大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、デリバティブ清算にともなう買いや、大手銀行の自社株取得枠の拡大を好感し、NYダウは6日続伸して終了
 おはようございます。
 先月26日、27日開催のG20 以降、米国をめぐる環境が大きく変化したような印象を受けます。レポートでは、年末に米国で利上げ気運が強まると、それ以降ドル安が進行しているケースが多いとして、年初の円高を懸念していましたが、2016年初めの3か月は、円高に苦しむことになりました。昨年7月21日から適用が始まったボルカールールの規制に適合しようと、米銀が世界からリスク資産を引きあげ、米国内にドル資金が還流。ドルインデックスは2014年6月の80ポイント弱から、昨年3月の100.3ポイントまで急伸。ドル高が多国籍企業の業績を圧迫。最近では、製造業全般へ悪影響を及ぼすようになっていました。G20 開催時点では、米国経済が唯一の世界経済の成長エンジンになっていたことから、ここがこけては…との懸念から、ドル高是正が内々に合意された、との憶測も出ています。日本にとってはいい迷惑ですが、それ以降、ドルは下落。一方で、新興国や資源価格が浮上を始めています。問題は、この流れが一時的なものなのか、それとも、これまで続いてきたトレンドの踊り場なのか…とういうこと。
 大統領選は最終的にはクリントン女史に落ち着きそうですが、彼女の主張には、大手銀行への一層の規制強化があり、もし、実施されれば、さらにリスク資産が米国に還流。また、自己売買の制限などから逆張りの投資家が不在となり、さらに市場が不安定になる可能性も…。ただ、米国のコアCPIは、年率2.3%と、FRBが目標とする水準を上回っており、果たしてインフレ率の上げにつながるドル安や原油価格の上げを容認できるものかどうか。やはり、市場の落ち着きを待って、ドル高方向に回帰するのでは…。足りない頭で考えても仕方がないか…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7602ドル30セント       +120ドル81セント(0.69%)
 NASDAQ総合指数       4795.65ポイント          +20.66ポイント(0.43%)
 S&P500              2049.58ポイント          +8.99ポイント(0.44%)
 CME日経平均先物       1万6640円             +130円
 10年物国債金利        1.8710%               -0.0320%
 ニューヨーク原油        39.44ドル              -0.76ドル
 GOLD               1254.30ドル            -10.70ドル
 ドルインデックス         95.06                +0.29  


 週末の米国株は、利上げベースの鈍化予想を好感し、新興国市場や資源価格が上昇したことから、欧州株が堅調に推移したことを受け、買いが先行。続伸してスタートしました。この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数が前月水準、予想をともに下回りドルが下落すると、原油価格が戻り高値を更新。エネルギー株やドル安を好感した多国籍企業も買われ上げ幅を拡大。終日買われる展開に…。特に、自社株買いの枠拡大を発表したJPモルガンやバンクオブアメリカが買われたことから銀行株も上昇。ニューヨークダウは、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値1万7620ドル(前日比139ドル高)をつけていました。この日は、3か月に一度のオプション、先物決済にかかる「クワドルプル・ウィッチング」でしたが、この清算に絡む買いも指数の上げに寄与したようです。結局、ニューヨークダウは6日続伸。NASDAQ総合指数とS&P500 は3日続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1903、値下がり1200(NASDAQ市場は、1825-998)。VIX指数は、0.42ポイント下げ、14.02に低下。一時は、13.75ポイントと昨年11月2日以来の14ポイント割れになる場面も…。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。自社株買い枠追加を好感したJPモルガンが2.94%上昇したほか、GSも3.07%上昇。この2社で指数を44ドル押し上げ。ドル安傾向を好感したボーイングが2.5%、インテルが2.2%それぞれ上昇。最近下落していたユナイテッドヘルスが1.76%、メルクが1.43%それぞれ上昇。7銘柄が1%超え上昇し、指数の上げに寄与。一方、下落銘柄ではマイクロソフトの2.14%が目立ったものの、その他は小幅下落にとどまっていました。業種別は、銀行、エネルギー、鉄道、宅配サービス、非鉄などが上昇。公益事業、通信、生活必需品などが下落。

 NYダウは6日続伸。レポートで当初想定していたレンジの上限まで戻ってきました。ドル高是正で、それまでの歯車が逆回転を始めており、この流れが来週以降も持続するかどうかが焦点に…。日足サイコロが10勝2敗(81%)に上昇するなど、短期指標の過熱感が目立っており、いったんは、上昇中の13週線または26週線付近への小幅な調整が必要だと思われますが…。勢いで、レンジ上限の壁を抜いてくると、トレンド転換が起きてきます。来週は、相場の分岐点を形成しそう。

 米国株は続伸。円は、弱い米景気指標を受け一旦対ドルで110円80銭をつけたあと、株高を受け111円50銭台に下落。対ユーロは、ECB関係者の追加緩和発言を受け125円70銭台に上昇。CME日経平均先物は、米株高を受け大証先物終値を130円上回る1万6640円で帰ってきました。レンジは1万6440円~1万6800円。出来高は前日比1万4000枚減の5万48212枚。日本市場は今日から3連休。週明け相場に関しては、月曜日夜のCME日経平均先物市場の動き次第の展開に…。為替、株式両市場とも、2月11日の日本市場休場日の米国市場での売り仕掛け再来を懸念しており、先物やオプションでヘッジしたことが昨日の下げにつながった側面も…。詳しくは、月曜日発信のレポートで注目株とともに分析してみます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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