大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2017/09 | 10
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昨日の米国株は、原油価格の動きに一喜一憂したものの、結局、ドル安の進行を好感した多国籍企業や外需企業の上げを支えに続伸して終了
 おはようございます。
 一昨日の、ニューヨーク連銀のダドリー総裁に続き、昨日はダラス連銀のカプラン総裁が、金融市場の資金ひっ迫に言及しています。このところ、景気指標が急速に悪化してきたことから、FRB関係者もやや浮き足立ち、ドル安に誘導するような発言が目立ってきました。日本やドイツなど通貨安に依存する国には厳しいですが、ドル高が是正されれば高債務の新興国には、一息つける材料でもあります。でも、注意しないと、通貨安競争になる可能性もあり、早急に國際協調の大勢を整えたほうが良いような気がします。昨年から続く海外投機筋の高水準の円買いと株先物売りは、まだ維持されたまま。この調子で、ドル安誘導されると、投機筋の思う壺にはまってしまうようなことになりそうです。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6416ドル58セント      +79ドル92セント(0.49%)
 NASDAQ総合指数      4509.56ポイント         +5.32ポイント(0.12%)
 S&P500            1915.45ポイント         +2.92ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物      1万6815円            -255円
 10年物国債金利        1.8640%             -0.0170%
 ニューヨーク原油        31.72ドル             -0.56ドル
 GOLD              1157.50ドル            +16.20ドル
 ドルインデックス         96.50               -0.81 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことを嫌気。製造業受注など冴えない景気指標藻」嫌気され、前日引け値付近で模様眺め気分の強い始まりになりました。この日も、FRB関係者から金融引き締めに関する慎重な見方が出され、ドルが下落。これを受け、一時、原油価格が上昇したことを受け昼にかけ買いが増加。ドル安を好感した多国籍企業が買われたことも指数の上げに寄与。ニューヨークダウは昼ごろこの日の高値1万6485ドル(前日比149ドル高)をつける場面もありました。昼から、イランの原油増産計画やロシアのOPEC担当部署のメンバーから、生産調整のための会合を否定するような発言があったことなどが嫌気され原油価格が下げに転じると、次第に上げ幅を縮小。前日引け値付近まで下げた後は、ドル安と原油価格が綱引き状態となり、指数は一進一退。引けにかけドル安が進むと、次第に上げ幅を回復。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は反発。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1987、値下がり1139(NASDAQ市場は、1679-1150)。VIX指数は、0.19ポイント上げ21.84ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。ドルインデックスが昨年10月水準まで低下したことを好感し、キャタピラが5.23%、IBMが2.35%、ユナイテッドテクノロジーが2.5%、それぞれ上昇。ドル安メリットを受ける多国籍企業の上げが目立ちました。このほか、GSが2.5%、JPモルガンが1.7%上昇。11銘柄が1%超えの上げとなり指数の上昇に寄与。一方、大統領候補のクリントン氏の政策にある薬価引き下げを嫌気し、メルクが2.92%、ファイザーが2.26%下落。ホームデポが2.16%、ナイキが3.7%、VISAが0.94%、それぞれ下落するなど、消費関連の下落が目立ちました。業種別は、運輸、住宅、エネルギー、素材bなどが上昇。医薬品、装飾品、水道、個人用品、公益事業などが下落。

 ニューヨークダウは続伸。ドル安を受けた多国籍企業の上げを受け、主力3指数のなかでも上昇率が大きくなっています。一時、上値抵抗線としてきた25日線を上回る場面もありましたが、引けでは同水準で終了。引き続き、25日線を意識した動きが続いています。ドル安が原油価格や多国籍企業の業績に好影響を与えているものの、原油に関しては、テクニカルな上値抵抗線が意識されているほか、OPECと非加盟産油国との会合の行方が混とんとしており、当面は、底固めの動きになるか…。ドル安の持続性が焦点に。

 米国株は上昇。円は、利上げ懸念の後退から、ドルが主要通貨に対して軟化。対ドルは116円70銭台に上昇。対ユーロは130円90銭台で横ばい。ドルは、対ユーロでも前日の1.1095から1.1215に下落。これを嫌気しドイツのDAX指数は下落。CME日経平均先物は、円上昇や企業業績の悪化を受け、大証先物終値を255円下回る1万6815円で帰ってきました。レンジは、1万6695円~1万7205円。出来高は、3万5000枚減の8万1611枚。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せして下落スタートした後は、底値を模索する展開になりそう。一昨日のCMEレンジ下限1万6620円が意識されており、先物筋のウリ目標にされる可能性も。昨日発表の、投資主体別売買動向で、海外投資家の先物売りの残高は減少しておらず、日銀マイナス金利サプライズでも、買戻しは限定的だったようです。引き続き、海外先物筋の動向が焦点に…。相場が波乱すれば、波乱するほど、基本に立ち返るのがセオリー。実需に裏付けされて業績を伸ばし、かつ、チャートの崩れていないものが対象。変に色気を出して、値ごろ感からリバウンド狙いの買いを入れたりすると、最近の主力株のように「藪から棒」の売りが出てきて一段安するリスクもあります。利バンド狙いは、相場が枯れ切って考えれば良い…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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