大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、原油安や雇用統計結果を受けた利上げ懸念の再燃を嫌気。NASDAQ市場のWEB関連株の暴落も足を引っ張り、主力3指数とも反落して終了
 おはようございます。 二度寝してしまい、目が覚めたら7時近くになっていました。昨晩の米雇用統計結果を見て、時間給が上昇していましたので、嫌な感じだな…として、床に就きましたが、やはり、利上げ懸念が再燃。米国株は反落していました。利上げ懸念が再燃したことで、ドルは主要通貨に対し上昇したものの、欧米株安や原油安を受け、円はリスク回避資産買いでドル以外の通貨に対して上昇。市場は、金利差の拡大よりもリスクをどう回避するかの方に傾き始めているようです。世界の投資家心理は、「触れなば落ちん」ではないですが、微妙な状態になってきたようです。そろそろ、政治的な動きが前に出る必要があると思うのですが…。まあ、シカゴIMM通貨先物の取り組みを見ると、投機筋の円買いポジションは減っていたようですから、とりあえず、悪さする可能性は減った…?

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6204ドル97セント      -221ドル61セント(1.29%)
 NASDAQ総合指数      4363.14ポイント         -146.42ポイント(3.25%)
 S&P500            1880.05ポイント         -35.40ポイント(1.85%)
 CME日経平均先物      1万6560円            -160円
 10年物国債金利        1.8480%             -0.0160%
 ニューヨーク原油        30.89ドル             -0.83ドル
 GOLD              1157.70ドル            +0.20ドル
 ドルインデックス        96.96                +0.41 
 

 昨日の米国株は、朝方発表された1月雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回ったことから、売りが先行。小幅に軟化して始まりました。当初は、利上げ懸念の後退材料と捉えられましたが、労働時間の増加や時間給の上昇、5%を割り込んだ失業率が、利上げを正当化する者との見方に変化。一転して利上げ懸念が強まり、次第に下落幅を拡大する展開に…。また、この日決算を発表したリンクトインやタブロー・ソフトウエアナドノWEB関連企業の業績が予想を下回り、株価が半値になるほどの急落になったことから、割高株への警戒感が高まり、アマゾンやテスラなど人気先行企業の株価が下落したことも嫌気されたことも、ハイテク株に波及。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の安値1万6129ドル(前日比287ドル安)を付けていました。週末のポジション調整の売りもあり、主力3指数とも反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり746、値下がり2387(NASDAQ市場は、544-2313)。VIX指数は、1.54ポイント上げ23.38ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。消費関連のマクドナルドが4.36%、ナイキが4.99%、J&Jが3.23%、ホームデポが3.86%、それぞれ下落。WEB関連の暴落を受けマイクロソフトが3.54%、アップルが2.67%下落。12銘柄が2%超えの下落になり、指数の足を引っ張りました。業種別は、通信、公益、非鉄、鉄道、基礎資材などが上昇。テクノロジー、消費財、小売り、住宅、半導体・同製造装置などが下落。

 NYダウは反落。下落中の25日線を意識し頭の重い展開が続いているものの、先月29日に日銀のマイナス金利採用を受けて急伸した時の長大陽線の中の動きで、基調はしっかりしているといえそう。三本新値とMACDの強気サインは継続中。引き続き、材料待ちの展開。ただ、NASDAQ総合指数は、この日のWEB関連企業の急落が響き、引値ベースでは一昨年10月来の安値を更新。三本新値も陰転し、短期的な弱気相場に入りました。まだ、ザラバベースでは、昨年8月安値、1月20日安値は下回っていないものの、週明け相場でこのゾーンを維持できるかが焦点になりそうです。テスラ、アマゾン、セールスフォース・ドットコムなど人気企業が多いだけに、崩れた場合は投資家心理を悪化させることになりそう。

 米国株は反落。円は、雇用統計結果を受け利上げ懸念が強まったものの、リスク回避の円買いで相殺され、対ドルは116円80銭台と強含み横ばい。対ユーロは130円30銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物比160円安の1万6560円で帰ってきました。レンジは1万6475円~1万6850円。出来高は、6000枚減の7万5456枚。週明けの日本株は、欧米株安や強含みの円相場を嫌気。CME日経平均先物にさや寄せし軟調な動きになりそう。週末にオプションSQを控えており、先物の動きも活発になるか…。今後の動きや注目株については明日発信のレポートで解説します。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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