大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、ECBの緩和拡大を受けた欧州市場の混乱を受け、反落したものの、原油価格の持ち直しから買いなおされ下落幅を縮小して終了
 おはようございます。
 市場の過大な期待を損なわないため、ECBは思い切った緩和策を打ち出してきました。当初は、素直に好感して上昇したものの、会合後の会見で、ドラギ総裁が、利下げ打ち止めとも取られる発言をしたことから、市場はユーロ売りを一気に巻き戻し、ユーロが急伸。株価は上げ幅を縮めることになりました。日銀のマイナス金利採用の時と、同じような動きになりました。市場は金利の低下という「カンフル剤」を打ち続けてほしいと願っていたようですが、これ以上のマイナス金利は、銀行経営への打撃が大きく、今後、量的緩和に主眼を映していく方針が、投機筋が曲がって解釈した側面もあります。まあ、今回の措置は、大きな流れのなかでは市場にとってプラスに評価できるものと思われ、市場はやがて好感してくるものと思われます。
 ただ、昨晩も懸念したように、欧州で波乱があれば、それを口実に、今日のメジャーSQを有利に進めたい投機筋が売り仕掛けをしてくる可能性がある…としましたが、6月限のCME日経平均先物の安値は1万6320円まで売り込まれていました。出来高も前日比で倍増以上になっており、明らかに今日の日本株を下値に誘導しようという動きがみられました。残念ながら、ユーロが急伸したことから円を持ち上げられなかったことは失敗ですが…。とにかく、2月12日のオプションSQで成功した売り仕掛けを再演しようとしていることは確かでしょう。寄り付き前から、円が急伸しており、先物も1万6380円まで下落。CMEの安値をうかがう動きとなっています。昨日も書きましたように、週明けから流れが変わる可能性があり、投機筋にとって「二匹目のドジョウ」は、いないような気がするのですが…。国内投資家が、2月12日の再来を恐れて、売りを出せば、また、投機筋に絶好の買戻しの場を与えてしまいます。日本の投資家も、もっと強い気持ちを持たなければいけないと思うのですが…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ           1万6995ドル13セント      -5ドル23セント(0.03%)
 NASDAQ総合指数         4662.16ポイント         -12.22ポイント(0.26%)
 S&P500               1989.57ポイント         +0.31ポイント(0.02%)
 CME日経平均先物(6月限)    1万6545円            -305円
              (3月限)    1万6680円           -170円
 10年物国債金利           1.9290%              +0.0370%
 ニューヨーク原油           37.84ドル             -0.45ドル
 GOLD                 1272.80ドル            +15.40ドル
 ドルインデックス            96.16               -1.01 


 昨日の米国株は、ECBが市場が想定する緩和策に対し満額回答をしたことから、欧州株が上昇した流れを受け継ぎ、続伸してスタート。原油価格が堅調に推移したことも好感され、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値1万7130ドル(前日比130ドル高)をつける場面もありました。ただ、理事会後の会見で、ドラギ総裁が追加利下げに関し否定的な発言をしたことから、いったん売られていたユーロが買い戻され急伸。欧州株が上げ幅を縮めるとともに米国株も上げ幅を縮小。イランの生産凍結への不透明な姿勢から20日の生産国の会合の開催が危ぶまれる中、原油が下落したことも嫌気され、下落幅を拡大。昼近くには、この日の安値1マン6821ドル(同179ドル安)を詰めるという荒っぽい動きに…。その後は安値圏で低迷した動きを続けていたものの、原油価格が買いなおされ下落幅を縮めると、リオスオフで売られてきた素材や資源株、小売株などから買いなおされ、引けにかけ下落幅を縮小。NYダウとNASDAQ総合指数は小幅に反落したものの、S&P500は小幅に続伸。全体に底堅い動きを見せました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1317、値下がり1771(NASDAQ市場は925-1801)。VIX指数は、0.29ポイント下げ18.05ポイントに低下。市場は、先行きを懸念していないようです。

 ダウ30種は値上がり12、値下がり18。堅調な原油価格を受け、シェブロンが1.21%上昇。メルクが1.3%、インテルが1.2%上昇したほか、ナイキが0.94%、コカコーラが0.94%それぞれ上昇。消費関連gは底堅い動き。一方、デュポンが2.03%、マイクロソフトが1.5%下落。欧州で銀行株が売られた流れを受け、JPモルガンが0.86%、GSが0.74%それぞれ下落したものの、その他の下落率が小さかったことから指数への影響は少なかったようです。業種別は、非鉄、エネルギー、半導体・同製造装置、小売り、鉄鋼などが上昇。不動産投資・サービス、タイヤ、食品、メディア、生活必需品などが下落。

 NYダウは小反落。一時、急落後の戻り高値を更新したものの、結局、これまで同様、100日移動平均線に抑え込まれる格好になりました。当面は、25日線の上昇待ちの展開ですが、すでに、50日線との間でゴールデンクロスを達成しているほか、週足一目均衡表は抵抗帯である「雲」を抜け出しているほか、週MACDも買いシグナル(戻り売り)を出しており、先高方向に変わりはないようです。当面は、雲上での値固め…。

 米国株は小反落。円は、ドラギECB総裁の利下げ打ち止めとも読める発言を受け対ドルでユーロが急伸した流れを受け、対ドルは113円20銭台に小幅に上昇。対ユーロは126円50銭台に急落。CME日経平均先物は、実質限月交替となったものの、欧州市場の波乱を受け、大証先物終値を305円下回る1万6545円(3月限は1万6680円 -170円)で帰ってきました。レンジは、1万6320円~1万7040円。出来高は、前日比6万6000枚増の12万392枚と倍増。安値は一時、大証先物終値比530円安まで売り込まれていました。昨晩の書き込みで懸念した動きが起きたようです。本日の日本株は、欧州市場の波乱や海外投機筋のウリ仕掛けに軟調な展開が予想されるものの、来週の日銀会合、FOMCにらみの展開から、投機筋も買戻しを急ぐとみられ、前回2月12日ほどの波乱にはならないものと思われます。来週以降、政策的な意味での株高期待が強まってきますので、今日の押し目には買い向かい動きが強まってくるのではないでしょうか。引き続き、人手不足関連、AIを使った中小企業支援、政策テーマ関連、期末業績の増額修正期待銘柄の買い方針を堅持。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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