大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、欧州金融株の下落や、ルー財務長官がG20会合での市場混乱収拾策への消極的発言をしたことなどを嫌気し、一時、急落するも、原油価格の反発を受けて買いなおされ、主力3指数とも反発して終了
 おはようございます。 
 昨日発表された裁定買い残は、2週連続減少し1兆8380億円になりました。この水準は2012年10月来のもの。2週で約3500億円の減少ですが、海外投機筋のウリ仕掛けで、裁定解消売りが指数の押し下げに寄与したことがわかります。市場の出来高が減少していることから、このレベルでも指数の押し下げには十分です。ただ、このところ書いていますように、昨年8月来売り仕掛けしていたCTAは、G20のほか、3月中旬にかけ日米欧の中銀会合を控え持ち高調整の動き(先物の買戻し)を強めているようですが、昨日も日経平均、TOPIX先物とも買い越しになっていました。指数が下振れると買い越し枚数が増加する傾向があり、この動きが相場を底堅くしているとの見方もできます。G20会合は中国への懸念の解消が焦点になりますが、他国の干渉をもっとも嫌う同国が、素直に提案にしたがうはずもなく、米国ルー財務長官が言うように、成果を期待することはできないのでしょう。まあ、悪材料さえ出なければ「良し」何でしょうね。ただ、投機筋の持ち高調整に見られるように、日本株の下落の主因になった需給の問題は解消する方向にあるようです。引き続き、1万6000円を挟んだ動きを想定しておけばいいのではないでしょうか。
 
 ただ、気になる動きもあります。誰かに言わされているのか知りませんが、このところ、麻生財務相、安倍首相と政権首脳から「リーマンショック並の危機でもない限り、消費税引き上げは予定通り実施する」との発言が続いています。実際に引き上げると日本経済に破滅的な影響をもたらすことは、論を待たないと思いますが、最近、市場でいわれる引き上げ延期待望論を打ち消すためなのでしょうか。その中で気になることを書いていた経済評論家がありました。景気上げ潮派の甘利経済相がスキャンダルで政権から引きづりおろされましたが、次は、前回の消費税引き上げ時にも反対論を唱え、今回も引き上げ見送りと、財政主導規模の拡大を唱えている本田参与がスイス大使として海外に追い出されるといいます。このところ、与党議員へのスキャンダルが続いていますが、脛に傷を持っている議員も多く、ニュースの出所が気になります。どこかの組織が自分らの権益確保のためにスキャンダルを取引材料に使っている、ということはないのでしょうか。狙われているのが財政拡大派といわれる人ですが、これでメリットを受けるのは「財政緊縮派」といわれる人々…。もし、「消費税の引き上げを実施する」といわされているとしたら…。政権内部で何が起こり、どこが裏で糸を引いているのか…。なにか、国民にとって不利になることが裏で進んでいるような気がします。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6484ドル99セント     +53ドル21セント(0.32%)
 NASDAQ総合指数       4542.61ポイント        +39.03ポイント(0.87%)
 S&P500             1929.80ポイント        +8.53ポイント(0.44%)
 CME日経平均先物       1万5940円           +80円
 10年物国債金利         1.7420%            -0.0030%
 ニューヨーク原油         32.15ドル            +0.28ドル
 GOLD               1239.10ドル           +16.15ドル
 ドルインデックス          97.51              +0.08  


 昨日の米国株は、前日のサウジアラビア、イラン両国石油相の生産調整に対する後ろ向き発言を嫌気し原油価格が続落したことを嫌気し、欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。続落スタートになりました。この日発表された新築住宅販売件数が予想を下回ったほか、サービス業PMI(2月)が予想、前月水準を大幅に下回っただけでなく、判断の分かれ目になる50を下回ったことも景気の先行き懸念を増幅。さらにルー財務長官が、G20財務相・中銀総裁会合で「市場動揺への緊急対応を売り出す可能性は小さい…」と発言したことも嫌気され、失望売りが増加。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万6165ドル(前日比266ドル安)をつける場面もありました。ただ、この日発表されたIEA(国際エネルギー機関)の統計で、ガソリン在庫が大幅に減少(-220万バレル)したことを受け、原油価格が上げ転換すると、次第に買いが優勢となり下落幅を縮小。引け近くにはプラス転換し、一時は、1万6500ドルの大台を回復する場面も…。結局、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2012、値下がり1110(NASDAQ市場は、1783-1032)。VIX指数は、0.26ポイント下げ、20.72ポイントに小幅に低下。

 ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。ハネウエルからのM&Aを思惑しユナイテッド・テクノロジーが2.19%上昇。アップルが1.49%%、インテルが1.35%上昇するなどハイテク株が堅調。ウォルマートが0.96%、ホームデポが0.87%上げるなど消費関連もしっかり。一方、ボーイングが1.12%、GEが0.89%下落。採用銘柄全体で1%超え変動した銘柄は4銘柄にとどまっていました。業種別は、エネルギー、住宅、テクノロジーハード、携帯電話、貴金属、半導体・同製造装置などが上昇。銀行、鉄道、自動車・同部品などが下落。

 NYダウは小反発。下落中の50日線、日足一目均衡表の「雲」下辺という抵抗帯に届いていましたので、短期的な調整の動きが予想されましたが、昨日も書いたように、すでに25日線が上昇に転じており、想定通りこのラインに届いたところから反転し、プラス圏で終わってきました。25日線の下値の堅さは確認されたものの、50日線の対応点は1万7500ドル付近。しばらくは下落傾向が続きますのでこの圧力がしのげるかどうかが焦点に…。何か支援材料が欲しいところ。NASDAQ総合指数、S%P500も25日線が支えになっての反発。

 米国株は反発。円は、米株安やルー財務長官のG20会合での市場混乱収束策への消極的な発言を受けた安全資産買いから対ドルで、一時、101円割れ近くまでありましたが、原油、株価の戻しを受け112円10銭台と前日水準で終了。対ユーロは、123円40銭台と小幅高。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円上回る1万5940円。レンジは1万5525円~1万6075円。出来高は、前日比2万1000枚増の7万6745円。本日の日本株は、底堅い動きになりそう。引き続き外部材料次第の展開ですが、G20会合が始まることから、投機筋も思惑的な売買がしづらいところで、模様眺め気分が強まるところか…。ひきつづき、テーマ性のある新興市場、小型成長株を個別に物色する展開に。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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