでいきます。ある技術が出てきた時に、何がなんだか分からないが、どうやらすごいものらしい、として買いに入るのが「理想買い」の段階…。実際に技術が新商品となって収益に寄与し始めたときに買うのが「現実買い」の段階です。

 だったら、悪材料の場合でも同じことがいえるはず。何がなんだか分からないが大変ことになるようだ…として、売るのが「理想売り」の段階…。そして、企業が倒産し、景気は悪化する…と懸念してきたことが実際に目の前におき始めたときに売るのが「現実売り」の段階ということになるのでしょうか。
 目の前に悪材料を実際に見ているので、精神的には苦しいのですが、実際には、理想売りのときにもある程度、織り込んでいるので、現実売りになってもそんなに深い底にはならない、ということになるはずなのですが、果たして、今回はどうなのでしょうか。

 日本株のことを説明すべきなんでしょうが、朝から、あたふたと電話がかかってきましたので、今日は「チャート解説」を書き込みました。もしかしたら、私の知らない悪材料を内包しているのかも知れませんが、田舎で情報集めしている身では知る由もありません。ただ、昔の相場の達人も、目や耳で悪材料を見聞きしても、決して弱気の渕に沈むことなかれ…と諭しています。

★ニューヨークダウの下げは、3社が演出
 ニューヨークダウが下げた、下げたと大騒ぎしていますが、実際には、GM、シティグループ、AIGの3社だけで数百ドルも下げているだけで、他の企業は案外しっかりしています。NASDAQもこのところダウの下げを追っていますが、それでもまだ、3月安値とはかけ離れたところにいます。あきらかに、3月危機のときとは違う…ということを自覚すべきでしょう。

 日本株の場合、先物で相場がかさ上げされていますから、もし、ニューヨークダウが一段安するようなら、意外な安値に売り込まれる可能性が無きにしも非ずです。いずれにしても、日本株はニューヨーク次第。今日の分と13日のチャート解説を参考にして、来週の相場を展望してみてください。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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