大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週明けの米国株は、原油価格の下落や弱い景気指標を嫌気し反落したものの、利上げ懸念の後退を受け売り買いが交錯。主力3指数は高安まちまちで終了
 おはようございます。
 週を開けても、市場の不安定な動きが続いているようです。昨日発表された中国の製造業PMIは前月の48.2から48.4へと若干の改善を見たものの、依然、判断の分かれ目になる50を下回ったままの状態。また、先週急速に高まっていたOPECと非OPECの減産調整へ向けての会合期待は、昨日のOPEC関係者の「合同会合の日程は未定…」との発言で、急速に縮小。原油価格は、一気に2ドル下げ、31ドル台に急落することになりました。先週の上げで、テクニカルな上値抵抗線抜けが達成できるかどうかの、微妙な位置にありましたが、結果的に押し戻されることになりました。ただ、「会合の日程は未定…」としたものの。会合そのものは否定しておらず、水面下で調整が続いているのでしょう。過去、何度もOPECと非加盟産油国との生産調整が俎上に上がったことはありますが、いずれも失敗に終わっており、今回は果たしてどうか。中東でのプレゼンスを高め、中東産油国を取り込み原油市場への支配力を強めたい、として動くロシアの存在があり、軽く見ないで観察を続ける必要がありそうです。

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6449ドル18セント     -17ドル12セント(0.10%)
 NASDAQ総合指数      4620.37ポイント        +6.41ポイント(0.14%)
 S&P500            1939.38ポイント        -0.86ポイント(0.04%)
 CME日経平均先物      1万7740円           -130円
 10年物国債金利        1.9660%             +0.0035%
 ニューヨーク原油        31.62ドル            -2.00ドル
 GOLD              1128.20ドル           +11.60ドル
 ドルインデックス        99.01               -0.04


 週明けの米国株は、中国のさえない景気指標やOPECと非加盟産油国との生産調整期待の後退から、原油価格が急落した流れを受け、反落スタートになりました。原油下げを嫌気したエネルギー関連株への売りに加え、前週末にかけ2日で500ドルを超える上げになっていたことから益出しの売りも増加。寄り後まもなくニューヨークダウは、前週末比167ドル安の1万6299ドルと、この日の安値を付ける場面もありました。ただこの日発表されたISM製造業景況指数や個人消費支出、建設支出などの景気指標がいずれもさえないものになったことや、この日、講演を行ったフィッシャーFRB副議長が、世界経済見通しへの懸念や原油安によるインフレ率回復遅延に言及すると、利上げ懸念が後退。次第に買いが増加し。引けにかけ下落幅を縮小。一時、40ドル超え上昇する場面もありました。結局、ニューヨークダウとS&P500は3日ぶりに小反落したものの、NASDAQ総合指数は3日続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1541、値下がり1590(NASDAQ市場は、1435-1436)と、ほぼ同数。VIX指数は、0.22ポイント下げ、19.98ポイントと、20ポイントを割り込み、先行き不安は後退。

 ダウ30種は値上がり13、値下がり17。コストコとの提携解消による業績悪で売られてきたAMEXが、2.24%高。ドルの軟化を好感し、ナイキが1.45%、ウォルマートが1.72%、ボーイングが1.19%、それぞれ上昇。多国籍企業が堅調。一方、原油価格の下げを受け、シェブロンが1.36%、エクソンが2.0%、それぞれ下落。建設支出の減少を嫌気し3Mが1.5%下落。新興国不安から、GSが1.18%、JPモルガンが1.08%、それぞれ下落。8銘柄が1%超えの下落になり指数の足を引っ張りました。業種別は、半導体、ヘルスケア、消費者サービス、食品・生活必需品小売などが上昇。エネルギー、不動産、銀行、石油・ガス供給などが下落。

 NYダウとS&P500 は小反落。下落中の25日線が接近していることから、上値抵抗線として意識され、高値警戒が強まっているようです。また、先月13日のNYダウ364ドル安した時の、長大陰線も意識されており、短期的なスピード調整の動きも…。NASDAQ総合指数は、まだ25日線まで余力があるものの、昨日引け後に発表されたアルファベット(GOOGLE)の決算が予想を上回り上昇しており、今晩の指数の上げに寄与してきそう。米企業決算は事前予想より堅調に推移しており、さらに一段高が期待できそう。
 
 米株は高安まちまち。円は、原油急落による安全資産買いやFRB関係者のインフレ回復への懸念発言などを受け、ドルが対ユーロで下落。対ドルは、一時、120円50銭台まで上げた後、120円90銭台。対ユーロは131円70銭台に下落。CME日経平均先物は、円の上げを嫌気し、大証先物終値を130円下回る1万7740円で帰ってきました。レンジは、1万7585円~1万7900円。出来高は、前週から半減の5万8282枚。本日の日本株はスピード調整の動きになりそう。CMEの先物の振れ幅が大きくなっていることや円高気味になっており、先物筋の仕掛け的な動きも予想されます。昨日までの上げで、ほぼ買戻しが一巡しているとみられ、ここからは、国内投資家の動きが焦点に…。引き続き、決算発表にらみの展開になりそうですが、同一業種にあっても決算の明暗が分かれるケースが増えているほか、期末の見通しについても経営者の姿勢で、数字がことなるなど、先行きが読みづらくなっています。業績が会社見通しを上回っても、コンセンサスを下回れば、売りたたかれるなど、「藪から棒」的な動きもあります。引き続き、人手不足関連や中小企業支援など実需の背景があるところを狙いたい。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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