大仏さんの「株やぶにらみ」
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3連休明けの日本株は、中国市場の波乱を受け6日続落したものの、個人中心の新興市場株や小型株買いで、底堅い動きに…
 米国が新興市場の安定を意識して採ってきた「ドル安」策が、雇用統計の発表を前に小休止。再び、6月利上げを意識してドルの下落が一服すると、途端に中国がおかしくなってきました。再びドルが上昇ををはじめ、中國から資金が流出を始めるのではないか、との思惑から中国人民元が下落。新規公開株への規制強化の思惑も加わり上海市場も2.8%を超える下落になっています。もともと、今回の中国をはじめとする新興国の危機は、米国の過剰な金融規制の強化から、大手銀行がリスクマネーを引き上げたことから始まっています。これに追い打ちをかけるように、昨年末にFRBが利上げを実施すると、再び、新興国からの資金流出懸念が強まったことから、今年2月になって慌ててドル安政策を取り始め、なんとか危機を納めた…という、状態でした。

 そこに、米国の強すぎる雇用を受け、6月利上げ説が台頭。再び、ドルが強含んできたことから、市場が新興国のことを懸念し始めた、というところでしょう。大体、あれだけ強気だったFRBが急に態度を翻したこと自体、新興国(特に、中国)の状態がまともではない、ということを示すものかもしれません。米国の強い雇用にしても、企業が生産性を高めるために設備投資をするのではなく、雇用を増やして対処しようとしているところに、問題がありそうです。もし、景気が頭打ちになり、企業が雇用や賃金を抑制するようになると、一気に、個人消費が落ち込んで景気が後退する懸念が出てきます。今の、米国景気は、脆い基盤の上に立っている、ということができます。それだけに、景気の足を引っ張るような金融政策はとれず、結局、口先介入などでドル安を促すしかないのかもしれません。日本や欧州にとっては、しんどいことですが、新興国の安定や米製造業、多国籍企業の下支え、大統領選で企業や国民の支持を得るためには、しばらくは、日本と欧州に我慢してもらうしかないのかもしれません。来週のドルの動きと中国市場の動きは注目しておかねばいけないようです。

 さて、まだ、2日の休みを残している日本株ですが、朝方は、3連休前に作られたヘッジポジションの買戻しなどから反発して始まったものの、買戻しの一巡後は、ドル高を嫌気した国際商品の軟化を嫌気。資源株や海運株などから売られたほか、元安を嫌気し中国市場が下落して始まり下げ幅を拡大すると、先行き懸念から先物売りが増加。株先物売りにともない円も買われると、主力株中心に売りが拡大。日経平均は前引け近くにこの日の安値1万5989円(2日終値比158円安)をつける場面もありました。ただ、個人を中心に新興市場株買いが強まり、東証マザーズ指数が上昇に転じると、好業績の中小型株買いに拍車がかかり、次第に下落幅を縮小。引けにかけては、週末のポジション調整の買戻しも入り、結局、6日続落になったものの、日経平均は1万6000円の大台を維持して終わりました。
 
 日経平均は、40円06銭安(0.25%)の1万6106円72銭、TOPIXは1.64ポイント安(0.13%)の1298.32ポイントと、ともに続落して終了。出来高は2日比3.5億株減の21億4094万株、売買代金は同3854億円減の2兆2385億円。騰落状況は、値上がり993、値下がり843と、マザーズの上昇効果で、小型株が上昇したことが指数の下支えに…。TOPIX型銘柄の堅調でNT倍率は12.41倍に低下。
 今日の終値での、日経平均、TOPIXサイコロは、ともに4勝8敗(33%)に低下。底値ゾーンの25%に近づいてきました。RSIは、日経平均が54%→52%、TOPIXは53%→50%に、それぞれ低下。騰落レシオは89%→84%に、それぞれ小幅に低下。指数的には整理未了感が残りますが、目先の指標には、そろそろ売られ過ぎを暗示する指標も出始めており、週明けの動きが注目されます。

 まあ、前段でも書きましたように、今回のドル安にはいろんな要素がからんでおり、やや長引くものと考えたほうがいいかもしれません。政府としても、円安にすることはできませんので、安定化を目指す方向に切り替え、財政刺激策を拡大するなど内需振興で円高のデフレ効果をしのぐことになるんでしょう。しばらくは、好業績の政策テーマ株を追うのが一番良さそうです。詳しくは、日曜日に発信するレポートで解説しますが、一貫して注目してきたAI、ロボット、ビッグデータ関連のUBICは、この相場の中でも逆行高、介護、好業績関連のエスエムエスも堅調、直近レポートで取り上げた円高関連の銘柄も、2日間上昇していました。まあ、しばらくは製造業よりも、政策テーマに沿う内需関連や、經濟のサービス化にともない新たに成長を始めた企業に的を絞り、エスカレータ式に、売り買いを頻繁にして、しつこく追っかけて追いかけていくのがベストなんでしょう。まあ、週明けの政治家さんや日銀関係者の発言に注目ですね。
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プロフィール

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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