大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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昨日の米国株は、欧州株が上昇したことや、FRB議長の議会証言を好感して、一時。上昇したものの、原油安を受けたエネルギー株の下落から、高安まちまちで終了
 おはようございます。
 昨日は米国で注目のイエレンFRB議長の、議会証言が行なわれます。世界市場の混乱に配慮し、利上げのトーンは緩めたものの、米国の景気は堅調に推移しており、引き続き、景気指標を見ながら利上げを続けていくとの方針を示しました。一時は、引き締めのスピードを緩めることを好感したものの、利下げに関する質問に対し、否定的な発言をしたことから、市場はタカ派色を感じ取って、次第に失望感をあらわにしていました。最後はいつも通り原油価格に関心が戻り、OPECの月報で需給の悪化が示されると、株価も下落に転じています。まあ、今回の議会証言でも立ち直りのきっけけをつかむことはできなかった…ということですね。それどころか、3月利上げが遠のいたことや、市場の先行き懸念から、リスク回避資産として円が買われ113円台に上昇するという、事態に…。なかなか日本株への逆風がやみませんね。そろそろ政治の出番ですが、国会の動きを見ると、7月の参院選を思惑しているのか、景気対策論議は後回しにして、政権の足を引っ張ることに野党は終始しています。黒田日銀総裁が、マイナス金利という毒薬を飲んででもデフレへの後退を避けたいとしているのに、政権側は、もう一つ経済への関心が薄いように思われます。海外投機筋は、この温度差を突いてきているのではないでしょうか。そろそろ、消費税をどうするか…安倍首相の決断を市場が催促しているよなきがします。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万5914ドル74セント      -99ドル64セント(0.62%)
 NASDAQ総合指数       4283.59ポイント         +14.83ポイント(0.35%)
 S&P500             1851.86ポイント         -0.35ポイント(0.02%)
 CME日経平均先物       1万5545円            -125円
 10年物国債金利         1.7050%              -0.0240%
 ニューヨーク原油         27.45ドル             -0.49ドル
 GOLD               1194.60ドル            -4.0ドル
 ドルインデックス         95.88                -0.17


 昨日の米国株は、欧州金融不安の焦点だったドイツ銀行が、高リスク社債の買戻しを検討している、と伝えられたことを好感。欧州株が上昇した流れを受け継ぎ、反発してスタート。イエレンFRB議長の議会証言に先立ち公表された準備原稿で、3月利上げ懸念が後退したことから、一段と買い進まれニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値1万6201ドル(前日比187ドル高)をつける場面もありました。ただ、議会証言で、米景気は強く、ゆっくりとした利上げを容認する、としたことや、議員の利下げ要求を否定したことなどがイヤケされ次第に上げ幅を縮小。前日引け値を固めるような動きになりましたが、引け近くに、OPECの統計で2015年が日量202万バレルの供給超だったことが伝わると、エネルギー株が売られ、引けにかけ下落。引け間際に1万5899ドル(115ドル安)をつけていました。結局、ニューヨークダウとS&P500は4日続落。NASDAQ綜合指数は4日ぶりの反発で終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1664、値下がり1466(NASDAQ市場は、1411-1418)。VIX指数は、0.25ポイント下げ26.29ポイトに小幅に低下。

 ダウ30種は、値上がり10、値下がり20。業績好調なナイキが3.11%、ドル安好感のVISAが2.66%、それぞれ上昇。ディフェンシブ系のユナイテッドヘルスが2.42%、ファイザーが1.34%、メルクが0.75%、それぞれ上昇。一方、好調な業績を発表したものの系列のCATV子会社の懸念からディズニーが3.76%下落。WEB関連投資への懸念から、IBMが3.3%、インテルが2.1%、それぞれ下落するなど、9銘柄が1%超え下落し指数の足を引っ張りました。業種別は、タイヤ、生活必需品、空運、医薬品、ヘルスケア・同サービスなどが上昇。エネルギー、貴金属、半導体・同製造装置、非鉄などが下落。

 NYダウは、4日続落。引き続き下落中の25日線を上値抵抗として意識する展開が続いています。この日は1月25日以来の1万6000ドル大台割れでの終わり。下げ止まり感を見せていた原油価格が再び軟調になり始めたことが、下落圧力に変わり始めたようです。NASDAQ総合指数は、プラスで終わったものの、3日前に空けた窓を閉めた後、陰線で終了。下値不安が強い終わりになっています。決算発表後に材料不足となるため、そろそろ、ポジティブな材料が欲しいところ。

 米国株は高安まちまち。円は、米国の3月利上げ懸念が後退したことや、米株下落にともなう安全資産買いから、対ドルで113円50銭台に続伸、対ユーロも、128円10銭台に急伸。円の独歩高の色彩が強まりました。CME日経平均先物は、円高の進行を嫌気し大証先物終値を125円下回る1万5545円で帰ってきました。レンジは、1万5415円~1万6215円。出来高は、前日比1万5000枚増の12万7752枚。これまで、CME市場で安値を更新させ、翌日の日本市場で指数を押し下げる動きがありましたが、この日は久しぶりに、昨日の大証安値(1万5410円)を下回らずに取引されていました。なにか、投機筋の動きに変化が起きているのでしょうか。今日の日本市場は休場ですが、明日の朝にオプションSQを控えており、引き続きGLOBEX市場の動きを注視しておく必要がありそうです。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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