大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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本日の日本株は、日銀の政策据え置きへの失望から、見切り売りやろうばい売りがでて全面安。4日続落して終了
 豪快な肩透かしでした。投資家の多くが土俵の上に転がされてしまった格好です。今回は、立会前の先週金曜日に、出所不明の「日銀貸出金への付利」報道という、猫ダマシ(立会時に、相手の顔の前で手を叩くフェイク技)がありましたから、引っかかった投資家も多かったのではないでしょうか。B社のHという記者のようですが、これで前科二犯。次はもう誰にも信用されないかも…。記者会見では、この報道で取り上げられた貸し出しへの付利について「検討したか…」との問いに対し、黒田総裁は話にもでなかった、と、つれない回答。この記事を流した記者は、ニュースソースについて説明する必要があるのではないでしょうか。どうせ、ニュースソースは出せないと、マスコミ独特の逃げ口上を言うのでしょうが…。

 また、立会時間が終わってからの黒田日銀総裁の会見もひどいもの…。そのうち物価も上がってくるし、マイナス金利の候かも出てくる…の一辺倒。ECBのドラギ総裁は政策据え置きを発表した時は、市場に期待を持たせるようなコメントを残したものですが、どうも日銀の方々は市場との対話は「ど下手」のようです。市場の期待値がトンデモなク上がっていたことは、十分承知していたはずですから、何か市場をなだめるような方策を講じれば良いのですが、株なんて所詮博打みたいなもので、インテリが近づくものではない…という、昔流の考え方が残っているんでしょうね。これだけ投機筋が暴れまわっているのに、何ら有効な手が打てず、世界のまともな投資家から仕手にされなくなってきているというのに…。今回の会見で、黒田日銀総裁が市場とまともに対話する気がないことが分かったような気がします。まあ、レポートでは、どちらに転んでも良いように、連休明けに焦点を合わせておきましたので、週明けに想定通りの材料fが出てくれば、なんとかなるとは思いますが…。

 今日の日本株は、米国市場で日銀緩和期待から(ユーロが高いにもかかわらず)円が下落、CME日経平均先物も高く帰ってきていましたので、日本でも期待先行から上げ幅を拡大。前引け間際には、日経平均は282円高までありました。しかし、政策据え置きが発表されてからの後場の立会は、日銀トレードの投げや連休に備えてポジション整理をするについても、日銀の緩和で上がったところを売ろうと格好つけた投資家のろうばい売りが重なったうえ、裁定解消売りもでて、後場寄りはやり気配が続出。指数採用銘柄が寄り付くたびに指数が下落していくというひどい相場になりました。また、2時過ぎに欧州市場が開くと、今度は同地域からの売りが入りだし、さらに下落に拍車。引け間際には638円安。短時間に920円も下振れた格好。以前から、後場の2時間半で結果を織り込まなければならないため、どちらに振れても振れ幅は大きくなる、としましたが、やはり1000円近い波乱になりました。

 結局、日経平均は、624円44銭安(3.61%)の1万6666円05銭、TOPIXは43.75ポイント安(3.16%)の1340.55ポイントと、ともに4日続落。出来高は前日比11億株増の31億5932万株、売買代金は9200億円増の3兆1868億円と、ともに急増。ろうばい売りが出ていたようです。騰落状況は、値上がり228、値下がり1681と、ほぼ全面安。日銀トレードで買われた証券、その他金融、不動産、保険など緩和関連を上位に、全業種が下落。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは6勝6敗(50%)に低下。RSIは、日経平均が71%→60%、TOPIXは70%→59%に、それぞれ低下。25日線かい離率は、日経平均が+3.8%→+0.2%に、TOPIXは+3.13%→-0.09%に、それぞれかい離が縮小。TOPIXは25日線を下回ってきました。騰落レシオは99%→96%に低下。日経平均三本新値は本日陰転。日銀の肩透かしは、見事に相場を打ち壊すことに成功しました。想定外の動きに、海外市場も同様。欧州株は全面安、GLOBEX市場のニューヨークダウ先物は140ドル近く下落。日経平均先物は、大証先物終値を245円下回る1万6250円台まで売り込まれています。

 本来なら、今日の引けにかけて買戻しが入りある程度戻すはずですが、売りっぱなしで終わった投資家も多いようです。月曜日まで買戻しはできませんので、先安に自信を持っているんでしょうか。まあ、欧米市場がびっくりしているということは、金融政策の常識や日本経済の現状からみて、追加緩和は必要とみていた投資家が多かった、ということでしょう。これで、安倍首相が消費税の引き上げを決断すれば、1997年に橋本内閣と時の日銀が犯した歴史に名を残す大失策を犯すことになりますが…。まあ、しっかりしたブレーンがついているるから、まさかとは思いますが、安倍首相の持つ星は「頑固一徹」」ですから、用心していた方がいいかも…。とにかく、明日から、大型連休に入りますから、2月のように円買いや株先物で売り仕掛けが入らないとも限りません。兎に角、カレンダーが悪すぎる。日経平均も欧米人が忌み嫌う6が4つも並んでしまいました。まさに「オーメン」状態。下値については、レポート直近号で新たに加えたレンジの下限を考えていますが、腰を入れた売り仕掛けが入ると…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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