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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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日本国債の格上げは「迷惑な話」か「外人買い」のきっかけか…?
 月末30日の日経平均は62円98銭安の1万3481円38銭、TOPIXは0.58ポイント安の1320.10と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは88、RSIは36、25日線かい離はマイナス4.2%でした。出来高概算は18億3000万株、売買代金は約2兆円…。サイコロと25日線かい離はゴーサインですが、肝心な騰落レシオとRSIが落ちてくれません。今日も、日経平均は下げてはいるのですが、値上がり銘柄数は796、値下がり数は816と、ほぼ拮抗した状態でした。好業績物に満遍なく買いが入っていたようですが、投信か外人さんの買いでも入っていたんでしょうか。月末のドレッシングも考えられますので、今日の動きは判断しづらいですね…。個人的には、まだ買い場探しの段階とみていますが、ポイントはやはり週のRSIが低下すること…まだ60台後半ですから、短期指標が買い信号を出しても所詮は戻り売りのサインにしか過ぎません。もっと時間が必要ですね。

★5000ドル説まで飛び出すNYダウ…
 さて、波乱の6月相場も終わりました。明日から、いよいよ年の後半戦に入っていきます。年前半は大荒れでしたが、果たして、後半戦はどうなることやら…。土曜日と日曜日はレポート書きで追われていましたが、どうしても、米国の動きが気になります。またあまり話題として取り上げられませんが欧州の株式市場も底割れ寸前、新興国も…。「金融メルトダウンでニューヨークは底抜けで、5000ドル…いやもっと下があるかも…」。怖い話が飛び交っています。本当に大丈夫なんでしょうか…。休日中にも多くの問い合わせが寄せられましたが、先週のニューヨークダウ660ドル安はかなりショックだったようですね。

★自己金融力を身につけた成長企業
 でも、ニューヨークダウは3月安値を更新、S&P500も安値に超接近、まさに底割れ寸前の動きです。でも、NASDAQ市場は3月安値からの戻り高値からまだやっと半値押し水準を越えたところ…。週末もダウが100ドルを超える下げになったのに、5ポイントの小幅安で終わっています。結構しっかりしているんですね。まだハイテク系企業の業績がしっかりしていることもありますが、金融不振の影響が及んでいないことが上げられます。普通なら、「金融機関が融資姿勢を厳しくしているから、お宅も大変でしょう…」となるところですが、今は、ドルが安いうちに米国の資産や企業を買っておこうという傾向が強く、将来性のある企業の資金調達は苦労しないようです。

 また、新興国も高付加価値産業の育成に取り組んでいますから、それにともなって関連機器の輸出も伸びているようです。自己金融力がついていますし、海外からそれに応じる資本もありますから、ハイテク系は小幅な影響ですむのかも知れません。以前、これから20年以上かけて金利は上昇しますので、長期投資するならこの間のニューヨークダウとNASDAQの動きを調べて見るようにアドバイスしました。どうでしたか…?金利が上昇に転じた50年代後半から80年代初頭にかけ、ニューヨークダウは約20年間700ドルから1000ドルのボックス相場に移行したはずです。しかし、この間、NASDAQ市場は上昇していたはずですね。

 金利が上昇期に転じてくると、それに打ち勝つ利益成長を遂げられる企業しか買われません。それが成長力が高かったNASDAQ市場だったわけですね。まだ、それが始まったとは思いませんが、米国の成長の主軸が金融から、輸出に変わってきたことは確かでしょう。ニューヨークダウは高値から20%の押しになりましたが、この間、AIGは72ドルから28ドルに、シティは52ドルから16ドル台に、GMは43ドルから11ドル台にそれぞれ下落しいます。このほか、ホームデポなど国内消費に依存する企業の下落がきつくなっていますが、米国株が全面安になっていないことが分かるはずです。

★金融機関の融資がきついといっているのは「誰」
 金融部門が悪く、かつ損失の範囲が拡大していることは周知の事実。FRBに救済資金がないのでこれから大型の金融機関の破綻が出てくる…といますが、ベアスターンズのときに、何をしてもつぶさないという姿勢は示したはず。最近、米国の金融機関の融資が厳しくなった、といいますが、成長企業の設備投資用資金などは順調に供給されています。しかし、M&Aをやるから、再開発をやるから、ヘッジファンドの資金を…といっても、金融機関が貸すわけはありません。こういう業種から、融資が厳しくなったという話が出てきています。もちろん、ファンドが破綻する前に資金を引き上げるのも当たり前の話。金融機関の融資は、正常化の方向をたどり始めているといえます。

 ただ、馬鹿な融資に突っ込みすぎたお仕置きは受けなければなりません。これが、米国経済の根幹を揺るがすようなものになるのかどうかは、だれにも分かりません。もし、そうだったら、NASDAQ市場が半値押し程度で済んでいるものでしょうか。やはり、ここから先は冷静な判断が必要になりそうです。

★米国経済の転換点にきたNYダウ
 さて、週末の下げで1万1300ドル台に入り、いよいよテーブルの上限に差し掛かってきました。レポート直近号でこの意味を詳しく説明していますが、ITバブルのピークは米国経済の大きな節目であることは確かです。この崩壊の後にとられた低金利政策が住宅バブルにつながったわけですから、大きな転換点であることは確かです。日経平均が何故7607円で下げ止まったのか…を考えれば、NYダウについてもおのずと答えは出てくるはず…。

★日本国債格上げは、迷惑な話かそれとも外人買いのきっかけになるか
 とにかく、今週は明日が日銀短観、夜になると米国でISM製造業景況指数、3日になると、ECBの理事会があり、それに遅れて米国の雇用統計の発表…。ひとつ間違えると大変なことになります。
 ただ、今日、ムーディーズが日本国債の格上げを発表したことは注意しなければなりません。円高は株にとってはマイナスと考える人にとっては、迷惑な話ですが、ブラジルが国債の格上げから株が上昇し、ベトナムが格下げされたところから、暴落していったことを考えると、もしかしたら、海外投資家に日本株買いのきっかけをあたえることになるかも知れません。なにしろ、ブラジルのときは、世界の株価安に逆行高しましたからね…。

 今日は、原稿書きの量が多すぎて、少々頭が疲れていますので、表現が整理されていません。ポイント、ポイントを押さえて言いたいことをくみとつていただければありがたのですが…
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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