大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、欧州株高や原油急伸、予想を上回る小売売上高などを好感した買戻しから、主力3指数とも急反発して終了
 おはようございます。
 今月末のG20で資本市場での投機的な動きについて議論する…としただけで、流れが一変しました。昨日も書きましたように、コンピュータでいろんな市場を網羅して売買していることから、一つが、逆回転すると、原油、為替、株式とも相場が急変してきます。まあ、それだけ今回の市場の波乱に、高速回転商いが関係していたということなんでしょう。まだ、流れが転換したとは言えませんが、昨日の急落相場で投資筋にみすみす買戻しの場を提供した国内投資家はなくに泣けない状態になるかもしれませんね。
 決算も山場を越えましたが、相変わらず日本の経営者の縮み志向が目につきます。目先の波乱を見て、ビビっています。おそらく、先行きの状況が悪そうだから、「賃上げはちょっと…」、何がおきるかわからないから「内部留保には手をつけず、守りに徹しよう」ということになるんでしょう。ここで、次のステップへ向けての布石を打つかどうかで、同業種内での企業間格差を拡大することにつながるのですが、「よそがやってないのに…」と相変わらずの横並び意識で縮んでいくんでしょう。アベノミクスの根幹は、財政、円安で景気を浮揚した後、民間企業に景気浮揚をバトンタッチするというものですが、肝心の企業が動かないのでは、機能するはずもありません。一昨日、JPモルガンのダイモンCEOが身銭の30億円を切って50万株の自社株を購入。弱気すぎる投資家を勇気づけましたが、こんなしゃれた芸当が日本の経営者にできないものでしょうか…。まあ、できればとっくの昔に、民間が動きだし、景気ももっと上向いていたでしょうが…。経営者も輸入したほうがいいかも…。


 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万5973ドル84セント     +313ドル66セント(2.00%)
 NASDAQ総合指数     4337.51ポイント        +70.67ポイント(1.66%)
 S&P500           1864.75ポイント        +35.70ポイント(1.95%)
 CME日経平均先物     1万5410円           +610円
 10年物国債金利       1.7480%            +0.1040%
 ニューヨーク原油       29.49ドル            +3.23ドル
 GOLD             1239.40ドル          -8.40ドル
 ドルインデックス        95.97              +0.36   


 昨日の米国株は、UAE(アラブ首長国連邦)石油相が、加盟国と非加盟国との会合に前向きな発言をしたことから原油価格が急反発したこと、渦中のドイツ銀行が6000億ドル相当の社債買い取り計画を発表したことを好感し、欧州株が急伸した流れを受け、買いが先行。この日発表された小売売上高(1月)が予想を上回り米国経済の底堅さが確認されたことも好感され、最近売り込まれてきた金融株などに買戻しの動きが強まり、終日上げる展開に…。前日、JPモルガンのダイモンCEOが悲観色を強める投資家に対し、約30億ドルを投じ50万株の自社株を実施して、アピールしたことも安心感につながったようです。この日のJPモルガン・チェースの株価は8.3%高と、指数採用銘柄中、ダントツの上昇率になりました。また、この日発表された米国内の稼働リグ数が28基減の439になったことも、原油価格の上げにつながり、投資家の安心感を誘っていました。主力3指数とも引けにかけ上げ幅を拡大する動きとなり、結局、大幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2507、値下がり659(NASDAQ市場は、2144-707)。VIX指数は、2.74ポイント下げ25.40ポイントに低下。

 ダウ30種は、採用のすべてが上昇。CEOの果敢な自社株会を好感したJPMモルガンが、8.3%上昇。GSが3.87%、トラベラーズが3.6%、AMEXが3.0%、VISAが2.85%、それぞれ上昇するなど金融関連が指数の上げをリード。原油の上げをうけた、キャタピラが2.86%、シェブロンが2.94%上げるなどエネルギー関連も堅調。採用銘柄中12社が2%超えの上げ。業種別は、銀行、金属、モーゲージファイナンス、鉄鋼、損保などが上昇。軍用機製造、紙パルプ、個人用品、金融サービスなどが下落。

 NYダウは反発。前日の下落分を埋めたものの、1万6000ドル大台を回復するには至りませんでした。引き続き、昨年8月安値に対する2番底を意識した動き…。25日線の対応点が高く、週明けも移動平均線の下落が続くため、株価圧迫が続きますが、後半には横ばいに転じてくる可能性。移動平均線上に出るチャンスでもあり、来週の動きは要注意。弱気と強気の綱引きが続いている原油相場が、どちらに振れるかがカギをにぎりそう。NASDAQ総合指数、S&P500は昨年8月安値を下回っており、先行きは、ニューヨークダウの動き次第…か。

 米国株は反発。円は、強い米景気指標やリスクオフの後退から、対ドルは113円20銭台に下落、対ユーロは127円40銭台と横ばい。CME日経平均先物は、相場環境の変化を受け大証先物終値比610円高の1万5410円で帰ってきました。レンジは1万4770円~1万5485円。出来高は、前日比約4万5000枚増の12万3902枚。週明けの日本株は、欧米株高を受け、買いが先行。CME終値にさや寄せし急伸して始まりそう。中国本土市場が春節明けで再開されるほか、先物筋の動きも焦点に…。詳しくは明日発信のレポートで解説します。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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