大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、FOMC結果を今晩に控え見送り気分が強まる中、強弱感が対立する景気指標を受け、高安まちまちで終了
 おはようございます。
 市場は、ECB理事会、日銀会合と、中央銀行の政策決定ハードルを個別に消化しています。いまのところ、ECBは合格点ですが、日銀は市場との対話不足で落第点、というところでしょうか。事前にイベントドリブン型のヘッジファンドが動き、日銀トレード(株先物買い・円売り)ポジションがつくられていたようで、昨日は日米両市場で失望売りが出たようです。大々的な売り仕掛けが無かったことは幸いでしたが、今晩のFOMC結果を控えていては、投機筋も無理はできないというところでしょうか。今週末には、米国でも先物、オプション清算のクアドルプル・ウィッチングを控えており、波乱含みの動きがあるかもしれません。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ           1万7251ドル53セント        +22ドル40セント(0.03%)
 NASDAQ総合指数          4728.67ポイント           -21.61ポイント(0.45%)
 S&P500                 2015.93ポイント           -3.71ポイント(0.18%)
 CME日経平均先物          1万6835円              -125円
 10年物国債金利            1.9590%               -0.0040%
 ニューヨーク原油           36.34ドル               -0.84ドル
 GOLD                  1231.00ドル             -14.10ドル
 ドルインデックス            96.64                 +0.07         
 
 
 昨日の米国株は、日銀の景気見通し引下げや米国の1月小売り売上高の大幅下方修正を嫌気し、欧州株が下落した流れを受け継ぎ、売りが先行。下落して始まりました。今晩にFOMCの結果発表を控えていることから手控え気分が強く、ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の安値1万7120ドル(前日比109ドル安)をつけています。ただ、1月分が下方修正されたものの、2月の小売売上高は予想を上回ったことや、ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)が前月のマイナスからプラスに転換したことなどが好感され、次第に押し目買いが有力となり、下げ幅を縮小。3月のアイホン販売の好調を写し投資判断が引き上げられたアップルの上げなどから引けにかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは3日続伸し高値引け。ただ、FOMC結果を懸念しNASDAQ総合指数は3日ぶりに反落していました。S&P500 は続落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり811、値下がり2291(NASDAQ市場は、707-2113)。VIX指数は、0.08ポイント下げ16.84ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。投資判断上げがあったアップルが2.01%上昇。ウォルマートが1.08%、ナイキが0.97%上げるなど小売りが堅調。一方、カナダの製薬大手のデフォルト警告を受け、ファイザーが1.86%、メルクが1.24%下落。GSが0.95%、AMEX0.57%、それぞれ下落。全般に値動きは小さく寄与度が大きいアップルの上げが指数を押し上げた格好。業種別は、公益事業、テクノロジーハード、食品、履物、飲食業などが上昇。アルミ、不動産サービス、医薬品、ヘルスケアなどが下落。

 NYダウは、3日続伸。昨日も予想したように下落中の52週移動平均線が上値抵抗線として意識されているようです。引き続き上昇中の26週線が下値を支えており、この間でレンジ相場を形成。昨日の終日値幅も131ドルと小動きの展開が続いています。13週線の上昇待ちですが、2週後には上昇に転じる見通しで、しばらくはこう着した動きに…。NASDAQ総合指数は、75日線で頭を押さえられ伸び悩み。FOMCへの警戒感から値動きの大きい小型株のポジションを減らす動きがあり、反落した模様。原油価格が、短期的に上げ過ぎの調整に入っており、この出直りがカギになりそう。すでに13週線が上向きに転換、25日線も勢いを増して上昇しており、調整期間は短そう。

 米国株は高安まちまち。円は、冴えない米景気指標を受け、一時、112円60銭台まで下落したあと、強いNY連銀製造業景気指数などを受けドルが買い戻され、113円10銭台に持ち直したものの、前日比では上昇。対ユーロも、日銀の政策据え置きへの失望感から125円60銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を125円下回る1万6835円で帰ってきました。レンジは、1万6740円~1万7165円。出来高は、前日比1万5000枚増の4万9084枚。本日の日本株は、昨日の日銀会合への失望感に加え、今晩のFOMCへの警戒感から模様眺め気分の強い展開になりそう。CMEレンジ下限を意識した先物筋のウリ仕掛けもありそうですが、今晩のFOMCを控え、深追いはなさそう。相場の落ち着きを見て、政策テーマ関連の小型株物色の流れに戻りそう。自動運転、ビッグデータ関連のほか、中國からの支援要請もある企業の動きが良くなってきました。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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