大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週明けの日本株は、中國株の不安定な動きを嫌気したものの、弱含みの円相場や大手企業の強気の決算見通しなどを好感。7日ぶりに反発して終了。
 今日から、名実ともに大型連休明け相場になります。懸念された連休中の売り仕掛けもなく、とりあえずは一安心でした。週末の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が予想を下回り、6月利上げ懸念は遠ざかったように思われましたが、市場の反応は少々異なったようです。3か月平均は20万人の大台を維持しているほか、平均時給の伸びは年率2.5%に拡大しており、決して6月利上げを妨げるような内容ではなかったことが、ドル売りを敬遠したようです。このところ出てくる景気指標を見ると、3月製造業受注で在庫が8か月ぶりにプラスに転換。企業が在庫調整を終え積み増しに動き始めた可能性もあります。さらに4月のISM製造業景況指数では、仕入価格指数が前月の51.5から59.0に大幅に上昇。一昨年9月以来の水準に上昇。ドル安誘導の効果が出たのか、景気の基調が変わり始めています。案外、市場はこの辺りをみて、6月利上げの可能性を残しているとみて、単純にドル売りに動か無かったんでしょう。

 ただ、債券市場は全く反応していません。この辺りの事情は直近レポートでも解説していますので、参考にしてください。要するに、今までのように元気よく株価が動かなくなる可能性があり、市場の物色動向も変化してくる…可能性があるということですね。大勢観の話ですから、目先の動きとは関係ありませんが…。とにかく、今週は決算発表がすべて。週末13日の940社をピークに週内に2460社を超える企業が決算を発表してきます。なかなか、個人では全てに対応することは難しく、イベントドリブン型のヘッジファンドが勝手予測の数字をベースに下回れば叩き売り、上回れば成り行き買い…みたいな、決算ゲームをやるんでしょうね。結果、今期も増益にも関わらず売られてくるものが出てきますから、あえて目先の動きにつかず、落穂ひろいをやった方が、後々の成果は大き異様な気がします。とにかく、今回の決算予想は、一段の円高観測が出ている中でのものですから、弱気のものが増えてきそうです。日経平均の予想EPSは昨年末1220円くらいありましたが、先週末には1091円まで低下してきています。大手企業の弱気見通しが増えてくると、予想EPSが低下。PERが上昇し、また海外投機筋のやる気を刺激するかもしれませんから…。

 まあ、今週は週末にオプションSQを控え、来週は6月中間決算のヘッジファンドの解約45日前ルールの期限を迎えます。まあ、もう個人投資家は、やりたい放題にされている指数に見切りをつけていますから、大崩しない限りは影響ないとは思いますが、隣のうっとうしいおっさんみたいな感じの動きになるかもしれませんね。

 週明けの日本株は、連休前にリスクヘッジで作っていたポジションを買戻す動きから入り、朝方から高よりしてスタート。買い一巡後は、休み中にさえない景気指標を発表した中国への警戒感から手控え気分が強まり、中国株が続落して始まると次第に上げ幅を縮める展開に…。ただ、麻生財務相が、極端な為替変動に対しては、「介入で対処することもある」と発言したことを好感。後場からは、業績好調の不動産や小売り、食品など内需株を中心に買われ、上げ幅を回復する動きになりました。結局、日経平均、TOPIXとも、7日ぶりに反発して終了。騰落状況は、値上がり1283、値下がり567。VI指数は2.32ポイント下げ27.33ポイントに低下。先行き懸念は後退しているようです。

 日経平均は、109円31銭高(0.68%)の1万6216円03銭。TOPIXは、8.34ポイント高(0.64%)の1306.66ポイント。日経平均のレンジは、1万6159円~1万5292円。出来高は前週末比4.2億株減の17億1849万株(今年2番目の薄商い)。売買代金は同5068億円減の1兆7317億円(今年一番少ない売買代金)。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは5勝7敗(41%)にともに上昇。RSIは、日経平均が52%→48%、TOPIXは50%→46%に、それぞれ低下。騰落レシオは、84%→88%に上昇。指数系のモメンタムは低下気味ですが、物色範囲は拡大する動きも…。

 日経平均に関しては、新たに形成した右肩上がりのレンジ下限を意識した展開に…。前段で書いたような事情からドル相場が強含んでいることが相場の支えになっているようです。4月末の米財務省の半期・為替報告書は対米貿易黒字の多い5カ国を為替操作の監視国と指定しましたが、ユーロ圏のドイツやどうどうと為替操作をやっている中国には関係がなく、もっぱら、日本の円が投資筋に狙われることになります。あまりにも露骨なドル安策をとっていることから、対米批判も強まっているはずで、G7サミットを前に、ややトーンダウンしている印象を受けます。とにかく、ドルインデックスは大きな分岐点に差し掛かっており、ここでの動きによって日本株は大きく左右されてきます。今のところ、麻生財務相の為替介入可能発言もあり、円安が進行し、これを好感して株式先物も1万6300円台に乗せてきていますが、動き出した米政府がどんな態度に出てくるか…。まあ、今週は、指数より個別ですね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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