大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2017/09 | 10
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昨日の米国株は、冴えない景気指標を受け、一時、下落したものの、FRB関係者のハト派発言や原油減産へ向けての期待感から価格が上昇したことを受け、エネルギー株などの買戻しから反発して終了
 おはようございます。
 世界の市場で、変動率の大きい相場が続いています。CTAなど投機筋のコンピュータ売買が市場を席巻しているようです。その一方で、ヘッジファンドなどの投機筋は、落ち着きを見せはじめた原油から、焦点を銀行に切り替えて、売り攻勢を強めてきました。以前から今回の市場の波乱は、米国の過剰な金融規制により大手銀行を「座敷牢」に閉じ込め、世界の流動性が不足していることから発生した…という見方をとってきましたが、投機筋も、行き過ぎた銀行への規制が波乱の要因とみて、さらに規制を強められようとしている銀行株に売りを集め始めています。市場からの警告という見方もできますが、昨日のニューヨーク連銀総裁の発言など、このところFRB関係者から金融ひっ迫に関する発言が増えてきた点は注目されます。直接、規制のし過ぎに対する言及はない(自分たちの非を認めることになる)ものの、これ以上の銀行株の下落が危機につながりかねないという意識は持ち始めたようです。今後の金融規制に関する動きには細心の注意を払って見る必要がありそうです。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6336ドル66セント     +183ドル12セント(1.13%)
 NASDAQ総合指数       4504.24ポイント        +12.71ポイント(0.28%)
 S&P500             1912.53ポイント        +9.50ポイント(0.50%)
 CME日経平均先物       1万7000円           -160円
 10年物国債金利         1.8810%            +0.0170%
 ニューヨーク原油         32.28ドル            +2.40ドル
 GOLD               1141.30ドル           +14.10ドル
 ドルインデックス          97.24              -1.57 


  昨日の米国株は、朝方発表されたADP全米雇用報告で民間部門の雇用者数が増加したことを受け、週末の雇用統計への期待が高まり買いが先行。反発スタートになりました。しかし寄り後に発表されたISM非製造業景況指数が、前月水準、予想をともに下回っただけでなく、主要項目の落ち込みが激しかったことから、製造業減速の影響がサービス業に及び始めた、として売りが増加。寄り後間もなくニューヨークダウはこの日の安値1万5960ドル(前日比193ドル安)をつけていました。その後、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、「市場の変動や成長見通しに対する見方を変える必要がある…」と発言。金融情勢がひっ迫しているとして、3月会合で何らかの見直しが必要と発言。利上げ懸念が後退したとしてドルが下落。これを受け、原油価格が持ち直したことを受け、昼にかけ値を持ち直し前日引け値付近まで上昇。

 その後は持ち合い商状にありましたが、引け近く、ロシアのラブロフ外相が「OPECと非加盟産油国との会合が合意されるなら、参加する可能性もある」と発言したことを機に、原油価格が急伸。エネルギー株やドル安を好感した多国籍企業株が上げたことから、引け近くに、この日の高値1万6381ドル(同228ドル高)をつけていました。結局、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1983、値下がり1129(NASDAQ市場は、1419-1425)。VIX指数は、0.33ポイント下げ21.65ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。原油急反発を受け、エクソンが5.2%、シェブロンが4.2%、キャタピラが4.3%、それぞれ上昇。ドルの下落を受け、3Mが3.1%、ボーイングが3.7%上げるなど多国籍企業も上昇。採用目柄中14銘柄が1%超えの上げになり、指数の押し上げに寄与。マクドナルド(-2.0%)、ホームデポ(-1.8%)、ウォルマート(-0.9%)など、消費関連がさえませんでした。業種別は、エネルギー、素材、金関連、パイプライン運営などが上昇。小売り、ソフトウエアサービス、不動産、非鉄などが下落。

 NYダウは反発。日本株と同様にボラタイルな状況が続いています。この日の終日レンジは421ドルでした。昨日も予想しましたように、1月後半に持ち合った局面が下値抵抗になり反発しています。ただ、依然下落基調を続けている25日線に接近すると、上げの勢いを無くしています。引き続き、原油価格次第の展開ですが、このところ、FRB関係者から、金融のひっ迫を懸念する発言が相次いでおり、今後は政策的な手直しへの期待感が相場を底堅くする可能性も…。日柄整理か…。

 米国株は、反発。円は、FRB関係者の引き締め見直し発言を受けドルが主要通貨に対し下落したことを受け、対ドルは117円90銭台に上昇。対ユーロは130円80銭台で横ばい。CME日経平均先物は、円高や一時の米株安を嫌気し、大証先物終値を160円下回る1万7000円で帰ってきました。レンジは、1万6620円~1万7470円。出来高は、11万6340枚と前日比約4万4000枚増。本日の日本株は、1万7000円大台の攻防になりそうです。CMEレンジ下限が1万6620円を付けていることから、投機筋の売り目標のされる懸念もあります。昨日も書いたように、あまりの変動率の大きさからまともな投資家が近づきがたい相場になっており、その分先物や裁定解消売りの影響が強まっています。昨日発表された裁定買い残が2兆円大台を維持していたことも、投機筋の動きを支援しそう。引き続き、指数売買の影響を受けやすい主力は避け、人手不足や中小企業支援など実需のある業界に注目。再び、憲法改正にのめりこみ、經濟のことを忘れたかのように見える安倍首相にも海外投資家の失望売りが…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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