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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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ご祝儀も手伝い13連敗を阻止…
 7月7日、七夕の月曜日、日経平均は122円15銭高の1万3360円04銭、TOPIXは14.92ポイント高の1312.80と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは1勝11敗、騰落レシオは72、RSIは15、25日線かい離はマイナス4%でした。出来高概算は17億6000万株、売買代金は1兆8038億円と、手がかり材料難もあり、エネルギーは細って終わっています。
 
★陰の極から出直っても、上値がちょっと…
 13日ぶりの反発ですね。短期のテクニカル指標が「陰の極」を暗示する馬鹿みたいな数字を出したから、とりあえず打診買いでも入れてみようとしたのでしょうか…。それとも、サミットが日本で開催されているし、お化粧買いでも入れて株を上げとけ…てなもんでしょうか。どちらでも良いんですが、やはり0勝12敗、7%台のRSI,5%超えの25日線かい離率は異常値で、一旦はリバウンドにかけてみるところでしょう。今週号のレポートでも、「打診買いを入れても…」とはしましたが、問題はどこまで戻るか、ということ。13週の移動平均線が当面の戻りめどになりますが、すでに下降を始めたうえ、位置しているのは1万3880円台…。もどっても高が知れています。

 週の指標が買いサインを出していれば中期張りで望めるのですが、まだ、サイコロは6勝6敗、RSIは54で、ともに加熱サインを出した後の調整過程の数字。あくまでも、小救いの相場になります。果たして、リスクを犯して全力投球する価値があるかどうかですね。サミットから何か材料が出ることを期待する向きもあるようですが、レイムダック状態のブッシュ大統領、誰も期待していないサミットの運営に精力を傾ける福田首相のほか、国内政策の失敗で不人気な首相、傀儡大統領など、とてもとても、国益をかけて丁々発止と、やりあう場ではなくなっています。何か出てくれば「良し」くらいの感覚でみておけば良いでしょう。

★ドル為替本位制に見直しの動きが…
 それよりも問題は為替の動きです。先週、ECBは予定通り0.25%の利上げに踏み切りました。しかし、ドル・ユーロはそれほど反応せず、むしろドルが買い戻される結果になっています。今回のサミットでも、「強いドルを望む」という、しつこいくらいの大統領の発言が目立ちますが、ここからは、米国のドル防衛の本気度を探ることが必要になるかも知れません。米国という国は、自分の非は絶対に認めませんが、今回の世界的なインフレ懸念でも、独自の論理を展開しています。

 つまり、米国は金融システムを守るために利下げをしたが、その結果ドルが下落した。しかし、ドルペッグ制を採用している国が多く、これらの国は本来国内のインフレを沈静化するため利上げを実施すべきだったのに、米国にあわせ利下げを実施。これが、インフレをあおる結果になった、悪いのは、ドルペッグ制をとっている国だ…と言わんばかりの論調です。一面の真理はあると思いますが、欧米の中央銀行関係者から、ドルペッグをやめ、自由変動相場に移行すべき…とする発言が増えているといいます。

 また、これまでタブー視されてきた湾岸諸国に対してもドルペッグ是正を言いはじめていると言います。原油の決済をドル以外の通貨も含めてやれ、ということのようですが、考えようによっては戦後続いてきたドル為替本位制を見直すということでもあります。もし、本気で考えているとすれば、戦後の通貨体制を根本から見直すことにもつながります。この動きに、歩調をあわせるように、中国の政府系経済研究所からも自由変動相場制への移行を促すレポートが提出されています。あまりに大きすぎる変化なので、田舎の投資家には実際のことは分かりませんが、兆候や具体的な動きをつなぎ合わせてみると、考えられないことでもないような気がしています。

 そのためには、ユーロだけではなく、他の国際通貨が必要になってきますが、まだ、その役割を担えるだけの経済圏が出来上がっていません。今後、米国を中心に、共同通貨圏を作る動きが活発になってくるかもしれません。多分、世界の経済にとってはプラスに作用すると思いますが、それだけに、欧米の中央銀行の動きを検証し続けることが必要になりそうです。

★ご祝儀気分も米国市場では通用しない
 日本の政治家は、サミットに浮かれ気分ですが、今週から来週にかけての米国市場はそうは行きません。今週末には経営破たんの可能性さえ指摘されたGMが決算発表をしてきます。いろんなアナリストからぼろくそに予想されていますが、実際の数字はどうなのか…、また来週にはメリルリンチやシティ、モノローンのアンバックなど、問題企業が次々と決算発表をしてきます。おそらく、最後のチャンスとばかり、アナリストも勝手予測をしてくるはずです。それに、市場がどれだけ耐えられるか…。
 
 以前、チャート分析でも書いたように、2000年前後に3年がかりで形成したテーブルの上限でNYダウは反発し、テーブルを意識していることが分かりました。今週は、このテーブルの信頼度を探る動きになると思いますが、ITバブル崩壊から7000ドル台まで下落したときの押し幅を、今回に適用すると、下値めどは1万90ドル。先週のザラ場安値は1万1106ドルですから、あと16ドルのところまで近づいています。このことが、底値に近づいたとみるのか、もしかしたら底値に届いたと見れるのか、まだ分かりませんが、何しろ業績発表というバッシングが待っているだけに、軽々に結論を出すこともできません。目を海外のほうに向けて、じっくり相場を観察しましょう。

 それにしても、家の前の水道工事はうるさい…。つい2週間くらい前に工事した場所をまた掘っている…。業者が変わっているから、救済工事みたいなものだろうが、この効率の悪さと無駄金使いが今の日本経済の低迷の象徴…。いつになったら土建依存経済が終わるんだろうか。本来金が回らなければいけない新産業に金が回らず、早くつぶれたほうが良い土建関係に湯水のごとく資金をつぎ込んでいる…。一部は政治家の手元にキックバック…。分かっていてもやめようとしない政治…。利権にしがみつく輩ばかりが利益を受けるこの国は一体どうなっていくのか…。どうしようもないだけにむなしさだけがつのる…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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