大仏さんの「株やぶにらみ」
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本日の日本株は、新興市場、小型株が一服する一方、エスカレートした財務大臣の円高けん制発言を受け、売り込まれてきた主力株に買戻しが入り、指数は反発して終了
 麻生財務大臣が、朝から一吠え。「為替への必要な措置は、G20合意内容に沿って行える」と、これまでの円高けん制発言を一歩エスカレートさせました。もともと、14日からのG20財務相・中銀総裁会合や17日開催の産油国会合というイベントリスクを懸念していた投機筋が、朝方から円高やマイナス金利を材料に売り込んできた外需株や金融株を買戻したことから、日経平均は反発していました。このところの円高傾向から自動車株の空売り比率は50%を超える日も珍しくなくなっていましたが、さすがに、投機筋もいったんは売りを手仕舞っておこうと言うことでしょうか。ただ、朝も昨日も書きましたように、米国が明確に「ドル安」を志向し始めている折から、果たしてどこまで円高を是正できるのか…。これまで、原油価格が上がれば、円安になっていたのに、このところ、相関性がなくなっており、米株式、資源価格ともドル安への反応を強めている点には注意が必要。

 イベント通過後の週明けの動きが注目されますが、日欧を除く、他のG20参加国はドル安歓迎というムードですから、果たして、すんなり認めてもらええるかどうか…。昨日も、「日、欧中銀総裁の胆力が試される」としましたが、総論ドル安賛成のムードに逆らい、批判を受けても追加緩和に踏み切れるかどうか…。米国が、一気に景気を過熱状態に持っていき、物価上昇を定着させようという動きに出てきたことから、本来、欧州、日本も思い切った物価上昇のための手を打たねばならないところですが…。今月後半の日米欧の中銀会合は、ちょっとした見ものになると思われます。

 本日の日本株は、昨日の米株安を受け、CME日経平均先物終値にさや寄せする先物売りから、続落してスタート。ただ、麻生財務大臣の円高けん制発言が、エスカレートしたことから、これまで売り込まれてきた、自動車を中心にする外需株やマイナス金利を手掛かりにした銀行株などに後半に買戻しの動きが入ったほか、先物買戻しにともなう円売りにより為替が108円台に下落したことも好感され、出遅れ株中心に買いが入り、終日堅調推移になりました。引け近くに、指数売買に絡む買いが入り一段高。日経平均はこの日の高値1万5963円(前日比212円高)をつける場面もありました。銀行、証券、鉄鋼、海運、輸送用機器など、これまで円高を嫌気して売り込まれてきた業種が上昇。水産・農林、食料品、陸運、情報通信、小売りなど内需系業種が売られていました。騰落状況は、値上がり1331、値下がり515。VI指数は、1.43ポイント下げ26.02ポイントに低下したものの、まだ、先行き懸念があるのか下げ渋っています。

 日経平均は177円66銭高(1.13%)の1万5928円79銭、TOPIXは19.56ポイント高(1.53%)の1299.35ポイントと、ともに反発。主力株に買戻しが入ったことから、出来高は前日比3.1億株増の21億3822万株、売買代金は、2244億円増の2兆0848億円。今日の終値での日経平均サイコロは4勝8敗(33%)、TOPIXは5勝7敗(41%)と、前日と変わらず。RSIは、日経平均が17%→24%、TOPIXは26%→34%にそれぞれ上昇。騰落レシオは87%→91%に上昇。モメンタムは底値圏からの回復傾向。このところ、小型株の堅調を受けTOPIXの上昇率が日経平均を上回る動きが続きましたが、これを受けNT倍率は3月初めの12.5倍台から、直近では12.26倍台まで低下。TOPIX型銘柄優位が続いてきました。過去の動きを見ると、NT倍率の12.2倍割れで、倍率が上昇に転じることが多いのですが、転換すれば日経平均型銘柄にシフトしていきます。まだ、指数的に低下余地があり、小型株、新興市場優位の展開が続くと思われますが、潮目の変化が近いことは、頭に入れておく必要がありそうです。

 まあ、今日も、いちごグループホールディングス、乃村工藝社、福井コンピュータホールディング、ミロク情報サービスが高値を更新。順調に値を伸ばしています。調整している銘柄もありますが、今は、こちらの方に注目すべきところ。以前から、エスカレーター銘柄を継続注目すべし…としてきましたが、同じ銘柄ばかり追えるかとの批判もありました。ただ、同じ銘柄でも株価の位置によっては、全く別の銘柄になるということを知るべきでしょうね。このタイプの銘柄がエスカレーターからエレベーターに変身した時には、強烈な値上がりになるもの。いちいち上げた時ばかり注目していては、せっかくの投資チャンスを逃がしていたことになります。まあ、一発高を狙って「火中の栗」を拾いに行く手もありますが…。とにかく、ここは米国のドル安指向の本気度を測るところ…。
それにしても、ソニーとソフトバンク…異質の動きになってきましたね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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