大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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週明けの日本株は、米GDPの上方修正を好感した円安を好感、政府の景気テコ入れへの期待感も背景に、続伸して終了
 つい先日までの、消費税引き上げへの首相の強い意志や、実施へ向けての軽減税率の論議は何だったのか、というムードになってきました。一昨年4月の引き上げがアベノミクスに致命的な悪影響をもたらしたことから、ほとんどの国民が「次回の税率上げは、無理ではないか…」というムードにはなっていたはず。無理やりにも軽減税率法案を通し、来年4月の引き上げを既成事実化しようとした財務省も、リーマンショック並の消費の落ち込み…という数字を見せつけられては、一歩引かざるを得なかった、ということでしょうか。まあ、これで消費が回復する…と考えるのも早計のような気がします。もともと、アベノミクス当初の消費の増加は、不動産や株など値上がりによる資産効果による富裕層が支えたものです。本来は、円高是正、内需刺激で景気を持ち上げ、物価上昇や賃上げにつなぎ、広く消費を喚起し、景気浮揚につなげ陽としたものですが、一般の消費者の消費が増える前に、資産効果は剥げ落ち、なまじ円安が進んだことで、貿易収支が黒字化。円が上昇したことで、再び物価が下落し、デフレの兆候も見え始めた。

 アベノミクス初期に、資産効果で消費を支えた富裕層は、マイナンバーの実施による資産の把握を恐れ、金庫の中に現金をしまいこみ、消費をしなうなる、という状態。消費税引き上げもマイナンバーも、一番一生懸命やったのは財務省…。都合のいい統計数字を並べ立て、財政危機を煽り立て、同省からの出向者が多いIMF(国際通貨基金)を通じて、消費税引き上げ実施を唱えさせる。なんだか、貧乏神みたいな存在ですね。また、例の「保育園落ちた。日本死ね」のネットへの書き込み以来高まった育児支援では、参院選を前に、実に具体的な支援策が多く登場しています。いろいろ、支援してくれるのはありがたいのですが、あのメールら、これまでそんなに日数が経過していないのに、次から次に支援策が出てくるは、出てくるは…。要するに、関係省庁は以前から問題を把握していた、ということではないでしょうか。政府から、良い案を出せといわれて、出してきたものでしょうが、なぜ、いままで放置していたのか…。これだけ数が多いということは、それだけ、困った国民から救済措置が求められていた、ということではないのか。不作為の罪は大きいと思いますが…。

 まあ、今日は、明日以降の新年度入り相場を気にして、相場の方は大きな動きが無かったので、最近の動きについて、思うところを書いてみました。今日は、まだ欧米市場が、イースター休暇気分を抜け切れないことから、方向感のない展開になりました。朝方は、週末に米国で発表された第4四半期GDP確定値が、速報値に続き2度にわたり上方修正されたことを受け、円が113円台に下落。これを好感した買いに、反発してスタート。寄り後すぐに、日経平均はこの日の高値1万7167円(前週末比165円高)をつけています。買い一巡後は、配当や株主優待の権利取りなどの買いと月末の換金売りから、売り買いが交錯。前j引けにかけ1万7100円を挟んだ膠着した動きに…。昨年、配当落ち後に下落したことや、中國株安を嫌気し、後場から先物を売る動きが強まり、一時、この日の安値1万6961円(同41円安)をつける場面もありました。ただ、GLOBEX市場で原油価格が反発、米株先物も上昇していたことから、今晩の米株高を思惑して先物買いが増加。引けにかけ上げ幅を拡大し、続伸して終了。

 日経平均は131円62銭高(0.77%)の1万7134円37銭、TOPIXは、15.80ポイント高(1.16%)の1381.85ポイントと、ともに続伸。出来高は、3300万株増の18億4515万株、売買代金は、1500億円増の1兆9283億円と、ともに薄商い。すでに2月の株価低迷時に配当取りの買いを終えていた、ということでしょうか。騰落状況は、値上がり1562、値下がり301。業種別は、海運、倉庫、鉄鋼、医薬品、陸運、電気ガスなど、円安にも関わらず内需系を上位に32業種が上昇。鉱業のみが下落。権利落ち後の波乱に備えたのかVIす数は0.72ポイント上げ、23.78ポイントに上昇。

 今日の引け値での、日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗(50%)に上昇。RSIは、日経平均が+49%→55%に、TOPIXは47%→55%に、ともに上昇。25日線かい離率は、日経平均が+2.1%→+2.6%、TOPIXは+1.92%→2.84%に、それぞれかい離が拡大。NT倍率が前週末の12.45倍から12.4倍に低下したことを見ても、小型や内需系などTOPIX型銘柄の動きが良かったことを示しています。騰落レシオは、116%→129%に上昇。再び、買われ過ぎのゾーンに入ってきました。前週末に、日経平均、TOPIXとも週MACDが買いシグナルを発信。(戻り売りではあるものの)上げ相場が期待できます。
 
 まあ、日経平均日足は一目均衡表の「雲」内を動いており、どうしても雲の上辺が意識されるところ。また、少し上には、週足一目均衡表の「雲」下辺が待っている。また、下落中の13週移動平均線も頭を押さえている…ということで、テクニカル面からは、なかなか、上値を買いづらいところ。政府が本格的な景気テコ入れに動こうとしており、これを受け新年度入りから国内投資家がどう動くかが焦点に…。当面、国内投資家の間で、だれが最初に飛び込むペンギンになって、他の臆病投資家を先導するかが注目されます。基本的に、来月から決算発表が意識されてきますから、従来通り、今期末の増額修正期待と、来期も増益の銘柄を買う流れは変わりません。今日は、日本ユニシス、いちごグループ、スタートツデイが高値を更新。前期の条件を満たしながら、高値更新後の一服局面にある銘柄が多くありますから、押し目を作っている銘柄の方を注目したほうがいいですよ。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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