大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



週末の米国株は、アジア、欧州株安に加え、冴えない景気指標を嫌気した売りのほか、週末、月末要因が重なった売りもあり、続落して終了
 おはようございます。
 市場では、日銀政策据え置きショックが尾を引いています。英・FT紙も社説で緩和見送りを取り上げ、市場の期待を裏切ったことを非難。「サプライズを誘うとすることは危険なゲーム」とし、市場から「気まぐれだ」と評価されるリスクが高まる…など、手厳しい苦言を呈しています。事前の期待値が高まっているときに、市場の言うとおりの政策を発動したら、投機筋に負ける…など、自らのプライドを誇示したかったのかもしれませんが、投機筋からは、「やはり、市場のことを熟知していなかった」と、烙印を押されたことは間違いないところでしょう。投機筋の嵩にかかった攻勢が懸念されますが、市場が日本の構造改革を要望しているときに、安倍首相は、いまだに憲法改正に固執しているようです。彼がこの問題にこだわればこだわるほど、経済対策が後回しにされるとして、投機筋の攻勢が強まることになります。もう少し、市場が何を日本に迫っているかを理解する態度がほしいですね。
 また、昨日米国で発表された半期為替報告書では、監視リストに日本、ドイツ、中國、韓国の4カ国を始めて指定。為替操作への監視を強めていくことにしています。昨日、投機筋が嵩にかかって円買いを進めた背景には、米国が国策としてドル安を進め始めた、と察知したことがあるのでしょう。この中で、G20 後の会見で、ルー財務長官が「円高、ドル安が続く為替市場は、秩序がある」と発言しましたが、同じ文言が掲載されており、日本を監視対象j国として意識していることがうかがわれます。
 市場の過大な期待値があり、何もしなければ大きな反動が予想されたにも関わらず、何もしなかった(できなかった?)裏には、この為替報告書の圧力があった、とすれば、納得できるのですが…。ドルインデックスは、過去一年間の持ち合いゾーンの下限に来ています。このゾーンを下放れると…。投資戦略の見直しが必要になりそうですね。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7793ドル64セント      -57ドル12セント(0.32%)
 NASDAQ総合指数      4775.36ポイント         -29.93ポイント(0.62%)
 S&P500             2065.30ポイント         -10.51ポイント(0.51%)
 CME日経平均先物      1万5860円            -640円(28日大証終値比)
 10年物国債金利        1.8190%             -0.0190%
 ニューヨーク原油       45.92ドル             -0.11ドル
 GOLD              1295.50ドル            +24.10ドル
 ドルインデックス        93.02                -0.75  


 週末の米国株は、アジア、欧州株安の流れを受け売りが先行。続落してスタートしました。朝方発表された個人消費支出(3月)をはじめとする景気指標が、いずれも予想を下回ったことが嫌気されたほか、週末と月末が重なったためのポジション調整の売りが嵩んだことも株価を圧迫し、終日売られる展開に…。ニューヨークダウは、昼過ぎにこの日の安値1万7651ドル(前日比179ドル安)を付けています。前日大株主の売却を嫌気して売られたアップルがこの日も続落したほか、インテルやIBMなどWEB1.0 関連も続落。さえない個人消費支出の数字を受け、マクドナルドやウォルマートなどの消費関連も下落するなど幅広く売られていました。ただ、原油価格が月末のポジション調整の売りをこなして小幅な下落に、とどまったことや、利上げ時期の先延ばし思惑から下落局面では押し目買いが入り。引けにかけては下げ幅を縮めています。結局、NYダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は、先週21日以来7日続落して週の取引を終えています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1308、値下がり1750(NASDAQ市場は、1006-1824)。VIX指数は0.48ポイント上げ15.70ポイントに上昇。じわじわと、先行き不安が高まってきたようです。

 NYダウは続落。これまで上昇中の25日移動平均線が下値を支えてきましたが、この日は、景気の先行き不安や益出しの動きを受け、同移動平均線を下回ってきました。対応点の状況から見て、週明けは25日線が下落に転じる可能性もあり、早急に同線上を回復できない場合、13週付近への調整に入ることも予想されます。どうやら、昨年5月高値、同11月の天井形成時と同様のパターン形成が懸念されるようになってきました。ただ、昨年11月高値を上回っており、同じ状況ではないと思いますが…。

 米国株は続落。円は、日銀の政策据え置きショックが継続。円買いに拍車がかかり、対ドルは106円50銭台に対ユーロは121円90銭台に、それぞれ急騰。シカゴIMM通貨先物市場の投機筋の買いポジションは、日銀会合を前に、いったん、手仕舞われたようですが、予想外の政策据え置きで円を買いなおしたことが、上げに拍車をかけたようです。来週も休みが続くため、投機的な動きが加速する可能性も…。CME日経平均先物は、円上昇にともなう株先物売りが勢いを増し、28日の大証先物終値比640円安の1万5860円で帰ってきました。レンジは、1万5825円~1万6355円。出来高は、前日比約8万枚減の5万1541枚。短期間に大台を二つも変えるなど、投機的な動きが強まっており、週明け月曜日にいったん手じまわれたとしても、また、休みが続くため引き続き方向感の読みづらい展開に…。今後の動きなど、詳しくは、明日の発信のレポートで解説します。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ