大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、軟調だった原油価格が反転上昇したことを好感。金利上昇を受けた金融株の上げなどがリードし、NYダウは3日続伸して終了
 おはようございます。
 原油価格が底入れ機運を強めたことから、米国投資家の動きも変化してきたようです。高利回りのジャンク債市場への資金流入が増加。投資適格債との利回り格差が縮小。新興国の債券ファンドに週間で20億ドルを超える資金が流入するなどリスクオンの動きが強まっています。また、市場の落ち着きから、将来的な物価上昇を意識する投資家も増加。インフレ連動債券ETF((TIPS)への資金流入も増加。昨年、通年で26億ドルしかなかった流入額が、今年は4月半ばまでに28億ドルを超える資金が流入。投資家のインフレ期待は予想以上に強まってきたようです。これを受け、昨日の米10年物国債金利は1.85%に上昇。3月末以来の水準に上げてきました。ルー財務長官やイエレンFRB議長の思惑とは異なり、市場は物価上昇の接近を予想して動き始めたようです。ドルインデックスは、約2年のボックス(93~100)の下限に近づいていましたが、この動きを受け再び上げに、転じようとしているようです。市場は、ボックス離れを演じドル安が進行するとして、円買いを増やしていたようですが、目論見違いになるのかも…。以前から書いているように、10万枚をこえる円買いの裏には、日本株先物の売りがあるはずですから、ドルインデックスが反転するようなら、株先物の買戻しから、日経平均の水準訂正が始まる可能性も…。ちよっと甘すぎるかな…。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万8096ドル27セント     +42ドル67セント(0.24%)
 NASDAQ総合指数      4948.13ポイント        +7.80ポイント(0.16%)
 S&P500             2102.80ポイント        +1.60ポイント(0.08%)
 CME日経平均先物      1万7235円           +365円
 10年物国債金利       1.8540%             +0.0710%
 ニューヨーク原油       44.18ドル            +1.71ドル(6月限に交替)
 GOLD              1254.40ドル           +0.10ドル
 ドルインデックス        94.56              +0.44     


 昨日の米国株は、今晩開催のECB(欧州中央銀行)理事会での緩和期待から欧州株が上昇したものの、クエートの原油採掘労働者スト解決を受け原油価格が下落したことを嫌気。売り買いが交錯し前日引け値付近での始まりになりました。ECBのユーロ安に向けた動きを警戒しドルが上昇したことを嫌気し多国籍企業が売られ、一時、マイナス圏に沈む場面があったものの、この日発表された中古住宅販売が予想を上回ったことや、原油在庫統計でヒーティングオイルなど留出油在庫が大幅減になったことを受け、原油価格が急伸すると、次第に買いが優勢となり上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の高値1万8167ドル(前日比114ドル高)をつける場面も…。引けにかけて、今晩のECB理事会を警戒した売りに押され上げ幅を縮小したものの、NYダウとS&P500は、ともに3日続伸。NASDAQ総合指数は反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1753、値下がり1310(NASDAQ市場は、1540-1249)。VIX指数は、0.04ポイント上げ13.26ポイントに強含み。

 NYダウは3日続伸。オバマケアからの撤退を表明したユナイテッドヘルスケアが急伸。原油価格の上げや長期金利上昇を受け、ゴールドマンザックスやJPモルガン、AMEXなど金融株も上昇。前日大幅な人員削減を発表したインテルも上昇。指数寄与度の大きい値嵩株が動いたことが指数を支えました。一方、決算が予想を下回ったコカコーラやドル高を嫌気しボーイングやP&Gなど多国籍企業が下落し、指数の足を引っ張っています。
 この日は、昨年7月の戻り高値(1万8137ドル)を更新。過去最高値に着実に近づいています。本来なら、短期的な調整の可能性があるのですが。原油価格が戻り高値を更新したことからリスクオンの動きが強まり、債券市場からの資金移動も始まっているようです。イラク高官が、5月にもOPECと非OPECの会合がロシアで開催される可能性を示唆するなど原油価格に追い風が吹いており、一気に、史上最高値更新まで突っ走るのかもしれません。米国の投資家心理の改善は予想以上に大きいのでしょうか。

 米国株は、上昇。円は、ECB理事会の追加緩和思惑からユーロが下落した流れはあるものの、米長期金利の上げを受け対ドルは109円80銭台に下落、対ユーロは124円台で横ばい。CME日経平均先物は、円下落を受けた株先物買戻しから、大証先物終値比365円高の1万7235円で帰ってきました。レンジは、1万6850円~1万7320円。出来高は約5000枚減の6万615枚。本日の日本株は、先物高に支えられ堅調に推移しそう。CME日経平均先物上限が1万7320円をつけてきたことから、懸案だった上値抵抗線抜けと、3月の戻り高値1万7291円抜けを達成。2番底を確定する期待が持てます。できれば、上値抵抗線を上回って終わってほしいところですが…。昨日、これまで市場をリードしてきた東証マザーズ指数が下落しており、今日の動きによっては短期的に流れが主力にシフトする動きも…。ただ、これまで、日経平均の予想PERが15.5倍を超えてくると、先物筋の売り仕掛けが入る可能性もあり、深追いは避けたいところ。引き続き、大きなテーマに沿った好業績銘柄の追跡を…。自動運転のソニー、ソフトを入れ替えるだけで様々な用途に使えるロボットのソフトバンクグループ、中国富裕層の見栄っ張り消費が支えるヤマハ。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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