大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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昨日の米国株は、欧州株安やIMFの世界成長率見通し引き下げ可能性を嫌気したほか、決算発表前の調整売りから、続落して終了
 おはようございます。
 前回FOMCで金利引き上げ回数の見通しを下方修正しながら、その後は一転して、複数の地区連銀総裁が引き締め強化を予想する発言を連発。市場がその気になってくると、今度はイエレンFRB議長が、「利上げを急がない」と発言。市場は、FRBの定まらない動きに振り回されています。原油価格も一時はドル安に反応して、買戻しで上げたものの、ドルの方向が定まらないことから、17日の産油国会合の不調を予想しじり安に…。一方、英国では6月のEU残留の是非を問う国民投票の期日が接近。また、ギリシャの債務問題も、IMFとドイツの考え方の相違から、エスカレートする兆しが出てきており、リスクオフの動きから安全資産の円買いが増加。この動きを見て、投機筋が円買い圧力を強めてきました。「原油安・円買い」、「円買い・株先物売り」…ヘッジファンドのコンピューターに設定されたプログラムは、日本株の下押し圧力を強めています。ドル高でも円高、ドル安になると円高…投機筋はなにがなんでも円高なのでしょうか。そろそろ政治的な投機への対抗策を打ち出さないと、ただでさえ円高・デフレ時代の感覚から抜け出せない大手企業の経営者が、ますます、殻に閉じこもってしまう可能性もあります。世界景気が急減速しており、何か対策を講じても焼け石に水でしょうが、何もしないよりはましだと思うのですが…。今の世界経済にとっての最大の良薬は、米国の一罰百戒的な銀行への行き過ぎた金融規制をゆるめ、世界に成長通貨を供給することだと思うのですが…。第二次世界大戦につながった規制強化の愚を繰り返してはなりませんが、クリントン候補は、さらに規制を強化することを公約にしています。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7603ドル32セント      -133ドル68セント(0.75%)
 NASDAQ総合指数        4843.93ポイント         -47.86ポイント(0.98%)
 S&P500               2045.17ポイント         -20.96ポイント(1.01%)
 CME日経平均先物        1万5615円            -115円
 10年物国債金利         1.7270%               -0.0520%
 ニューヨーク原油         35.89ドル             +0.19ドル
 GOLD                1229.60ドル            +10.30ドル
 ドルインデックス          94.62                +0.05  


 昨日の米国株は、資源安やドイツの景況感の悪化を嫌気した欧州株の下落を受け売りが先行。続落してスタートしました。朝方発表された2月貿易収支の赤字が予想を上回ったことを嫌気。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万7519ドル(前日比158ドル安)をつけています。ただ、その後発表された求人労働移動調査(JOLTS)や3月ISM非製造業景況指数がともに予想を上回り景気への信頼感が回復。次第に下落幅を縮める展開に…。しかし、引け近くにラガルドIMF専務理事が世界景気の減速から、成長率見通しを下方修正する考えを示すと、引けにかけ再び下げ幅を拡大。結局、主力3指数とも続落して終わりました。
 ニューヨークダウの出来高は前日比2.5億株増加。戻り高値圏に接近していたことや、決算発表を控えポジション調整の益出しの動きが強まり、幅広く売られたのが特長。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり930、値下がり2166(NASDAQ市場は、817-1970)。VIX指数は1.3ポイント上げ15.42ポイントに上昇。

 NYダウは、続落。大型買収の撤回可能性が伝えられたファイザーが2.08%上げるなど3銘柄が上昇。一方、投資判断の下げがあったシスコシステムズが1.99%、最高執行責任者の退任が伝えられたディズニーが1.7%、それぞれ下落するなど、11銘柄が1%超えの下落。突出して下げたものはなく、決算発表を警戒し、幅広く益出しの動きが広がったようです。業種別では、医薬品、バイオテクノロジー、海運などが上昇。貴金属、産業用資材、公益事業、銀行などが下落。
 NYダウは、前日に続き、これまでの上値抵抗線上での動きを維持。短期テクニカル指標の過熱解消待ちの動きが続いています。長期債金利が買われ金利が低下。リスクオフの動きが強まっており、短期的には下値支持線割れの可能性も強まっています。NASDAQ総合指数も下落に転じた52週移動平均線まで到達した目標達成感が出ており、当面は、NYダウの動きを見ながらの展開になりそう。ドル安になっても原油価格が反応しなくなっていることは、手控え気分を強めさせそうです。

 米国株は続落。円は、原油安やIMFの世界景気下方修正懸念を受けたリスクオフの動きから投機筋の円買いが強まり、対ドルは110円30銭台に前日から1円上昇。一時は2014年10月来の109円92銭をつけています。対ユーロも前日比1円20銭高の125円60銭台と、円独歩高の様相を呈してきました。CME日経平均先物は、円上昇を嫌気し大証先物終値を115円下回る1万5615円で帰ってきました。レンジは1万5535円~1万6085円。出来高は、前日比2万7000枚増の7万1205枚。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せし下落して始まったあとは、底値を探るような動きになりそう。投機筋の動きが激しくなっていることに、政権が神経質になっており介入警戒感が強まっていることや、来週14日~15日にG20 財務相・中銀総裁会合を控えていることなどから、一段と売り込むリスクが高まっており、先物買戻しの動きもはじまりそう。引き続き、指数の居落ち着きを待って、今期業績見通しの明るいテーマ株の押し目を買う方針に変わりはありません。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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