大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、中国の輸出入の減少による景気への懸念や、原油価格の急反落を嫌気した売りに。NYダウは6日ぶりに反落して終了
 おはようございます。「春眠暁を覚えず」ではないですが、4時に目が覚めたあと。二度寝したら、目が覚めたら7時近く…。急いでデータをチェックして見ましたが、レポートでも想定したように日米とも調整含みの展開です。なにか世界全体が重苦しいムードに包まれている感じですが…。 

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万6964ドル10セント      -109ドル85セント(0.64%)
 NASDAQ総合指数      4648.82ポイント         -59.43ポイント(1.26%)
 S&P500            1979.26ポイント         -22.50ポイント(1.12%)
 CME日経平均先物      1万6675円            -125円
 10年物国債金利        1.8320%              -0.07%
 ニューヨーク原油        36.50ドル             -1.40ドル
 GOLD              1262.90ドル            -1.10ドル
 ドルインデックス         97.17               +0.07


 昨日の米国株は、中国の輸出入が大幅に減少したことから景気への懸念が台頭。これを嫌気し欧州株が下落した流れを引き継ぎ売りが先行。反落してスタートしました。この日は主要な景気指標の発表がないうえ、明日にECB(欧州中央銀行)理事会を控えていることから模様眺め気分が強まり、原油価格の動向に振られやすい展開に…。朝方は、前日まで5日続伸していたことを受けた益出しの売りや中国景気減速を嫌気した売りに押され、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万6921ドル(前日比152ドル安)をつける場面もありました。その後、ECBの緩和に期待した押し目買いに前日引け値い付近まで値を戻す場面があったものの、産油国大手クウエートの政府関係者が「イランなど他の産油国が生産凍結に応じなければ、現状の生産を続ける…」と発言したことがイヤケされ価格が下げに転じると、エネルギー関連が売られ、引けにかけ下落幅を拡大。結局、ニューヨークダウとS&P500は6日ぶりに反落。NASDAQは続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり766、値下がり2347(NASDAQ市場は、654-2229)。VIX指数は、1.32ポイント上げ18.67ポイントに上昇。前週末から3日続伸。やや先行きの波乱を懸念する動きが強まっています。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。原油下げを嫌気し、シェブロンが2.13%、エクソンが2.17%、それぞれ下落。原油安に加え中国景気への懸念からキャタピラが4.07%下落。また、ECBのマイナス金利幅拡大による銀行経営への懸念からGSが2.4%、JPモルガンが1.94%、それぞれ下落。10銘柄が1%超え下げ指数の足を引っ張りました。一方で、マイクロソフトが1.21%。マクドナルドが1.08%上昇。業種別は、公益事業、石炭、貴金属、生活必需品などが上昇。アルミ、海運、金属、エネルギー、金融などが下落。

 NYダウは6日ぶりに反落。レポートでも指摘しましたように、ストキャスティックスやRSI(9日ベース)など短期指標が買われ過ぎを暗示していたほか、25日線かい離率も5%に接近。反落懸念が出ていたところに、過去、下値を支えてきた100日線に到達するなど、テクニカルな要因からの売りが強まったようです。最近の戻り高値を結ぶ下値支持線、2月1日の戻り高値、25日線など短期的な下値支持候補はありますが、まずは、テクニカル指標の過熱感の解消が急がれるところ。値幅よりも日柄にかける調整か…。リスクオフの巻き戻しが始まったばかりですが、次の出直りもこの業種がリードする流れか…。

 米国株は反落。円は、中国景気への懸念や原油安を受けて買われ、対ドルは112円60銭台、対ユーロも124円付近まで、ともに上昇。再び、独歩高の様相を強めてきました。CME日経平均先物は、円高を嫌気。大証先物終値を125円下回る1万6675円で帰ってきました。レンジは、1万6565円~1万6910円。出来高は、前日比3000枚増の6万4930枚。本日の日本株は、週末のメジャーSQを控え、ロールオーバーやオプションがらみで強気筋、弱気筋の思惑が対立。値動きの荒い展開が続きそうです。今週に関しては、前週までのリスクオフの巻き戻し相場で短期テク二カル指標が買われ過ぎを暗示していましたので、テクニカルな調整という側面もあります。今週末にかけ25日線の対応点が下がり、移動平均線の改善が期待できます。当面は25日線の下値支持力を試す展開に…。子育て支援関連で、待機児童問題や保育士の待遇改善問題が社会問題化し始めており、参院選を前に政策的なテコ入れが始まるかもしれません。関連株に注目。 
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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