大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週末の米国株は、消費関連企業の業績悪化や予想を上回る景気指標を受けた利上げ懸念もあり、主力3指数とも下落して終了
 おはようございます。 昨晩は、家内が急に大阪に出ることになり、主夫に…。買い出しや夕食作りで、結局、書き込みも処方箋もらいにも行けず…。ご容赦!

 昨日の日経平均は、234円13銭安(1.41%)の1万6412円21銭、TOPIXは17.06ポイント安(1.28%)の1320.19ポイントと、ともに反落。朝方は、オプションSQに絡む買いが入り上昇して始まったものの、軟調な中国株やGLOBEX市場での原油、米株安を受けた売りに加え、週末のポジション調整の先物売りなどから、寄り後まもなく下落に転換。昼にかけ下落幅を拡大。その後は1万6500円を挟んだでもみ合ったものの、引けにかけ再度売りなおされ、この日の安値圏で終わりました。その他製品、医薬品の2業種が上昇。水産農林、鉱業、ゴム製品、紙パルプなど業績悪が発表された業種を上位に31業種が下落。騰落状況は、値上がり410、値下がり1487.

 日経平均サイコロは5勝7敗(41%)、TOPIXサイコロは4勝8敗(33%)にそれぞれ低下。RSIは、日経平均が55%→42%、TOPIXは54%→40%に、それぞれ低下。底値圏の40%割れに接近。25日線かい離は、ともにマイナスかい離を拡大。騰落レシオは110%→102%。指数の調整が急ピッチで進んでいます。物色の広がりを見る騰落レシオは低下しましたが、個人を中心に週末に伴い、いったん、ポジションを閉じる動きが出たようですが、引き続き週明けもかさ上げ的な動きは継続しそう。
 レポート注目株も今週は決算発表をするものが多かったですが、いずれも今期業績については、想定を上回っており週明毛」相場では、評価上げがありそうです。詳しくはレポートで…。

 気になるのは、この日発表の投資主体別売買動向。28日の日銀会合へ向け海外投機筋は、先物の買戻しを急ぎましたが、会合は肩透かしで終わりました。連休期間中に、海外投資家は、現物を3100億円売り越しましたが、先物についても、日経平均、TOPIXを合計で2840億円売りこしていました。想定外の日銀の動きに、買い戻した分を改めて売った…ということですが、基本的な弱気の見方がまだ続いていることになります。今後、景気対策へ向けての政策的な動きが出てくることから、以前のような強引な売りは無いものと思われますが、米国市場の動きに懸念されるところもあり、当面、海外投機筋の動きからは目が離せないようです。
 
 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7535ドル62セント      -185ドル18セント(1.05%)
 NASDAQ総合指数       4717.68ポイント         -19.65ポイント(0.41%)
 S&P500             2046.61ポイント         -17.50ポイント(0.85%)
 CME日経平均先物       1万6390円            +50円
 10年物国債金利         1.7050%              -0.0520%
 ニューヨーク原油         46.21ドル             -0.49ドル
 GOLD               1272.70ドル            +1.50ドル
 ドルインデックス          94.58               +0.41


 昨日の米国株は、欧州主要市場が米小売売上高の増加などを好感し上げた流れを受け、買いが先行。堅調に始まったものの、需給の悪化を懸念し原油価格が軟調に推移しエネルギー株が売られたことや、この日も百貨店大手、ノードストロームの業績見通し下方修正やJCペニーのさえない決算など小売り関連に悪材料が続いたことから、個人消費への懸念が継続。消費関連が幅広く売られたほか、4月小売売上高が大幅な伸びになったことが、利上げにつながるとの見方から、売りが拡大。週末控えであることもポジション調整の売りを誘い引けにかけ次第に下落幅を拡大する展開に…。ウォルマート(-2.86%)、ホームデポ(-1.79%)、P&G(-1.43%)など消費関連のほか、エネルギー関連、金融、運輸、など幅広く売られていました。結局、ニューヨークダウは反落。NASDAQ総合指数とS&P500は3日続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1018、値下がり2047(NASDAQ市場は、1144-1627)。VIX指数は、0.63ポイント上げ15.04ポイントに上昇。

 NYダウは反落。4月20日に戻り高値を付けて以降の安値を更新。この日は、当面の下値支持線とみられていた50日線も下回ってきました。指数採用銘柄中の下落数が26に達するなど、幅広く売られており、来週末にオプションSQを控えてのポジション調整売りの可能性も…。昨年5月高値、11月高値形成後の動きと似通ってきましたが、前2回のケースでは、その後、中國の元切り下げショック、米利上げというマイナス材料がでて深押ししており、先行きが懸念されます。急上昇してきた13週移動平均線が1万7500ドル付近にあり、このゾーンで下げ止まれるかどうかが、来週の焦点に…。

 米国株は、下落。円は、強い米景気指標を受け一時、下落幅を拡大したものの、IMFのラガルド専務理事が英国のEU離脱後の世界経済のリセッション入りを懸念し、リスクオフの動きが強まり、対ドルは108円60銭、対ユーロは122円80銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を50円上回る1万6390円で帰ってきました。レンジは、1万6310円~1万6815円。出来高は、前日比約4000枚増の6万2976枚。週明けの日本株は、底堅い始まりになりそうです。当面は、週末発表の決算結果を織り込む展開になりそうですが、クレディスイスが起こしたフロントランニングの問題から、アナリスト予想の提示が遅れる可能性もあり、折込には時間がかかることも想定されます。決算発表後は、政策テーマに関心が移る…としましたが、安倍首相は、消費税増税の先送りを決断した、と日経が報道。週明けから政策テーマを追う動きが始まりそう。詳しくは、注目株を含め、明日発信のレポートで解説します。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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