大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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昨日の米国株は、アジア、欧州株高やFRB関係者のハト派発言を好感し、昨年高値に接近したものの、銀行とハイテク企業決算の明暗を映し、高安まちまちで終了
 おはようございます。
 3月以降、FRBの口先介入やヘッジファンドなど投機筋を巻き込んでのドル安は、過去1年続いてきた93ポイント~100ポイントのボックス下限に接近したところで一服しています。少々、露骨なドル安誘導でしたから、直接的な被害を受けた日、欧の反発があったのかもしれません。昨日は、IMFのラガルド専務理事が、「日本は、急激な為替変動に対し介入が正当化される可能性がある…」と発言。投機筋の動きをけん制する動きをしています。ただ、今回のドル安誘導については新興国の救済の色彩もあり、円急騰前の水準が容認されるはずもなく、当面は、現行水準での持ち合いに推移しそう。でも、もともとの危機を作り出したのは、米国内の銀行にボルカールールの適用など金融危機に対する懲罰的な規制を課した米国にあると思うのですが…。おかげで、投資銀行などが市場の急変などに対し自己勘定で買い向かうことも制限され、市場の変動率が大きくなってしまうというマイナス面が目立ってきました。危機克服の最大の良薬は、締めすぎた規制の輪をちょっとゆるめることですが、大統領に最も近いといわれるクリントン候補は、さらに規制を強化するといいます。世界の流動性供給役の米国が蛇口を占めたら、世界経済は干上がって大干ばつになると思うのですが。本気でやるつもりなのでしょうか。過去、大恐慌後に同じ失敗を犯し、第二次世界大戦につながったことだけは忘れないようにしてもらいたいものです。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7926ドル43セント     +18ドル15セント(0.10%) 
 NASDAQ総合指数      4945.89ポイント        -1.53ポイント(0.03%)
 S&P500            2082.78ポイント        +0.36ポイント(0.02%)
 CME日経平均先物      1万6805円           -95円
 10年物国債金利       1.7810%             +0.0190%
 ニューヨーク原油       41.50ドル            -0.26ドル
 GOLD              1226.50ドル          -21.80ドル
 ドルインデックス        94.93ポイント         +0.15
 

 昨日の米国株は、ユーロ高の一服や好調な企業決算を受け欧州株が上昇した流れを受け、買いが先行。続伸スタートとなりました。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったことや、前日のJPモルガンに続き発表されたバンクオブアメリカの決算が予想を上回り買われたことも支えとなり、上げ幅を拡大。昼過ぎに、ニューヨークダウはこの日の高値1万7962ドル(前日比54ドル高)をつける場面もありました。この日発表された、消費者物価指数(3月)のコア指数が予想を下回ったことや、FRB関係者が利上げに対し消極的な発言を行ったことも支えとなり、終日、プラス圏での推移となりました。

 ただ、決算発表シーズン入りしたことやG20財務相・中銀総裁会合、週末の産油国会合を控え、益出しを急ぐ動きもあり、引けにかけては上げj幅を縮小する場面も…。予想を上回る決算が続いたことを受けた銀行株のほか医薬品、エネルギー、自動車などが買われる一方、HDD(ハードディスク駆動装置)のシーゲート・テクノロジーが冴えない決算を受け急落したことから、ハイテク株や公益事業株などが下落。結局、ニューヨークダウ、S&P500が3日続伸したものの、NASDAQ総合指数が3日ぶりに小反落。高安まちまちで終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1353、値下がり1700(NASDAQ市場は、1383-1413)。VIX指数は0.12ポイント下げ、13.92ポイントに小幅に低下。

 NYダウは3日続伸。JPモルガンが1.29%、GSが0.66%上げるなど指数寄与度の大きい銀行株の上げがNASDAQ総合指数との明暗を分けることになりました。昨年11月高値(17977ドル)に接近したことから高値警戒感も強まり、売り買いが交錯。この日のニューヨークダウの終日値幅は77ドルと小幅にとどまっています。中期のテクニカル指標が警戒ゾーンに入る一方、短期は上げ余地を残すなど、強弱感が対立しやすくなっています。RSI(9日ベース)が3月下旬をピークに下降。株価の動きと逆相関の動きになっている点は気がかり。

 米国株は高安まちまち。円は、熊本の地震受け、一時、108円90銭台に買われる場面があったものの、IMFのラガルド専務理事が過激な変動時の介入を容認する発言をしたことを受け、対ドルは109円30銭台、対ユーロは123円20銭台と、前日から横ばい。CME日経平均先物は、大証先物を95円下回る1万6805円で帰ってきました。レンジは、1万6610円~1万6920円。出来高は、前日比9000枚減の6万7575枚。本日の日本株は、軟調に推移しそう。大規模地震が発生した熊本にはハイテク企業の進出が多く、生産への影響も懸念されそう。昨晩も書いたように、3日間で1000円以上も上げる急騰で迎える週末になることから、益出しの動きも予想されますが、ここでさらに一段高することができれば、日本株の強さが確信できます。今日の焦点は、続伸して週を越せるかに移りそう。引き続き、収益の裏付けがあるテーマ株の押し目買い方針。このところ自動運転関連の記事が増えていますが、パイオニアの押し目が面白くなりそう。 
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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