大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



週末の日本株は、米株安や円高を嫌気した売りや、先物への仕掛け的な売りに、反落して終了したものの、先物筋の買い戻しもあり、下落幅は縮小
 今週も荒れ模様の相場が続きました。先週は、ドイツ銀行が簿外でエネルギー絡みの巨額の含み損を抱え、今にも倒産しそうな話が流れてくるし、唯一、堅調を維持していた米国経済も景気後退に陥るとの観測まで出てくる始末。まあ、不透明感が強まれば、なんでもかんでも、リスク回避の円買い…ということにつながり、投機筋が円買いポジションを積み上げる動きが増加。この裏には、株先物売りが付きまといますから、先週の日本株は、売り仕掛け→裁定解消売り→機関投資家のヘッジの先物売り→個人投資家の信用の投げ…と、需給面の最悪局面がでて、日経平均の週間の下落幅は1900円近くに…。でも、売り仕掛けしていた海外投機筋は、しっかりと売り仕掛け分の買戻しをしており、先週末で、売りしかけの第2ラウンドは終わっていたはずです。

 ただ、円高誘導し先物を売れば儲かる、と味を占めた、後乗りの海外投機筋は、まだ、同じやり方で売り仕掛けを行っており、今日は、米株安や中国の元基準金利の低め設定による中国株安、GLOBEX市場の原油安、米株先物安も売り仕掛けの材料とされていたようです。すでに、国内投資家は、変動率の大きさに、相場から撤退を始めており、先物、現物とも板が薄くなり値が飛びやすくなってきました。まあ、だんだん、投機筋も仕掛けがしづらくなって、相場の方はこう着状態に陥っていくのかもしれませんね。ただ、最近、週末に米株高やCME日経平均高となり、週明け月曜日が高くなるケースが増えており、週をまたいでポジションを持つリスクが高く、引けにかけては買戻しており、下落幅を縮めています。でも、今日の先物手口を見るとCTA関連の欧州系証券は大幅な買い越しになっており、今日の安いところで、売り玉の手仕舞いをすすめたんでしょう。

 昨年も10月中旬にかけ、提灯をつけた海外投機筋が売り仕掛けをしましたが、日経平均は大きくは下げず、かえって10月中旬からの本筋の買戻しから、踏まされることになっています。まあ、昨年8月の中国の元切り下げショック以来の仕掛け本尊は、2月に入り、弱気の話を流しつつ、相場が下げると、買戻しをして売り持ち高を減らしていた、ということなんでしょう。2月に入っての海外投機筋の日経平均先物売買は、4526億円の、TOPIXは5562億円の買戻し…。そのうち、ドイツ銀行は何もなかったように揚げ出し、米国経済も利上げが必要なくらい強い動き(?)に変わって行くのかもしれません。まあ、日本の場合は、国会で予算審議を進めている最中で、株安に対して補正予算の作成をしたり、消費税引き上げ延期が言い出せないという、隙を突かれたところもありますが…。ここからは、本当に日本経済がだめになっていくのか、話の真贋を見分ける必要があると思うのですが…。

 ということで、今日の日経平均は、229円63銭安(1.42%)の1万5967円17線、TOPIXは19.38ポイント安(1.48%)の1291.82ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、前日比約3.4億株減の22億9146万株、売買代金は、4237億円減の2兆2775億円。本来なら、週末で商いも増えるはずですが、商いは減少。先週末に比べると、半分以下のボリュームに減少しています。騰落状況は、値上がり380、値下がり1471。VI指数は、0.7ポイント上げ36.96ポイントに上昇。相変らず先行き懸念が強い状態が続いています。まあ、とても先進国の株式市場とは言えない変動率の大きさです。

 欧米や国内の大手投資家は、あまりの変動率の大きさに、今の市場に近づこうとはしません。海外のまともな投資家は、日本市場を流動性(投機性)のある新興市場とみているみたいで、よほどのことがないと買いに来ないみたいですね。おそらく、先週末、投げさせられた投資家や、1月にNISAで株式を買い付けた個人投資家もしばらくは市場に近づかないかもしれません。そろそろ、まっとうな資金を呼び込むために、市場の正常化を考えるところに来ているのではないでしょうか。ここ数年続いている海外投機筋の仕掛けで、国内投資家の市場への不信感は強まっているはず。まあ、博打ができるツールをせっせと充実し、世界から金融マフィアを呼び寄せている取引所ですから、聞く耳は持たいないということでしょうか…。
 株の変動要因の解説ならまだいいですが、なんで、毎日、先物筋の手口ばかり解説しなければならないか…。情けない話です。今後は、まともな市場としても米国株をレポートでも取り上げる必要がありそうですね。まあ、今後のことなど、詳しくは日曜日発信のレポートで解説します。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ