大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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週末の米国株は、雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回ったことで、6月利上げ懸念が後退。テクニカルな押し目買いも入り、主力3指数とも上昇して終了。
 おはようございます。
 米雇用統計結果(4月)で、非農業部門就業者数は、予想の20.2万人を下回る16万人の増加にとどまりました。平均時給の年率の伸びが、前月の2.3%から2.5%に増加したことから、先行きの物価上昇を懸念する動きが強まっています。ただ、6月利上げへの見方は、株式市場と債券市場では異なっていました。株式市場は、就業者の伸びが頭打ちになったことから、6月利上げは無理とみて買いで対応したものの、債券関係者は、平均時給の伸びや、就業者数の3か月平均20万人維持に着目。6月利上げを妨げるものではないとの見方で、債券売りで対処。長期金利は上昇しています。株式市場はリスクに対し前向きですが、債券市場関係者は、リスクオフの動きが顕著。膨大な資金は安全資産(?)である債券市場の中をぐるぐる回っており、金利を押し下げています。債券と株式…どちらの将来展望が正しいのかわかりませんが、お互いが綱引きをすることで、ボラティリィティ(市場変動率)が着実に低下しているようです。今後、株価指数の動きは、ますます、こう着感を強め、一方で、AIやIOTなど新しい時代に即応する企業には投資資金が集中するなど、個別色を強めた展開になるのでは…。目利きが重要になりそうですね。まあ、今回の雇用統計結果は、引き締めが必要になるほど強すぎもせず、かといって景気に対する懸念が出るほど弱くもなく、市場にとってはちょうど良い湯加減だだった、とみることもできそう。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7740ドル63セント      +79ドル92セント(0.45%)
 NASDAQ総合指数        4736.16ポイント         +19.07ポイント(0.40%)
 S&P500               2057.14ポイント         +6.51ポイント(0.32%)
 CME日経平均先物        1万6080円            変わらず
 10年物国債金利          1.7790%             +0.0320%
 ニューヨーク原油         44.66ドル             +0.34ドル
 GOLD                1294.00ドル            +21.70ドル
 ドルインデックス          93.83               +0.07      


 週末の米国株は、朝方発表の雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回ったことへの警戒感から、売りが先行。下落してスタートしました。就業者数が予想を下回ったにもかかわらず、FRB関係者が年2回の利上げに言及したこともイヤケされ、ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の安値1万7580ドル(前日比80ドル安)をつけていました。ただ、雇用の伸びが鈍ったことで6月利上げの可能性は減少した、との見方が広がり、次第に買いが優勢となり昼過ぎにはプラス圏に浮上。消費者信用残が予想、前月水準を大幅に上回る増加になったことも支えとなり消費関連や素材、通信などに押し目買いが入り、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数、S&P500は4日ぶりに反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1967、値下がり1083(NASDAQ市場は、1538-1246)。海運、玩具、レジャー用品テクノロジー関連が買われる一方で、公益事業、医薬品、バイオテクノロジー、宅配サービスなどが下落。VIX指数は、1.19ポイント下げ14.72ポイントに低下。

 NYダウは続伸。一時、雇用統計中の平均時給の伸びが大きくなったことら6月利上げを懸念する動きがあったものの、上昇中の50日線に届いたことから押し目買い機運が強まり、反転しています。昨年11月高値時のように戻り高値が切り下がるパターンが懸念されていましたが、ニューヨーク市場の52週来高値更新銘柄数が170を超えるなど漸増傾向にあり、投資家の物色意欲に衰えは見られないようです。また、じり貧状態にあったNASDAQ総合指数も、昨日は上昇中の75日線に到達。日足サイコロが2勝10敗(16%)に低下するなど、テクニカル指標に売られ過ぎを暗示するものが増えてきたことも、NASDAQ市場の見直しにつながっています。当面、両指数とも25日線が低下に向かうことから、上値の重い展開に移行しそう。NASDAQ市場の場合、成長余力の大きい、バイオ、医薬品関連が、大統領選で次第に優位になるクリントン候補の高額薬価抑制策から圧迫を受けることもあり、下値不安はぬぐえません。

 米国株は上昇。円は、平均時給の伸びや非農業部門部門就業者数の3か月平均がFRBが目指す20万人を維持していたことから、6月利上げ懸念も台頭。長期金利が上げたことから対ドルは107円10銭台と横ばい。対ユーロは122円10銭台と強含み。CME日経平均先物は、大証先物終値と変わらずの1万6080円で帰ってきました。レンジは、1万5840円~1万6270円。出来高は、取引が正常化したことから、前日比倍増の5万6727枚に増加。週明けの日本株は、CME日経平均先物が横ばいで帰ってきたことから、方向感のない始まりが予想されます。中国情勢など懸念される動きはありますが、市場の関心は企業決算に移行。個別企業の決算内容を受けた値動きの荒い展開になりそう。すでに決算発表を終えたものの中で、今期の数字が市場予想に届かず売られ他ものなどが面白くなりそう。決算悪で売られたテーマ関連もねらい目に…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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