大仏さんの「株やぶにらみ」
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週明けの米国株は、原油高やFRB関係者のハト派発言を受け上昇したものの、決算期入りにともなう懸念から売りが増加。主力3指数とも小反落して終了
 おはようございます。
 日本では、投機的な円高に対し、介入期待が高まっています。しかし、昨日の米国では、ダラス連銀の科プラン総裁が、早すぎる利上げに警告すると発言。同時に、イエレンFRB議長が2月11日に「ドル高(是正)を考慮する」と発言したことと、同じくニュアンスの「ドル高は製造業に逆風…」とも発言。FRBのハト派的な言動が目立ってきました。また、日本で高まる介入期待に対し、ルー財務長官が、通貨安をけん制する発言を行ってきました。「多国籍企業や資源価格にとってプラスになるし、新興国も一息つけるのに、何をやってくれるるんだ…」とでも言いたげな雰囲気です。2月のイエレン発言後、3月に入りドルインデックスの低下が始まり、昨日は、一時、昨年10月以来の94ポイント割れに下落。昨年8月26日以来の水準まで下落してきました。原油価格の上昇に加え、低迷していたバルチック海運指数も2月10日の290ポイントを底に、昨日は555ポイントと、倍近い上昇に…。ドル安が意図されたものなのかどうかはわかりませんが、昨年5月から続いた92ポイント~100ポイントのボックス相場下限に近づいてきたことは確か…。ボックスを下放れたときに何が起きるか…。ECBと日銀総裁の胆力が試される時期が近づいてきました。それにしても、米国の強さって、武力だけではなくヘッジファンドなど投機筋を巻き込んだ金融戦争の強さもあるんですね。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7556ドル41セント      -20ドル55セント(0.12%)
 NASDAQ総合指数       4833.40ポイント         -17.29ポイント(0.36%)
 S&P500              2041.99ポイント         -5.61ポイント(0.14%)
 CME日経平均先物       1万5710円            -30円
 10年物国債金利        1.72%                強含み横ばい
 ニューヨーク原油        40.36ドル             +0.64ドル
 GOLD               1258.0ドル            +14.20ドル
 ドルインデックス         94.00               -0.17    


 週明けの米国株は、17日開催の産油国会合への期待感から原油価格が上昇したことを受け、買いが先行。資源株が買われたほか、FRB関係者から、ハト派的な発言が続いたことも買いを支持。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値1万7731ドル(前週末比155ドル高)をつける場面もありました。この日は、主要な景気指標の発表もなく、買い一巡後は1万7600ドルを挟み神経質な動きが続いていましたが、引け後にアルミ大手アルコアの決算発表を控えており、決算の先行きへの懸念から引けにかけ次第に売りが増加する展開。次第に上げ幅を縮め、結局、主力3指数とも小幅に反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1836、値下がり1245(NASDAQ市場は、1389-1437)。VIX指数は、0.90ポイント上げ16.26ポイントに上昇。決算発表シーズン入りを控え、市場は神経質になってきたようです。

 NYダウは小反落。指数寄与度の大きいゴールドマンザックスが1.28%、JPモルガンが0.8%それぞれ上昇し、指数を下支えしたほか、ドル安を好感しユナイテッドテクノロジーが0.8%上昇。一方、決算への懸念からナイキが2.5%、節税目的の合併が失敗しイメージが悪化したファイザーが1.9%、ヤフーの中核事業部門買収にライバルが現れたベライゾンが1.09%、それぞれ下落。指数の足を引っ張っています。業種別は、自動車・同部品、銀行、鉱山、非鉄などが上昇。食品小売り、アパレル、耐久消費財などが下落。
 NYダウは、依然、高値を結んだ上値抵抗線を意識した持ち合い相場が続いています。これまで、高値で持ち合っては崩れるというパターンを繰り返しており、業績への懸念などから、今回も崩れるのでは…との懸念もあるようです。ただ、これまでと異なるのは、なかなか上回れなかった上値抵抗線上を回復してきたこと…。多国籍企業にとって追い風になる通貨安も起きており、再び、NYダウが主導し高値を奪回する動きも期待できそうです。高水準の空売りの動きがポイント。

 米国株は小反落。円は、原油高や米株高を受け108円台に下落する場面がありましたが、FRB関係者のハト派的な発言や米政府高官の通貨加入への批判的な発言を受け、対ドルは107円90銭台に上昇、対ユーロは123円10銭台と、前週末の水準。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円下回る1万5710円で帰ってきました。レンジは、1万5515円~1万5895円。出来高は、前週末比1万枚減の5万8969枚。本日の日本株は、為替やGLOBEX市場の米株、原油の動きを見ながら神経質な動きをしそうです。14日からG20財務相・中銀総裁会合を控えており、投機筋も無理な売り仕掛けはしてこないと思われ、昨日と同様、材料株を中心に個別色を強めた動きになりそう。今日、米半導体メーカー、エヌビディアのAIへ向けた半導体傾注の記事がありましたが、今後、半導体はパソコンやスマートホンから、自動運転やAI(人工知能)など他の分野に需要が拡大していく可能性が強いようです。日本でも、自動運転や車のミラーレス化、積載カメラの義務付けなどから夜間でも昼間と変わらない映像が可能な高精細の画像センサーが必要になりますが、すでにソニーは昨年から量産化に入り、年内にも大手自動車メーカーで搭載が始まるといいます。新しい分野でリーダーシップを握ろう地している点は、大いに評価できそうです。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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