大仏さんの「株やぶにらみ」
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昨日の米国株は、原油価格の下落やFRB関係者のタカ派発言を嫌気して大幅安する局面があったものの、原油価格の持ち直しとともに反転し、高安まちまちで終了
 おはようございます。家の前の桜の古木では、下の方から開花がすすみ、日に日に白さが増しています。だんだん、気持ちも華やいできますが、株式市場の方は、なかなか春の訪れ、というわけにはいかないようです。海外投資家は、ファンドからの資金流出に悩み、昨年運用成果の良かった日本株を売り、変換用資金のねん出をすることを余儀なくされているようです。世界的なリスク回避というよりは、資源高を謳歌した投資家が価格の下落でやむなく資産の処分を迫られているということでしょうか。資源高時代に、国内での財政の拡大や身の丈を上回る投資でたっぷりついた脂肪を市場からそぎ落とすように迫られているところ。彼らが、対外資産を取得した時のキーワードは「流動性」。流動性のある株には、資源価格が回復しない限り、スリム化が終わるまでは、売りが続くことになるのでしょうか。ただ、海外投資家は、今の日本株が割安なのは十分承知のうえで、やむなく売っている…という側面もあり、ほかに益出し出来る資産が出てくれば、売りがとまるだけでなく、買いに転換してくる可能性もあります。単純に考えて、EPSを膨らませるために借金して自社株買いをする欧米企業と、豊富な内部留保が自社株買いの原資につかえる、日本株とどちらが財務面でいいのかははっきりしています。ちなみに、日本株のROEの低さは…と低い評価を受けてきましたが、すでに欧州と比較すると、日本が上回った、といますが…。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7515ドル73セント        +13ドル14セント(0.08%)
 NASDAQ総合指数        4773.51ポイント           +4.65ポイント(0.10%)
 S&P500               2035.94ポイント           -0.37ポイント(0.04)
 CME日経平均先物        1万6770円              +50円
 10年物国債金利          1.90%                 +0.03%
 ニューヨーク原油         39.46ドル               -0.33ドル
 GOLD                1221.60ドル              -2.40ドル
 ドルインデックス          96.13                 +0.09 


 昨日の米国株は、イースター前のグッドフライデー休日を控え手控え気分の強い展開に…。朝方は、資源価格の下落を嫌気して欧州株が軟調に推移した流れを引き継ぎ続落スタート。この日発表された2月耐久財受注が、前月水準、予想をともに下回ったほか、この日もFRB関係者の利上げに関するタカ派発言があったことなどもイヤケされ、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値1万7399ドル(前日比103ドル安)をつける場面もありました。ただ、米国内の原油掘削リグの稼働数が前週比で15基減少。2009年11月来の稼働数に減少したことが伝わると、それまで下落していた原油価格が持ち直し。エネルギー関連株に買いが入り、次第に下落幅を縮小する展開に…。今晩の米国市場は休場になるものの、第4四半期のGDP確定値に発表が予定されており、ポジション調整の買いから、引けにかけ上昇。ニューヨークダウ、NASDAQ総合指数は反発、S&P500は続落と、高安まちまちの終わり。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1570、値下がり1504(NASDAQ市場は、1497-1275)。VIX指数は、0.20ポイント下げ14.74ポイントに低下。市場は連休中の波乱を想定していないようです。

 ダウ30種は、値上がり16、値下がり14。原油価格の持ち直しを受け、キャタピラが2.19%、シェブロンが1.35%それぞれ上昇し指数の戻りをけん引。IBMが1.75%、ベライゾンが1.23%、それぞれ上昇。一方、冴えない決算の影響が尾を引きナイキが1.27%安と続落。ユナイテッドヘルスが0.92%、JPモルガンが0.77%、GSが0.7%、マクドナルドが、0.72%、それぞれ下落したものの、1%超えの下落率はナイキだけにとどまり、全般は小動き。業種別は、エネルギー、通信サービス、住宅、公益事業、素材などが上昇。銀行、保険、金鉱山、石炭などが下落。

 NYダウは3日ぶりに反発。今週に入り、FRB関係者の市場の楽観的な金利見通しをけん制する発言が続き、ドルが上昇。原油価格が調整したことから、週間では6週間ぶりに下落して終わりました。以前から、上値抵抗線に届いたことから調整的な動きを予想していましたので、この下げは過熱感の解消面からも歓迎されるもの。すでに上昇に転じている13週線の接近待ちの状態ですが、来週以降、上げピッチが速まってきますので、調整日柄は短そう。また、原油価格については、いったん、38ドル~39ドル付近で形成した下値支持ゾーンを確認する必要がある…としましたが、昨日は安値28ドル33セントまであり、下値の壁を確認。想定通り反転して終わっており、週明け相場に期待をつなぐ終わり方になりました。原油価格はドル相場と並び、米格の上げを支援する要素になっており、週明け相場への期待を持たせます。

 米国株は高安まちまち。円は、弱い景気指標を受け一時買われたものの、この日もFRB関係者のタカ派発言があり、対ドルは112円80銭台、対ユーロも126円10銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を50円上回る1万6770円で帰ってきました。レンジは1万6585円~1万6910円。出来高は、2300枚増の4万1244枚。本日の日本株は、配当・権利取りなど政策的な動きを背景に底堅い動きが予想されます。週末控えであるほか、今晩の海外市場が休場になるところも多く、ポジション調整の売りも予想されますが、週明け28日が権利付き最終日となっており、流動性の大きい大型株を中心に配当取りの動きが続き、底堅い動きになりそう。ただ、権利落ち日以降の相場を懸念する動きもあり、個人を中心にした新興市場やテーマ株、増額修正余地の大きい中小型株買いの流れに変化はなさそう。眠りから覚めそうなウエザーニュース…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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