大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、海外株安を受け下落スタートも、雇用統計結果を受けた利上げ懸念の再燃から円が下落したことを好感。買戻しなどから、5日ぶりに反発して終了 
 今日は家内の術後検査の付き添いで半日病院でした。組織検査も異常なしで、ひとまず無罪放免。とりあえず、一安心でした。

 さてレポートでも触れましたが、日経平均日足一目均衡表の変化日である「雲」のねじれができています。おまけに、今日は「新月」ということで、こちらも変化日。今日の日足は陽線包み足で終わってきましたので、変化を期待したいところですが、果たしてどうでしょうか。今週末にオプションSQを控えていますが、先週末の時点で、1万7000円のプットの建玉残高が最も多く、清算を優位に進めようと先物を使った空中戦を仕掛けられる可能性もあり、まだまだ、安心はできないかもしれませんね…。
 
 今日は、前週末の米株安を受け、CME日経平均先物終値(1万6560円)にさや寄せし、安寄りして始まったものの、米雇用統計で時給が上昇したことや、失業率が2008年2月来の4.9%に上昇。完全雇用の状態になったことから、インフレ懸念が強まるとして、金利上昇懸念が再燃。ドルが買われ、円が下落したことが好感され、内需系主力株を中心に買戻しの動きが強まり、前引けにかけ上昇。前週末引け値水準を回復しています。後場に入ると、GLOBEX夜間取引市場で、原油先物が小幅高で推移。これを好感し米国株先物が上昇して推移したことが好感され、先物に買戻しの動きが入るとともに円相場も下落幅を拡大。外需系の株も値を戻す展開となり、引けにかけ上げ幅を拡大。日経平均は、引け近くにこの日の高値1万7099円(前週末比280円高)をつけていました。引けにかけてはやや上げ幅を縮小したものの、結局、日経平均、TOPIXとも、6日ぶりに反発。日経平均は、1万7000円の大台を回復して終わりました。

 日経平均は、184円71銭高(1.10%)の1万7004円30銭、TOPIXは11.44ポイント高(0.84%)の1380.41ポイントで終了。出来高は、前週末比6.5億株減の27億3803万株、売買代金は2955億円減の2兆5991億円と、ともに減少。騰落状況は、値上がり1464、値下がり407。業種別は、紙パルプ、建設、情報通信、化学、倉庫運輸などを上位に24業種が上昇。ガラス・土石、非鉄、証券、石油石炭などを上位に9業種が下落。(先行きの不安度を示す)VI指数は、4.11ポイント下げ32.76ポイントに低下。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、6勝6敗(50%)にともに上昇。RSIは、日経平均が48%→49%、TOPIXは48%→49%に、ともに強含み横ばい。25日線かい離率は、日経平均が-3.3%→-1.7%、TOPIXは-3.48%→-2.21%に、それぞれ縮小。騰落指数は62%→63%と横ばい。売られ過ぎ状況からは抜け出してきたものの、25日線の対応点は、やっと下げ相場が始まった1月4日時点。これから下げ相場に向うため25日線の下落圧力をどうしのぐかがカギになってきそう。

 それにしても、先週末の銀行株への売りはすさまじかったですね。裏でCTAのウリ仕掛けがあり、これに国内のデイトレの連中が相乗りして、厳しい下げになったものと思われます。いろいろ問題はあるのでしょうが、それほど銀行の経営者は信頼されていないのでしょうか。日銀の国債買取に応じて、入った売却資金は、日銀の当座預金に回し、経営努力なしに0.1%の付利をもらう。日銀が一生懸命国債を買い取っても市中に出回る資金の量は思ったより増えない…という状態でした。ただ、今後は銀行で増えた資金は、安易に日銀には預けられず、独自に運用対象を開拓し、利回りを確保しなければなりません。一般の企業が、必死に頭を使って利益を得ようと努力しているにも関わらず、銀行は当座預金への付利に甘え、経営努力をしてきませんでした。今後は、必死になってリスクを享受し、利回りを確保に動かねばなりませんが、それができない銀行は、ノウハウを持ったところに吸収されても仕方がないということでしょう。

 今のところ、マイナス金利は新規の預け入れ資金ということになっていますが、経営方針を変えるには新年度入りを待たねばならず、3月~4月ころには、もしかしたらマイナス金利の範囲を拡大。強制的に市中に資金を流し込むような動きに出てくるかもしれません。新年度に向け、証券会社やリートを組成するノウハウを持った会社は、地銀向けに利回り商品を供給できるような体制づくりに入るのでしょうが、地銀側では、値下がりしても評価損を計上しなくてもいいような商品が欲しいなどの虫のいい要望を出しているところもあるようです。まあ、考えようによっては、今回のマイナス金利によって、銀行もようやく普通の業界に脱皮できることになるといえるんでしょう。

 現状は、相変わらず担保依存の融資ばかりですが、地銀や信用金庫などを見た場合、果たして内部に何人の中小企業診断士の有資格者を抱えているのか…。記者時代に調べたことがありますが、信金クラスで数名というところもありました。これでは、事業の将来性の目利きもできませんので、結局、担保付の融資に頼ることになります。これでは、京都銀行のように成長企業を育て、自ら融資先を確保していくというよな動きはできず、低成長に甘んじねばなりません。むしろ、今回のマイナス金利は、銀行の淘汰を図る意味では、非常に有意義だと思うのですが…。当事者はたまらないでしょうけど。まあ、お互い、大人になって投資をやりましょうや。
中小企業の経営支援関連は、今日も堅調でした。あれあれ、堅調だったGLOBEX市場の米国株ですが、原油先物が下げると、なんと三桁の下げになっていますね。このところ、月曜日は堅調ですが、海外が動き出すとコテンパンにやられる動きが続いていますが、明日は…?
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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