大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
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昨日の米国株は、欧州銀行への不安が波及。大手銀行株などが売られ、一時、大幅安したものの、底堅い雇用指標を受けた押し目買いから、下落幅は縮小して終了
 おはようございます。
 昨日は、日本の休日を狙ったかのような円買いや株先物売りで、市場は大荒れになりました。一昨日の議会証言とことなり、この日、イエレン議長は、マイナス金利の採用の可能性に言及。さらに、「「政策でドル高を考慮」するとも発言。米経済を圧迫しているドル高の是正をにおわすような発言をし、欧州市場で円は一時110円台まで急伸する場面もありました。昨晩書きましたように、9日間で10円超えも上昇する異常な動きに対し、今日は何らかの対応が予想されることから、ある程度ドルを買い戻す動きも出るのでは…としましたが、やはり、為替介入の噂がながれ、やや円安に振れて終わりましたが、株先物に関しては、思ったほどの反応が出ていないようです。CTAなどの投機筋が介入していることは、書いてきましたが、この間の一方的な下げで、他の投機筋も参戦してきており、加速度がついてきた格好。ただ、相場的にはポジションが弱気一辺倒に傾いていることから、ちょっとした材料で流れが変わりやすくなっているのも事実…。反転待ち。でも、今回の為替の変動は、安倍首相の登場で日本が脱デフレを図るため円安政策を採用することを米国が容認。ドル高を容認し、米国への輸出を増やし、日本経済の立て直しを図るという助け舟があったとも言われています。しかし、3年の猶予期間が明けたことから、修正が始まったとの見方も…。もともとのアベノミクスの柱は、為替の円高修正と財政出動で時間を稼いでいる間に、民間企業が投資を増やし、景気上昇や物価上昇の役割を担う方向に転換する…というものでしたが、結局、デフレや円高にさいなまれてきた経営者が前向きになれず、時間切れになってしまった、ということでしょうか。やはり、日産のように、海外から経営者を招き荒療治するしかないのでしょうかね。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万5660ドル18セント      -254ドル56セント(1.60%)
 NASDAQ総合指数      4266.84ポイント         -16.76ポイント(0.39%)
 S&P500            1829.08ポイント         -22.78ポイント(1.23%)
 CME日経平均先物      1万5195円            - 475円(10日の大証終値比)
 10年物国債金利        1.6440%             -0.0610%
 ニューヨーク原油        26.21ドル             -1.24ドル
 GOLD              1247.80ドル            +53.20ドル
 ドルインデックス         95.59               -0.24 


 昨日の米国株は、欧州株がドイツ銀行への経営不安などから大幅下落した流れを受け、売りが先行。大幅続落して始まりました。欧州金融不安を受け、金融株を中心に売られたほか、世界景気への不安からGEやユナイテッドテクノロジーなど多国籍企業も売られ、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万5503ドル(前日比411ドル安)をつける場面もありました。ただ、この日発表された新規失業保険申請件数が、予想を大はばに下回る減少になったことから、市場の波乱にもかかわらず雇用が堅調に推移していることを確認。1万5000ドルの大台を割り込まなかったことから、押し目買いが入り、底堅い動きに転換。昼過ぎに、再度、大台を試すような動きがあったものの、大台が維持されたことから、次第に押し目買いが優勢となり、引けにかけ下落幅を縮小。結局、ニューヨークダウとS&P500は5日続落。NASDAQ総合指数は、反落したものの。一時はプラス圏に浮上する場面も…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり595、値下がり2568(NASDAQ市場は、872-1971)。VIX指数は、1.85ポイント上げ28.14ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり3、値下がり27。予想を上回る決算と自社株買いを発表したシスコシステムズが9.64%上昇。業績への見直しからディズニーが1.64%上昇。原油安が事業部門にプラスに作用するエクソンが0.32%上昇。一方、会計上の問題から証券取引委員会の調べを受けているボーイングが6.8%下落。欧州の流れを受け、GSが4.44%、JPモルガンが4.41%、AMEXが2.26%、VISAが2.39%下落するなど、金融関連が下落。採用銘柄中10銘柄が2%超えの下落になり、指数の足を引っ張りました。
業種別は、メディア、通信、テクノロジーハード・機器、ドラッグストアなどが上昇。銀行、保険、紙パルプ、航空機製造などが下落。

 ニューヨークダウは、5日続落。結局、25日線の下落圧力に抗しきれなかった格好。ただ、1月20日の安値を切らなかったことから、昨年8月24日安値に対する2番底の可能性が維持されていることが投資家の期待感を支えているようです。この日の52週来安値更新銘柄数は709となり1月安値水準と並んできており、売られ過ぎ感が意識されやすいところ…。国際協調体制の再構築など、手掛かり材料待ちの展開。

 米国は続落。円は、リスク回避の動きや欧州銀行不安などから、主要通貨に対し独歩高の展開となり、対ドルは112円50銭台、対ユーロは127円30銭台にそれぞれ続伸。CME日経平均先物は、10日の大証先物終値(1万5670円)比475円安の1万5195円で帰ってきました。レンジは、1万5015円~1万5610円。出来高は、前日比約49000枚減の7万9025枚。本日の日本株は、欧米株安を受け大幅続落して始まりそう。CME日経平均先物終値にさや寄せして下落した後は、下値を模索する動きになると思われるものの、最近の急激な市場の変動から、金融当局や政策当局からの介入的な動きも予想されることから、投機筋としても売り込みにくい展開になりそう。昨日のCMEの出来高は少なく、まだ売り切った、という感触が無いことが気がかり。引き続き、先物筋の動き、GLOBEX市場の米株、原油にらみの展開に…。当面は、市場の落ち着き待ち…。 
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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