大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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昨日の米国株は、原油価格の上昇を受けたエネルギー株買いや強い指標を受けた製造業への見直し買いなどを受け、主力3指数とも、今年始めて3日続伸して終了
 おはようございます。
 米国でFOMC議事録が発表されました。市場波乱の米経済への波及を懸念し、金融政策の手直しを示唆。市場はこれを好感し上昇しています。そのなかで、金融機関の融資基準の強化から、企業金融が逼迫することへの懸念も指摘していました。以前から、今回の市場の混乱に関しては、米銀行への性急な規制の強化が関係している…としました。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、規制のための「ドット・フランク法」は不十分で、さらに自己資本比率を引き上げるなど、さらに規制を強化することを提言しています。ただでさえ、ボルカールールでリスク資産の抑制を迫られているのに、これ以上自己資本比率の引き上げを迫られたのでは、おちおち貸し出しを増やすこともできません。企業金融がひっ迫するのも当然でしょう。FRBやオバマ政権は、リーマンショック波の危機が再発することを前提に、金融規制を強めていますが、果たして、前回と同規模の金融危機なんて起こる可能性はあるのでしょうか。1929年の株価大暴落で始まった大恐慌が、のちの銀行への過剰な規制によってさらに悪化。この解決には第二次世界大戦を待たなければならなかった、という前例があることを忘れてはなりません。「角を矯めて牛を殺す」ような愚を犯すことだけはやめてほしいものです。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6453ドル83セント   +257ドル42セント(1.59%)
 NASDAQ総合指数       4534.06ポイント      +98.10ポイント(2.21%)
 S&P500             1926.82ポイント      +31.24ポイント(1.65%)
 CME日経平均先物       1万6050円         +310円
 10年物国債金利         1.8190%          +0.0410%
 ニューヨーク原油         30.66ドル          +1.62ドル
 GOLD               1211.40ドル         +3.20ドル
 ドルインデックス         96.87             -0.03 


 昨日の米国株は、サウジアラビアやロシアなど産油4カ国が合意した1月水準での清算凍結案にイランが賛意を表明(生産調整するかどうかは不明)し、原油価格が上昇したことを好感。欧州株が全面高になった流れを受け継ぎ、エネルギー関連が買われ続伸してスタートしました。この日発表された鉱工業生産指数が予想を大幅に上回ったことを好感。製造業への懸念が後退しハイテク株が買い直されるなど、ほぼ全面高商状となり終日上げる展開に…。住宅着工件数が予想を下回ったものの、特に悪材料視されず、2時半過ぎにFOMC議事録が公開され、市場の混乱が物価や景気の先行きに影響を及ぼす可能性があることを指摘。全員一致で、利上げ計画を見直す必要がある、としたことを好感。引けにかけさらに上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、議事録発表後、この日の高値1万6486ドル(前日比290ドル高)をつける場面もありました。結局、主力3指数とも今年初めて3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2627、値下がり537(NASDAQ市場は、2091-794)。VIX指数は1.8ポイント下げ22.31ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(ナイキ -0.60%、マクドナルド -0.48%)。原油上げを受けシェブロンが4.13%、キャタピラが3.14%、それぞれ上昇。製造業の見直しから、ボーイングが3.32%、インテルが2.40%、デュポンが2.96%上昇。IBM(+2.74%)、マイクロソフト(+2.66%)、シスコシステムズ(+2.4%)などWEB関連も堅調。11銘柄が2%超え上げ、指数を押し上げました。この日は、部品供給企業の1月売上高の好調を受け、アップルも1.6%上昇。業種別は、エネルギー、自動車・同部品、半導体、バイオテクノロジーなどが幅広く上昇。公益事業、貴金属、金鉱山などが下落。

 NYダウは3日続伸。25線を大きく上抜いてきました。今晩25日前の対応点を上回ってくることから、25日線が改善。今後、下値支持線になってくることから、底固めがほぼ完了した格好になっています。次は、2月1日の戻り高値を抜くことが課題に…。以前からレポートで書いてきたように、高値圏で形成したレンジ相場の下限ラインが当面の戻りめどに…。

 米国株は、3日続伸。欧州、日本株ができなかった「赤三兵」の底型をつけてきました。円は、米長期金利の上げを受け、売られる場面があったものの、FOMC議事録のハト派的な内容を受け買いなおされ、対ドルは114円付近で横ばい、対ユーロは126円80銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を310円上回る1万6050円で帰ってきました。レンジは、1万5610円~1万6205円。出来高は、約4万5000枚減の7万8468枚。本日の日本株は、欧米株高を受け、大幅反発して始まりそう。依然、オプション市場での円買い需要が強いのが気になるが、当面は、海外株高やG20ホスト国としてのメンツから中国市場が堅調に推移しそうなこともあり、戻りを試す展開が想定されます。1月21日安値をクリアしたことから、次は9月29日安値1万6901円が意識される展開に…。当面は、企業業績の見直しと短期筋主導の材料株…。わくわく消費のヤマハの強さが光ります。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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