大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、冴えない雇用指標を受け軟調に始まったものの、原油価格の反転とともに買いなおされ、主力3指数とも3日続伸して終了
 おはようございます。
 日経朝刊で、政府が20年を目標にサービス生産性の伸びを2倍にする方針を示しました。ITの導入や人材育成などが柱になるようです。昨日も、中小企業支援関連企業が注目される…と書きましたが、この政策で、あらたな需要が喚起されることになります。中小企業が自前でITシステムを維持するには、人材獲得やコストの面でも無理があり、外部のサービス導入に頼らざるを得ません。政策的な支援を受けやすくなることで、関連企業には、これまで以上に需要が広がることになります。
 ただ、信用保証協会の保証枠の拡大はいかがなものか…。銀行の救済措置のような印象を受けないでもありません。地方の場合、不況感が強く、地銀などの中小企業への融資で不良債権化しているものが多いと思われますが、こんな措置が設けられると「渡りに船」とばかりに、融資分を信用保証協会の融資付きに振り替え、正常債権化するような動きが増えてきます。地方の信用保証協会の専務理事クラスに有力地銀から天下るケースも多くみられ、癒着の問題も指摘されてきました。何らかの規制措置を設ける必要がありそうですが…。また、GDPをかさ上げするためにサービス業の生産性を上げる…ということですが、日本の場合、世界全体の下から数えたほうが早いという官公庁の生産性の悪さが、昔から指摘されています。こっちの生産性を上げる話が一向に出てこないのは何故なんでしょうかね。やはり、日本はギリシャと同じような「役人天国」なのでしょうかね。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6943ドル90セント      +44ドル58セント(0.26%)
 NASDAQ総合指数      4707ドル42ポイント       +4.00ポイント(0.09%)
 S&P500            1993.40ポイント         +6.35ポイント(0.35%)
 CME日経平均先物      1万6845円            -115円
 10年物国債金利        1.83%                -0.0180%
 ニューヨーク原油        34.57ドル             -0.09ドル
 GOLD              1258.20ドル            +16.40ドル
 ドルインデックス         97.59               -0.62  


 昨日の米国株は、原油価格が軟調に推移し欧州主要市場の株価が軟調になった流れを受け、売りが先行。反落スタートになりました。この日発表の新規失業保険申請件数が予想を上回ったほか、ISM非製造業景況指数で雇用が判断の分かれ目になる50を割り込んだことから、雇用の先行きへの懸念も台頭。ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の安値1万6820ドル(前日比79ドル安)を付ける場面もありました。雇用統計の発表を控え手控え気分が強まり、マイナス圏でのこう着した動きが続きました。ただ、調整していた原油価格が、20日も関係国の会合が行われるとの話が伝わり上げに転換するとエネルギー関連株を中心に買われたほか、押し目買い機運が広がり、引けにかけ上げ幅を拡大。昨日に続き、主力3指数とも高値圏で終わっています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2306、値下がり1046(NASDAQ市場は、1567-1015)。VIX指数は、0.39ポイント下げ、16.7ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり15、値下がり15。堅調な原油価格を受け、キャタピラが3.42%上昇。投資判断の引き上げがあったディズニーが1.08%上昇。このほか、IBMが1.10%、AMEXが1.7%、それぞれ上昇し指数の上げをけん引。一方、マクドナルドが1.5%、マイクロソフトが1.1%、ナイキが0.96%、それぞれ下落したものの、そのほかは小幅なマイナスにとどまりました。業種別は、自動車・同部品、メディア、エネルギー、金融などが上昇。医薬品、バイオテクノロジー、食品、生活必需品、ヘルスケアなどが下落。

 NYダウは3日続伸。原油価格の強い動きに支えられてじり高を続け、当初の目標としてきた高値圏で形成したレンジ相場の下限を突破。再び、レンジ内に復帰してきました。今晩の雇用統計の発表をひかえ弱気ポジションの解消が進んでるようですが、今晩の発表を受けレンジ内に踏みとどまって終われるかどうかが焦点に…。原油価格の動きがカギを握っていますが、過去の経緯から、サウジアラビアは生産調整が守られないことを学習しており、果たしてすんなり生産凍結に応じるかどうか…。もっとも、同国はフル生産体制に入っているといわれ、この水準で生産凍結しても実質的な痛みはないといわれます。経済制裁の解除を受けたイランも協調することは難しく、過大な期待は持たないほうがいいのかもしれません。あくまでも、注目ポイントは今晩の雇用統計。特に物価の先行きに影響を与える時給の伸びしだいでは、再度利上げ懸念が強まることも…。

 米国株は続伸。円は、原油下げや米雇用への懸念から、対ドルで113円60銭台と弱含み、対ユーロは124円50銭台と前日の123円台から下落。CME日経平均先物は、大証先物比115円安の1万6845円で帰ってきました。レンジは1万6650円~1万6990円。出来高は1万3000枚減の4万7091枚。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし軟調な始まりになりそうですが、全般は底堅い動きに…。今晩の米雇用統計の発表や週末を控え、仕掛け的な動きはしづらく、平穏な動きか。まだ、市場にはロング&ショートや先物売り、貸し株を使った割高株のウリなど弱気ポジションが残っており、この買戻しから、米国同様、指数が上昇する局面も…。引き続き、中小企業支援や人手不足関連、政策テーマ関連の買い。中小企業支援関連で取り上げてきた日本ユニシスが、新高値を取っていたことを見落としていました。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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