大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、アジア、欧州株高や原油高を受け上昇したものの、冴えないハイテク企業の決算が明暗を分け、高安まちまちで終了
 おはようございます。
 インテルが決算を発表しました。売上高は、予想より弱含み、EPSは予想を上回るという、まあまあの内容でした。全従業員の1割にあたる1万2000人を削減するという発表もしており、他の米企業と同様にコスト削減でなんとか帳尻を合わせているという格好。ただ、部門別の売り上げをみると、IOT(インターネット・オブ・シングス)関連の売り上げが、前期比22%増と、他の部門をしのぐ大きな伸びになっていました。電子部品業界では、すでにIOT関連は動き始めているとの見方が有力でしたが、これを裏付けるような内容になっています。米半導体業界では、エヌビディアが、AI(」人工知能)や自動運転向けの集積回路に注力するなど、次世代産業に向けた動きが始まっているといわれます。時代は、スマートホンから変化し始めていることになります。円高だから電子部品はダメ…という発想は切り替えたほうがいいかもしれませんね。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8053ドル60セント       +49ドル44セント(0.27%)
 NASDAQ総合指数       4940.33ポイント          -19.69ポイント(0.40%)
 S&P500              2100.80ポイント          +6.40ポイント(0.31%)
 CME日経平均先物      1万7025円              +155円
 10年物国債金利        1.7830%               +0.01%
 ニューヨーク原油        41.08ドル              +1.30ドル
 GOLD               1254.30ドル            +19.30ドル
 ドルインデックス        94.11                 -0.35   


 昨日の米国株は、原油価格の上昇を受けアジア、欧州株が上昇した流れを受け買い先行でスタート。エネルギー株や素材など景気敏感株が買われ、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値1万8103ドル(前日比99ドル高)をつけています。ただ、前日引け後に発表されたIBMの決算が予想を下回り急落。ネット映像配信のネットフリックスの投資判断下げなどハイテク株に悪材料が続いたことに加え、この日発表された住宅販売件数が予想を大はばに下回ったこともイヤケされ、昼にかけ下落幅を縮小。一時、大台を割り込む場面もありました。ただ、予想を上回るゴールドマンザックスやユナイテッドヘルス・グループの決算を受け、株価は持ち直し、引けにかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウとS&P500は続伸。ハイテク株不振を受けNASDAQ総合指数は反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2148、値下がり937(NASDAQ市場は、1529-1294)。VI指数は、0.11ポイント下げ13.24ポイントに低下。一時、昨年10月末以来の13ポイント割れも…。

 NYダウは続伸。次のターゲットである昨年7月高値1万8137ドルに接近したことで戻り売りを警戒する動きが出たようです。決算発表は、売り上げの低下が目立つものの、コスト削減効果でEPSが予想を上回る企業が多く、なんとか株価を支えている格好。昨年11月高値を更新。次のターゲットに接近してきたことから、短期的にはいったん調整があっても良いところ。原油価格の値戻しに加え、ドル安(昨日は、一時、94ポイント割れ)傾向も続いていることから、調整後に、前2回の高値と同様に下値が切り下がるパターンにはいるとは考えにくく、史上最高値挑戦に向いそう。引きつづき、ニューヨークダウ主導の展開。

 米国株は高安まちまち。円は、冴えない景気指標を受け対ユーロでドルが下落したものの、米金利上昇を受け対ドルは109円20銭台に下落。対ユーロも124円台に下落。リスクオフで上げ過ぎた円の水準訂正が続いています。CME日経平均先物は、欧米株高を受け、大証先物終値を155円上回る1万7025円で帰ってきました。レンジは1万6640円~1万7150円。出来高は、前日比1200枚減の6万5077枚。本日の日本株は、欧米株高や円安を受け堅調に推移しそう。先物主導の展開に変わりはなく、裁定取引による現物買いが指数を押し上げるパターンに。先物筋の指数売買と個人主導の新興市場株、小型株物色の2極化の動きが続きそう。このところ、オプション価格1万7500円のコール残が増えており、先高観が強まってきそう。国内中長期投資家が持たざるリスクを意識して買いに出てくるかどうかが焦点に…。前期決算、今期予想がコンセンサスを上回ったいちごグループホールディングスの反応が注目されます。増額修正期待の、ヤマハ、ニチレイ…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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